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IBM System x3105 Type 4347
問題判別の手引き
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IBM System x3105 Type 4347
問題判別の手引き
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お願い:
本書および本書で紹介する製品
る一般情 報、および IBM System x Documentation CD に収められている「保証およびサポート情 報」資
料をお読みください。
IBM 発行のマニュアルに関する情 報のページ
http://www.ibm.com/jp/manuals/
こちらから、日本語版および英語版のオンライン・ライブラリーをご利用いただけます。また、マニュアルに関する
ご意見やご感想を、上記ページよりお送りください。今後の参考にさせていただきます。
(URL は、変更になる場合があります)
お客
様の環境によっては、資料中の円記号がバックスラッシュと表示されたり、バックスラッシュが円記号と表示さ
れたりする場合があります。
原
典: IBM System x3105 Type 4347
Problem Determination and Service Guide
発 行: 日本アイ・ビー・エム株式会社
担 当: ナショナル・ランゲージ・サポート
第1刷 2006.9
この文書では、平成明朝体™W3、平成明朝体™W7、平成明朝体™W9、平成角ゴシック体™W3、平成角ゴシック体™
W5、および平成角ゴシック体™W7を使用しています。この(書体*)は、(財)日本規格協会と使用契約を締結し使用し
ているものです。フォントとして無断複製することは禁止されています。
注* 平成明朝体™W3、平成明朝体™W7、平成明朝体™W9、平成角ゴシック体™W3、
平成角ゴシック体™W5、平成角ゴシック体™W7
© Copyright International Business Machines Corporation 2006. All rights reserved.
© Copyright IBM Japan 2006
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目次
© Copyright IBM Corp. 2006
iii
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iv IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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目次
v
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vi IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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安全について
Before installing this product, read the Safety Information.
Antes de instalar este produto, leia as Informações de Segurança.
Pred instalací tohoto produktu si prectete prírucku bezpecnostních instrukcí.
Læs sikkerhedsforskrifterne, før du installerer dette produkt.
Lees voordat u dit product installeert eerst de veiligheidsvoorschriften.
Ennen kuin asennat tämän tuotteen, lue turvaohjeet kohdasta Safety Information.
Avant d’installer ce produit, lisez les consignes de sécurité.
Vor der Installation dieses Produkts die Sicherheitshinweise lesen.
Prima di installare questo prodotto, leggere le Informazioni sulla Sicurezza.
Les sikkerhetsinformasjonen (Safety Information) før du installerer dette produktet.
Antes de instalar este produto, leia as Informações sobre Segurança.
© Copyright IBM Corp. 2006
vii
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Antes de instalar este producto, lea la información de seguridad.
Läs säkerhetsinformationen innan du installerar den här produkten.
トレーニングを受けたサービス技術員のためのガイドライン
このセクションは、トレーニングを受けたサービス技術員のための情 報を記載しま
す。
安全点検ガイド
このセクションの情 報は、IBM 製品の保守を行う場合に、潜在する危険な状況を識
別するために役立てていただくためのものです。各 IBM 製品には、設計され組み
立てられた時点で、ユーザーとサービス技術員を障害から保護するための安全項目
が義務付けられています。このセクションでは、こうした項目のみに言及していま
す。このセクションの対象とならない IBM 以外の代替製品
の機構やオプションの装置の接続により起こりうる潜在的な危険を識別するには、
適切な判断を行う必要があります。危険な状況が存在する場合、その危険がどの程
度深刻なものであるか、この問題を解決せずに製品に対する作業を続行できるかど
うかについて判断する必要があります。
の使用または IBM 以外
次のような状況
v 電気的な危険。特に、1 次側 電源。 フレームの 1 次電圧が、重大または致命的
な感電事故の原因になる場合があります。
v 爆発の危険。例えば、損傷を受けた CRT 表面またはコンデンサーの膨らみ。
v 機械的な危険。例えば、ハードウェアのゆるみまたは脱落。
とそれが提示する危険について検討します。
製品
を点検して潜在的な危険条件の有無を調べるには、以下のステップを実行して
ください。
1. 電源がオフになっていて、電源
2. 外部 カバーに損傷、ゆるみ、または切れ目がないことを確認し、鋭くとがった個
所の有無を調べます。
3. 以下について電源コードをチェックします。
v 接地線を含む 3 線式の電源コードのコネクターが良好な状態であるかどう
か。3 線式接地線の導通が、外部 地ピンとフレーム・アース間を計器で測定
して、0.1 オーム以下であることを確認します。
コードが切り離されていることを確認します。
接
v 電源
であるか。
v 絶縁体が擦り切れたり摩耗していないか。
4. カバーを取り外します。
5. 明らかに IBM によるものでない改造個 所をチェックします。IBM 以外の改造個
所の安全については適切な判断を行ってください。
6. 金属のやすりくず、汚れ、水やその他の液体、あるいは火災や煙による損傷
の兆
候など、明らかに危険な状況でないか、サーバーの内部 をチェックします。
viii IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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7. 磨耗したケーブル、擦り切れたケーブル、または何かではさまれているケーブル
がないかをチェックします。
8. パワー・サプライ・カバーの留め金具 (ねじまたはリベット) が取り外された
り、不正な変更がされていないことを確認します。
電気機器の保守のためのガイドライン
電気機器の保守を行う際は次のガイドラインに従います。
v 作業域に電気的危険がないかどうかをチェックしてください。こうした危険と
は、例えば、濡れたフロア、接
地されていない電源延長ケーブル、電気サージ、
安全保護用のアースがないことなどです。
v 承認済みのツールおよびテスト装置を使用してください。工具の中には、握りや
柄の部 分のソフト・カバーが感電防止のための絶縁性を持たないものがありま
す。
v 安全な操作状態のために電気ハンド・ツールを規則
さい。磨耗したり破損したツールやテスターは使用しないでください。
v デンタル・ミラーの反射面で、通電中の電気回路に触れないでください。この表
は導電性があります。これで触れると、人体の傷害や機械の損傷を起こす可能
的に検査および保守してくだ
面
性があります。
v ゴム製のフロア・マットの中には、静電気の放電を減少させるために、小さい導
電ファイバーを含むものがあります。このタイプのマットを感電の保護として使
用しないでください。
v 危険な状態、または危険な電圧を持つ装置のそばで、1 人で作業しないでくださ
い。
v 電気事故が発生した場合に、すぐに電源
(EPO) スイッチ、切断スイッチ、あるいは電源コンセントの場所を見つけておき
ます。
v 機械的な点検、電源
けを行う前には、すべての電源を切り離してください。
v 機器での作業を開始する前に、電源コードを抜いておきます。電源コードを抜く
ことができない場合は、この機器に電力を供給している配電盤の電源をオフにし
てこの配電盤をオフにロックするように、お客様に依頼してください。
v 電源と回路が切断されていることを前提にしないでください。まず、電源がオフ
になっていることを確認してください。
をオフにできるよう、非常電源切断
近くでの作業、またはメイン・ユニットの取り外しや取り付
v 電気回路がむき出しの機器で作業する必要
がある場合、次の予防手段をとってく
ださい。
– 必要
している別の人物に立ち会ってもらう。
– 電源がオンになっている電気装置の作業を行う際は、片手のみを使用する。も
う一方の手は、ポケットの中に入れておくか、背中に回しておきます。こうす
ることで、感電の原因となる完全な回路が形成されるのを防ぐことができま
に応じて、すぐに電源
スイッチを切れるように、電源
オフ制 御機構を理
解
す。
– テスターを使用する際には、制 御機構を正しくセットして、このテスター用に
承認されたプローブ・リード線および付属品
を使用する。
安全について ix
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– 適切なゴム製マットの上に立ち、床の金属部 分や機器のフレームなどのアース
と自分の身体とを絶縁する。
v 高電圧の測定時には、細心の注意を払ってください。
v パワー・サプライ、ポンプ、ブロワー、ファン、電動発電機などのコンポーネン
トの正しい接
地状態を確保するために、これらのコンポーネントの保守は、その
通常の作動位置以外の場所では行わないでください。
v 電気的事故が発生した場合は、十分に用心し、電源
をオフにして、別の人物に医
療援助を求めに行かせてください。
x
IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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安全について
重
要:
すべての「注意」と「危険」の注意書きには番号が付いています。この番号
は、英語の Caution と Danger と対応する翻訳文の「注意」と「危険」を相
互参照するのに使用します。
例えば、「Caution」の注意書きに数字の 1 が付いていた場合、Safety
Information 小冊子を見ればその注意書きに対応した 1 の翻訳文が見つかりま
す。
この資料で述べられている手順を実施する前
きをすべてお読みください。 もし、サーバーあるいはオプションに追加の安
全情 報がある場合はその装置の取り付けを開始する前にお読みください。
に「注意」と「危険」の注意書
安全について xi
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安全 1:
危険
電源ケーブルや電話線、通信
ケーブルからの電流は危険です。
感電を防ぐために次の事項を守ってください。
v 雷雨の間はケーブルの接続や切り離し、または本製品
の設置、保守、再構成を
行わないでください。
v すべての電源コードは正しく配線され接地されたコンセントに接続してくださ
い。
v ご使用の製品
てください。
v 信号ケーブルの接続または切り離しは可能なかぎり片手で行ってください。
に接続するすべての装置も正しく配線されたコンセントに接続し
v 火災、水害、または建物に構造的損傷の形跡が見られる場合は、どの装置の電
源もオンにしないでください。
v 取り付けおよび構成手順 で特別に指示されている場合を除いて、装置のカバー
を開く場合はその前
に、必ず、接続されている電源コード、通信システム、ネ
ットワーク、およびモデムを切り離してください。
v ご使用の製品
または接続された装置の取り付け、移動、またはカバーの取り外
しを行う場合には、次の表の説明に従ってケーブルの接続および切り離しを行
ってください。
ケーブルの接続手順
1. すべての電源をオフにします。
2. 最初に、すべてのケーブルを装置に接 2. 最初に、電源コードをコンセントから取
します。 り外します。
3. 信号ケーブルをコネクターに接 3. 信号ケーブルをコネクターから取り外し
す。 ます。
4. 電源コードを電源コンセントに接 4. すべてのケーブルを装置から取り外しま
す。 す。
5. 装置の電源
:
ケーブルの切り離し手順
:
1. すべての電源をオフにします。
続
続しま
続しま
をオンにします。
xii IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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安全 2:
注意:
リチウム・バッテリーを交換する場合は、 IBM 部品
が推奨する同等タイプのバッテリーのみを使用してください。システムにリチウ
ム・バッテリーが入ったモジュールがある場合、そのモジュールの交換には同じメ
ーカーの同じモジュール・タイプのみを使用してください。バッテリーにはリチウ
ムが含まれており、適切な使用、扱い、廃棄をしないと、爆発するおそれがありま
す。
番号 33F8354 またはメーカー
次のことはしないでください。
v 水に投げ込む、あるいは浸す
v 100°C (華氏 212 度) 以上に過熱
v 修理または分解
バッテリーを廃棄する場合は地方自治体の条例に従ってください。
安全について xiii
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安全 3:
注意:
レーザー製品
(CD-ROM、DVD ドライブ、光ファイバー装置、または送信機など)
を取り付ける場合には、以下のことに注意してください。
v カバーを外さないこと。カバーを取り外すと有害なレーザー光を浴びることがあ
ります。この装置の内部には保守が可能な部品
はありません。
v 本書に記述されていないコントロールや調整を使用したり、本書に記述されてい
ない手順 を実行すると、有害な光線を浴びることがあります。
危険
一部のレーザー製品
には、クラス 3A またはクラス 3B のレーザー・ダイオー
ドが組み込まれています。次のことに注意してください。
カバーを開くとレーザー光線の照射があります。光線を見つめたり、光学装置を
用いて直接見たり、光線を直接浴びることは避けてください。
xiv IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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安全 4:
≥18 kg
≥32 kg
≥55 kg
注意:
装置を持ち上げる場合には、安全に持ち上げる方法に従ってください。
安全 5:
注意:
装置の電源制御ボタンおよび電源機構 (パワー・サプライ) の電源スイッチは、装置
に供給されている電流をオフにするものではありません。装置には 2 本以上の電源
コードが使われている場合があります。 装置から完全に電気を取り除くには給電部
からすべての電源コードを切り離してください。
2
1
安全について xv
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安全 8:
注意:
電源機構 (パワー・サプライ) または次のラベルが貼られている部分のカバーは決し
て取り外さないでください。
このラベルが貼られているコンポーネントの内部には、危険な電圧、強い電流が流
れています。これらのコンポーネントの内部には、保守が可能な部品
ん。これらの部品に問題があると思われる場合はサービス技術員に連絡してくださ
い。
はありませ
重
要
:
本サーバーは、あらゆる配電障害条件で最大相間電圧を 240 V に維持する
IT 用配電システムでの使用に適しています。
安全 12:
注意:
このラベルが貼られている近くには高温になる部品
が存在します。
安全 13:
危険
分岐回路に過負荷がかかると発火や感電の危険性が生じます。 このような危険を
避けるためシステムが必要
とする電源容量が電源回路の安全容量を超えないこと
を確認してください。 ご使用の装置の電気仕様は装置に付属のマニュアルに記載
されています。
xvi IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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第 1 章 概要
この問題判別の手引き には、IBM® System x3105 Type 4347 サーバーで発生する
可能性のある問題を判別するのに役立つ情 報が記載されています。この手引きで
は、サーバーに付属の診断ツール、エラー・コードと推奨アクション、および障害
のあるコンポーネントを交換するための手順について説明します。
交換可能なコンポーネントには、次の 3 つのタイプがあります。
v Tier 1 のお客
様による交換が可能な部品 (CRU): IBM が Tier 1 と指定する
CRU の交換はお客様ご自身の責任で行っていただきます。お客様の要請により
IBM が Tier 1 CRU の導入を行った場合は、その料金を請求させていただきま
す。
v Tier 2 のお客
お客様ご自身で取り付けることができますが、対象のサーバーに指定された保証
サービスの種類に基づき、追加料金なしで IBM に取り付けを要求することもで
きます。
v 技術員により交換される部品
り付ける必要があります。
様による交換が可能な部品 (CRU): Tier 2 と指定された CRU は
(FRU): FRU は訓練されたサービス技術員のみが取
保証の条件およびサービスと支援の入手についての情 報は、「保証およびサポート
報」を参照してください。
情
関連資料
本書に加えて、サーバーには以下の資料が付属しています。
v インストール・ガイド
この印刷資料には、サーバーのセットアップ手順と一部 のオプションの装置の基
本的な取り付け手順が記載されています。
v ユーザーズ・ガイド
この資料は、IBM System x™ Documentation CD に PDF 形式で収められていま
す。この資料には、サーバーに関する一般情 報が、機能に関する情 報、およびサ
ーバーの構成方法も含めて記載されています。サーバーがサポートするオプショ
ン装置の取り付け、取り外し、および接
続の詳細な手順も記載されています。
v ラック搭載手順
この印刷資料には、ラックへのサーバーの搭載手順が記載されています。
v Safety Information
この資料は、IBM System x Documentation CD に PDF 形式で収められていま
す。この資料には、注意と危険に関する注記が翻訳されて記載されています。こ
の資料に記載されたそれぞれの注意および危険の注記には番号が付けられ、それ
を使用して自国語の対応する注記を「Safety Information」資料の中で見つけ出す
ことができます。
© Copyright IBM Corp. 2006
1
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v 保証およびサポート情
報
この資料は、IBM System x Documentation CD に PDF 形式で収められていま
す。この資料には、保証の条件およびサービスと支援の入手に関する情 報が記載
されています。
サーバーのモデルによっては、追加の資料が IBM System x Documentation CD に入
っている場合があります。
System x および xSeries Tools Center は、ファームウェア、デバイス・ドライバ
ー、およびオペレーティング・システムの更新、管理 、およびデプロイを行うため
のツールに関する情 報が掲載されているオンライン情 報センターです。 System x
および xSeries Tools Center は
サーバーは、サーバーに付属の資料には記載されていない機能を備えている場合が
あります。資料は、このような機能に関する情 報を含めるために更新されることが
あります。また、資料に記載されていない追加情 報を記載するためのテクニカル更
新情 報が発行される場合があります。これらの更新情 報は、IBM Web サイトから入
手できます。更新された資料や技術更新情 報があるかどうかを確認するには、次の
ステップを実行してください。
注: IBM の Web サイトは、定期的に変更されます。実際の手順は、本書に記載さ
れているものと多少異なる場合があります。
2. 「Hardware」リストから、「System x3105」を選択して、「Go」をクリック
します。
3. 「Install and use」タブをクリックします。
4. 「Product documentation」をクリックします。
本書の注記
本書で使用する「注意」と「危険」の注記は、IBM System x Documentation CD に
入っているマルチリンガルの「Safety Information」資料にも記載されています。各注
記には番号を付けて、「Safety Information」に記載のそれぞれに対応する注記を参照
できるようになっています。
本書では、以下の注記が使用されています。
v 注: これらの注記には、重
v 重 : これらの注記は、不都合な、または問題のある状態を避けるのに役立つ情
報または助言が書かれています。また、これらの注記は、プログラム、装置、ま
たはデータを損傷するおそれのあることを示します。「重 」は、損傷を起こす
おそれのある手順または状況の説明の直 に記載されています。
v 注意: これらの注記は、ユーザーに対して危険となりうる状態を示します。「注
意」の注記は、危険となりうる手順または状態の記述の直 に書かれています。
要
なヒント、説明、助言が書かれています。
要
要
前
前
v 危険: これらの注記は、ユーザーに対して致死的あるいはきわめて危険となりう
る状態を示します。「危険」の注記は、致死的またはきわめて危険となりうる手
順または状態の直
前
に書かれています。
2
IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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機能および仕様
次の表は、このサーバーの機能と仕様を要
約したものです。サーバー・モデルによ
っては、一部 の機能が使用できなかったり、一部 の仕様が適用されない場合があり
ます。
表 1. 機能および仕様
マイクロプロセッサー:
パワー・サプライ: 310 ワット (90-240 V AC) 1 環境:
v
AMD シングル・コア Athlon プロセッサ
ー、またはデュアル・コア Opteron プロセ
ッサー
つ
v
室温:
サーバー・オン時: 10° から 35°C
: サーバーの電源をオンにする前
–
重
要
に、AC 電
高度: 0 から 914 m
源
入力電圧が、使用する地域の正しいレベル
(110 V AC または 220 V AC の範囲内) に設定
されていることを確認してください。
v
v
512 KB または 2 MB (各コアに 1 MB)
のレベル 2 キャッシュ
–
サーバー・オフ時: 0° から 60°C
高度: 0 から 2133 m
1000 MHz ハイパー・トランスポート (HT)
インターフェース
v
湿度 (作動および記憶): 8% から 80%
サイズ:
発熱量
v
v
v
v
高さ: 420 mm
メモリー:
時間あたりの発熱量 (英国熱量単位 (Btu)) 近似値
奥行き: 448 mm
v
v
v
最小: 512 MB
v
v
最小構成: 185 Btu/時 (54 ワット)
最大構成: 853 Btu/時 (250 ワット)
幅: 175 mm
最大: 8 GB
質量: 14 kg から 17 kg (構成により異なりま
す)
タイプ: Unbuffered
電源入力:
PC2-5300、double-data-rate 2 (DDR2) 667
MHz ECC 付き
v
v
v
正弦波入力 (50 または 60 Hz) 必須
入力電圧および周 波数範囲は手動で選択
低電圧入力レンジ:
内蔵機能:
v
コネクター: 4 個 のデュアル・インライ
ン・メモリー・モジュール (DIMM) コネク
ター、2-way インターリーブ
v
Broadcom 5721 10/100/1000 イーサネット・コ
ントローラー (RJ-45 イーサネット・ポート付
きのシステム・ボード上)
–
–
最小: 100 V AC
最大: 127 V AC
v
v
v
v
1 個 のシリアル・ポート
ドライブ: (モデルによって異なります)
v
v
高電圧入力レンジ:
1 個 のパラレル・ポート
v
v
v
v
ディスケット: (オプション) 1.44 MB
ハード・ディスク: SATA
–
–
最小: 200 V AC
最大: 240 V AC
2 ポートの Serial ATA コントローラー
6 個 の Universal Serial Bus (USB) v2.0 ポー
オプションのテープ・ドライブ: SATA
次のいずれかの IDE ドライブ:
入力キロボルト・アンペア (kVA) (近似値):
ト (前
面
に 2 個 、背
面
に 4 個
)
–
最小: 0.10 kVA (全モデル)
最大: 0.50 kVA
v
v
ATA-100 単一チャネル IDE コントローラー
ATI ES1000 ビデオ
–
–
–
–
CD-ROM
–
CD-RW (オプション)
DVD-ROM (オプション)
DVD/CD-RW コンボ (オプション)
–
–
SVGA および VGA と互換
16 MB ビデオ・メモリー
注:
1. 電力消費量と発熱量は、インストール済みのオプ
ション機構の数とタイプ、および使用する電源
オプション機構に依存します。
管
診断 LED:
理
v
v
ファン
ドライブ・ベイ: (モデルにより異なります)
メモリー
v
5.25 型ベイ 2 つ (CD または DVD ドライ
ブ 1 台が搭載済み)
2. これらのレベルは、米国規格協会 (ANSI) S12.10
および ISO 7779 の指定する手順に基づく制 御さ
れた音響環境において測定され、ISO 9296 に従
って報告されています。ある場所における実際の
音響放出ノイズ:
v
3.5 型取り外し可能メディア・ドライブ・
ベイ、オプションの内部 ディスケット・ド
ライブ
v
v
音響パワー、アイドリング時: 4.3 ベル
音響パワー、作動時: 4.8 ベル
音圧レベルは、室の反響と他の近隣ノイズ源
の影
v
3.5 型ハード・ディスク・ベイ 2 つ (ハー
ド・ディスク 1 台が搭載済み)
響により記載された平均値を超えることがありま
す。ここに記載した公称音響パワー・レベルは上
限を示し、ほとんどのサーバーはこれ以下で作動
します。
拡張スロット:
v
v
PCI Express x8 のスロット 2 つ
PCI 33 MHz/32 ビットのスロット 2 つ
ビデオ・コントローラー: システム・ボード
上に 16 MB の SDRAM ビデオ・メモリーを
備えた ATI ES1000 ビデオ・コントローラー
ファン: 速度制 御ファン 1 つ
第 1 章
概要
3
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サーバーのコントロール、LED、およびコネクター
このセクションでは、サーバーの前
面
および背
面
にあるコントロール、発光ダイオ
ード (LED)、およびコネクターについて説明します。
前面図
下図は、サーバーの前
面
にあるコントロールと LED を示しています。
CD または DVD イジェクト・ボタン
CD または DVD ドライブから CD または DVD を取り出すときに、この
ボタンを押
します。
(オプション) ディスケット・イジェクト・ボタン
このボタンを押して、ディスケットをディスケット・ドライブから取り出し
ます。
ハード・ディスク活動 LED
この LED が点滅しているときは、ハード・ディスクが使用中であることを
示します。
USB コネクター
USB 装置をこれらのコネクターに接
続します。
システム・エラー LED
このオレンジ色の LED が点灯しているときは、システム・エラーが発生し
たことを示します。システム・ボード上の LED が点灯していると、エラー
の分離にも役立つことがあります。
4
IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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電源制御ボタン
このボタンは、手動でサーバーの電源
このサーバーには、電源 御ボタンのシールドが付いています。
をオン/オフにするときに押
します。
制
パワーオン LED
この LED が点灯している場合、サーバーの電源
す。この LED がオフのときは、AC 電源が入っていないか、パワー・サプ
が入っていることを示しま
ライまたは LED 自体が故障していることを示します。
注: この LED がオフの場合、サーバーに電力がないことを示すわけではあ
りません。LED が焼き切れている場合もあります。サーバーから電力
をすべて除去するには、電源コードを電源コンセントから切り離す必要
があります。
(オプション) ディスケット・ドライブ活動 LED
この LED が点灯しているときは、ディスケット・ドライブが使用中である
ことを示します。
CD または DVD ドライブ活動 LED
この LED が点灯しているときは、CD または DVD ドライブが作動中で
す。
背面図
下図は、サーバーの背
面
にあるコネクターと LED を示しています。
電源コード・コネクター
電源コードをこのコネクターに接
続します。
第 1 章
概要
5
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パワー・サプライ・エラー LED
このオレンジ色の LED が点灯しているときは、パワー・サプライ・エラー
が発生したことを示します。
AC 電源 LED
この緑色の LED が点灯していると、サーバーが AC 電源に接続されてい
ることを示します。
ビデオ・コネクター
モニターをこのコネクターに接
続します。
パラレル・コネクター
パラレル装置をこのコネクターに接
続します。
シリアル・コネクター
9 ピンのシリアル装置をこのコネクターに接
続します。
イーサネット・リンク状況 LED
この LED は、イーサネット・コネクターに付いています。この LED が点
灯しているときは、イーサネット・ポート上にアクティブな接
続が存在する
ことを示します。
USB コネクター
USB 装置をこれらのコネクターに接
続します。
イーサネット・コネクター
このコネクターを使用してサーバーをネットワークに接
続します。
イーサネット活動 LED
この LED は、イーサネット・コネクターに付いています。この LED が点
灯しているときは、サーバーとネットワーク間に活動があることを示しま
す。
6
IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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表 2. システム・ボードのジャンパー・ブロック
ジャンパー名
説明
ブート・ブロック (JP5)
v ピン 1 と 2: 通常 (デフォルト)
CMOS 消去 (J19)
v ピン 1 と 2: CMOS データの消去 (始動パスワードと管理
ワードが消去されます)
者パス
v ピン 2 と 3: CMOS データを保持 (デフォルト)
BIOS リカバリー (J22)
v ピン 1 と 2: 通常 (デフォルト)
v 未取り付け (取り外し済み): BIOS リカバリー
10 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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第 2 章 診断
この章
では、サーバーに発生する可能性がある問題を解決するのに役立つ診断ツー
ルについて説明します。
この章
い。
診断ツール
次のツールは、ハードウェア関連の問題の診断と解決に役立ちます。
v POST ビープ・コード、エラー・メッセージ、およびエラー・ログ
パワーオン・セルフテスト (POST) は、テストが正常に完了した場合または問題
を検出したときに、ビープ・コードおよびメッセージを生成します。詳しくは
v トラブルシューティング表
これらの表は、問題の現象および問題を訂正するためのアクションをリストして
v システム・ボード・エラー LED
サーバー前
面
のシステム・エラー LED が点灯していると、システム・ボード上
v 診断プログラム、メッセージ、およびエラー・メッセージ
診断プログラムは、サーバーの主要
コンポーネントのための基本テスト方式で
す。診断プログラムは、IBM Enhanced Diagnostics CD に入っています。 詳しく
してください。
POST
サーバーの電源
をオンにすると、サーバー内のサーバー・コンポーネントと一部
の
オプション装置の動作を検査する一連のテストが実行されます。この一連のテスト
を「パワーオン・セルフテスト」または POST と呼びます。
始動パスワードが設定されている場合は、POST を実行するためには、プロンプト
が出されたときに、パスワードを入力して、Enter キーを押す必要があります。
POST が問題を検出せずに完了する場合、ビープ音が 1 回鳴り、サーバーの始動が
完了します。
POST で問題が検出されると、ビープ音が複数回鳴るか、エラー・メッセージが表
© Copyright IBM Corp. 2006
11
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POST ビープ・コード
ビープ・コードは、短いビープ音または長いビープ音の組み合わせ、または休止で
区切った一連の短いビープ音です。例えば、「1-2-3」というビープ・コードは、1
ビープ音、休止、2 ビープ音、休止、および 3 ビープ音の組み合わせを表します。
ビープ・コードは、POST で問題が検出されたことを示します。ビープ・コードの
ビープ・コードの説明
以下の表では、ビープ・コードについて、および検出された問題を訂正するための
推奨アクションについて説明します。
1 つの問題で複数のエラー・メッセージが出されることがあります。そのような場
合には、最初のエラー・メッセージの原
因を訂正してください。他のエラー・メッ
セージは、次回に POST を実行するときに発生しません。
例外: もし、複数のエラー・コードが、ある 1 つのマイクロプロセッサーのエラー
を示している場合、そのエラー原
因はマイクロプロセッサーのこともあれば
マイクロプロセッサー・ソケットのこともあります。マイクロプロセッサー
v
v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。
様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
v
ビープ・コード
説明
処置
1-1-3
CMOS 書き込み/読み書きテストが失敗
しました。
1. バッテリーを取り付け直
します。
2. 以下のコンポーネントを、示された順序で一
度に 1 つずつ交換し、そのたびにサーバー
を再始動します。
a. バッテリー
b. (トレーニングを受けたサービス技術員の
み) システム・ボード
1-1-4
BIOS ROM チェックサムが失敗しまし
た。
1. BIOS コードを回復します。
2. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ)
システム・ボードを交換します。
1-2-1
1-2-2
1-2-3
プログラマブル・インターバル・タイマ (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シ
ーが失敗しました。
ステム・ボードを交換します。
DMA の初期化が失敗しました。
(トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シ
ステム・ボードを交換します。
DMA ページ・レジスター書き込み/読み (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シ
取りが失敗しました。 ステム・ボードを交換します。
12 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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v
v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。
v
ビープ・コード
説明
処置
1-2-4
RAM リフレッシュ検査が失敗しまし
1. DIMM を取り付け直します。
た。
2. 以下のコンポーネントを、示された順序で一
度に 1 つずつ交換し、そのたびにサーバー
を再始動します。
a. DIMM
b. (トレーニングを受けたサービス技術員の
み) システム・ボード
1-3-1
最初の 64 K RAM テストが失敗しまし
た。
1. DIMM を取り付け直
します。
2. 以下のコンポーネントを、示された順序で一
度に 1 つずつ交換し、そのたびにサーバー
を再始動します。
a. DIMM
b. (トレーニングを受けたサービス技術員の
み) システム・ボード
2-1-1
2-1-2
2-1-3
2-1-4
2-2-2
2 次 DMA レジスターが障害を起こしま (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シ
した。 ステム・ボードを交換します。
1 次 DMA レジスターが障害を起こしま (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シ
した。 ステム・ボードを交換します。
1 次割り込みマスク・レジスターが障害 (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シ
を起こしました。 ステム・ボードを交換します。
2 次割り込みマスク・レジスターが障害 (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シ
を起こしました。
ステム・ボードを交換します。
キーボード・コントローラーが失敗しま
した。
1. キーボード・ケーブルを取り付け直
します。
2. 以下のコンポーネントを、示された順序で一
度に 1 つずつ交換し、そのたびにサーバー
を再始動します。
a. キーボード
b. (トレーニングを受けたサービス技術員の
み) システム・ボード
第 2 章
診断 13
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v
v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。
v
ビープ・コード
説明
大な SMBUS エラーが発生しました。
処置
3-3-2
重
1. 電源
コードを切り離して 30 秒待ち、再試行
します。
2. 以下のコンポーネントを取り付け直
します。
a. DIMM
b. (トレーニングを受けたサービス技術員の
み) システム・ボード
3. 以下のコンポーネントを、示された順序で一
度に 1 つずつ交換し、そのたびにサーバー
を再始動します。
a. DIMM
b. (トレーニングを受けたサービス技術員の
み) システム・ボード
3-3-3
システム内に作動可能なメモリーがあり
ません。
1. メモリーを取り付けたばかりの場合は、新し
いメモリーがご使用のサーバーに対して正し
いか、また取り付けた DIMM の数が正しい
か調べます (オプションのメモリー・モジュ
重
要: 一部 のメモリー構成では、POST
時に 3-3-3 のビープ音コードが鳴り、そ
のあと表示画
面がブランクになる場合が
ールの取り付けに関して詳しくは、「ユーザ
あります。この現象が発生して、
Configuration/Setup ユーティリティー・
プログラムの「Startup Option」メニュ
ーの「Boot Fail Count」機能が
「Enabled」(デフォルト設定) に設定さ
れている場合は、サーバーを 3 回再始動
して、システム BIOS がメモリー・コネ
クターを「Disabled」から「Enabled」
ーズ・ガイド」を参照してください)。
2. DIMM を取り付け直
します。
3. 以下のコンポーネントを、示された順序で一
度に 1 つずつ交換し、そのたびにサーバー
を再始動します。
a. DIMM
b. (トレーニングを受けたサービス技術員の
に強制 的にリセットする必要
がありま
み) システム・ボード
す。
エラー・ログ
POST エラー・ログには、POST 中に生成された最新の 3 つのエラー・コードとメ
ッセージが入っています。システム・イベント/エラー・ログには、POST 中に生成
されたメッセージと、サービス・プロセッサーからのすべてのシステム状況
メッセ
ージが入っています。
システム・イベント/エラー・ログのサイズには制 限があります。ログがフルになっ
ていると、新しい項目は既にある項目を上書きしません。そのため、システム・イ
ベント/エラー・ログは Configuration/Setup ユーティリティー・プログラムを使用し
て定期的に消去する必要があります (メニューの選択については、「ユーザーズ・
14 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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ガイド」を参照してください)。エラーのトラブルシューティングを行うときは、必
ずシステム・イベント/エラー・ログを消去して、最新のエラーを容易に見つけられ
るようにしてください。
POST の初期段階でシステム・イベント/エラー・ログに書き込まれる項目では、デ
フォルトのタイム・スタンプとして誤った日付が示されます。しかし POST が進行
するにつれて、日付と時刻は修正されます。
各システム・イベント/エラー・ログの項目はそれぞれ独自のページに表示されま
す。1 つの項目から次の項目に移動するには、上矢印 (↑) と下矢印 (↓) のキーを使
用します。
POST エラー・ログおよびシステム・イベント/エラー・ログの内容は、
Configuration/Setup ユーティリティー・プログラムを使用して表示することができま
す。Configuration/Setup ユーティリティー・プログラムの使用方法についての詳細
は、「ユーザーズ・ガイド」を参照してください。
エラー・ログを表示するには、次のステップを実行してください。
1. サーバーの電源
を入れます。
2. プロンプト Press F1 for Configuration/Setup が表示されたら、F1 を押しま
す。
3. Error Logsを選択します。
4. 以下の手順のいずれかを使用します。
v POST エラー・ログを表示するには「POST Error Log」を選択します。
v システム・イベント/エラー・ログを表示するには「System Event/Error
Log」を選択してください。
POST エラー・コード
以下の表では、POST エラー・コードについて、および検出された問題を訂正する
ための推奨アクションについて説明します。
v
v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。
様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
v
エラー・コード 説明
処置
062
デフォルト構成を使用して、連続 3 回ブー
トに失敗
1. システム・ファームウェアを最新レベルに更新し
照)。
2. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シス
テム・ボードを交換します。
101, 102
刻時タイマー内部 割り込み、内部 タイマー・ (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) システ
チャネル 2 ム・ボードを交換します。
第 2 章
診断 15
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v
v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。
v
エラー・コード 説明
処置
106
ディスケット・コントローラーに障害が発生
しました。
1. Configuration/Setup ユーティリティー・プログラム
に、取り付けられているディスケット・ドライブ
のタイプが正しく反映 されていることを確認しま
す。
2. 以下のコンポーネントを取り付け直
します。
a. ディスケット・ドライブ・ケーブル
b. ディスケット・ドライブ
3. 以下のコンポーネントを、示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動し
ます。
a. ディスケット・ドライブ・ケーブル
b. ディスケット・ドライブ
c. (トレーニングを受けたサービス技術員) システ
ム・ボード
151
リアルタイム・クロック・エラー
1. バッテリーを取り付け直
します。
2. 以下のコンポーネントを、示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動し
ます。
a. バッテリー
b. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シ
ステム・ボード
161
リアルタイム・クロック・バッテリー・エラ
ーが発生しました。
1. バッテリーを取り付け直
します。
2. 以下のコンポーネントを、示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動し
ます。
a. バッテリー
b. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シ
ステム・ボード
16 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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v
v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
v
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要
があります。
エラー・コード 説明
処置
162
入出力装置構成エラーが発生しました。
1. Configuration/Setup ユーティリティー・プログラム
を実行し、「Load Default Settings」を選択し
て設定を保管します。
2. 以下のコンポーネントを取り付け直
します。
a. バッテリー
b. 障害のある装置 (装置が FRU の場合、装置の
交換は、トレーニングを受けたサービス技術員
のみが行うことができます)
3. 以下のコンポーネントを、示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動し
ます。
a. バッテリー
b. 障害のある装置 (装置が FRU の場合、装置の
交換は、トレーニングを受けたサービス技術員
のみが行うことができます)
c. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シ
ステム・ボード
163
リアルタイム・クロック・エラーが発生しま
した。
1. Configuration/Setup ユーティリティー・プログラム
を実行し、「Load Default Settings」を選択し
て、日時が正しいことを確認し、設定を保管しま
す。
2. バッテリーを取り付け直
します。
3. 以下のコンポーネントを、示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動し
ます。
a. バッテリー
b. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シ
ステム・ボード
164
メモリー構成が変更されました。
1. Configuration/Setup ユーティリティー・プログラム
を実行し、「Load Default Settings」を選択し
て設定を保管します。
2. DIMM を取り付け直
します。
3. 以下のコンポーネントを、示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動し
ます。
a. バッテリー
b. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シ
ステム・ボード
第 2 章
診断 17
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v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。
エラー・コード 説明 処置
184
v
v
始動パスワードが損傷
しています。
1. Configuration/Setup ユーティリティー・プログラム
を実行し、「Load Default Settings」を選択し
て設定を保管します。
2. バッテリーを取り付け直
します。
3. 以下のコンポーネントを、示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動し
ます。
a. バッテリー
b. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シ
ステム・ボード
187
VPD シリアル番号が設定されていません。
1. Configuration/Setup ユーティリティー・プログラム
を実行し、シリアル番号を設定して、その構成を
保管します。
2. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シス
テム・ボードを交換します。
189
289
誤ったパスワードを使用してサーバーへのア サーバーを再始動し、管理
者
パスワードを入力してか
クセスを試みました。
ら、Configuration/Setup ユーティリティー・プログラ
ムを実行して、始動パスワードを変更します。
ユーザーまたはシステムにより DIMM が使
用不可にされました。
1. ユーザーにより DIMM が使用不可にされた場合
は、Configuration/Setup ユーティリティー・プログ
ラムを実行して、その DIMM を使用可能にしま
す。
2. DIMM が正しく取り付けられていることを確認し
3. DIMM を取り付け直
します。
4. DIMM を交換します。
301
キーボードまたはキーボード・コントローラ
ーのエラーが発生しました。
1. USB キーボードを取り付けてある場合は、
Configuration/Setup ユーティリティー・プログラム
を実行してキーボードなしの操作を使用可能に
し、始動時にこのエラー・メッセージが表示され
ないようにします。
2. キーボード・ケーブルを取り付け直
します。
3. 以下のコンポーネントを、示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動し
ます。
a. キーボード
b. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シ
ステム・ボード
18 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。
エラー・コード 説明 処置
303
v
v
キーボード・コントローラーのエラーが発生
しました。
1. キーボード・ケーブルを取り付け直
します。
2. 以下のコンポーネントを、示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動し
ます。
a. キーボード
b. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シ
ステム・ボード
602
無効なディスケット・ブート・レコードのエ
ラーが発生しました。
1. ディスケット・ドライブ・ケーブルを取り付け直
します。
2. 以下のコンポーネントを、示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動し
ます。
a. ディスケット・ドライブ・ケーブル
b. ディスケット・ドライブ
c. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シ
ステム・ボード
604
ディスケット・ドライブのテスト中にエラー
が発生しました。
1. Configuration/Setup ユーティリティー・プログラム
に、取り付けられているディスケット・ドライブ
のタイプが正しく反映 されていることを確認しま
す。
2. ディスケット・ドライブ・ケーブルを取り付け直
します。
3. 以下のコンポーネントを、示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動し
ます。
a. ディスケット・ドライブ・ケーブル
b. ディスケット・ドライブ
c. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シ
ステム・ボード
第 2 章
診断 19
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v
v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。
v
エラー・コード 説明
処置
662
ディスケット・ドライブの構成エラーが発生
しました。
1. Configuration/Setup ユーティリティー・プログラム
に、取り付けられているディスケット・ドライブ
のタイプが正しく反映 されていることを確認しま
す。
2. 以下のコンポーネントを取り付け直
します。
a. ディスケット・ドライブ・ケーブル
b. ディスケット・ドライブ
3. 以下のコンポーネントを、示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動し
ます。
a. ディスケット・ドライブ・ケーブル
b. ディスケット・ドライブ
c. (トレーニングを受けたサービス技術員) システ
ム・ボード
962
パラレル・ポートの構成エラーが発生しまし
た。
1. オプションのハードウェア装置を変更した場合
は、Configuration/Setup ユーティリティー・プログ
ラムで、パラレル・ポートが正しく設定されてい
ることを確認します。設定が正しくない場合は、
設定を変更し、その設定を保管します。
2. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シス
テム・ボードを交換します。
1162
シリアル・ポートの構成がシステム内の別の
装置と競合しています。
1. シリアル・ポートに必要
な割り込み要求 (IRQ) と
入出力ポートの割り当てが使用可能になっている
ことを確認します。
2. すべての割り込みがアダプターによって使用され
ている場合は、アダプターを取り外し、割り込み
をシリアル・ポートに使用可能な状態にして、別
のアダプターに割り込みを強制 的に共用させま
す。
3. Configuration/Setup ユーティリティー・プログラム
で、シリアル・ポートが正しく設定されているこ
とを確認します。設定が正しくない場合は、設定
を変更し、その設定を保管します。
4. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シス
テム・ボードを交換します。
20 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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v
v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。
v
エラー・コード 説明
1762
処置
ハード・ディスク構成エラーエラーが発生し
ました。
1. Configuration/Setup ユーティリティー・プログラム
を実行して、デフォルト設定をロードします。
2. 以下のコンポーネントを取り付け直
します。
a. ハード・ディスク・ケーブル
b. ハード・ディスク
c. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シ
ステム・ボード
3. ステップ 2 にリストされたコンポーネントを、リ
ストに示された順序で一度に 1 つずつ交換し、そ
のたびにサーバーを再始動します。
178x
ハード・ディスク・エラーが発生しました。
1. ハード・ディスク・ケーブルを取り付け直
しま
す。
2. ハード・ディスク・ケーブルを交換します。
3. ハード・ディスクの診断テストを実行します。
4. 以下のコンポーネントを、示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動し
ます。
a. ハード・ディスク
b. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シ
ステム・ボード
第 2 章
診断 21
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v
v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。
v
エラー・コード 説明
1801 PCI アダプターが、利用不能のメモリー・リ
処置
1. Configuration/Setup ユーティリティー・プログラム
ソースを要
求しました。
で、使用不可にされている装置がないことを確認
します。
2. PCI スロット、または PCI Express スロット内の
アダプターの順序を変更します。始動 (ブート) 装
置が、スキャン順序の中で早い順位にあることを
確認します。(スキャン順序について詳しくは、
IBM System x Documentation CD に収録されてい
る「ユーザーズ・ガイド」を参照してください。)
3. Configuration/Setup ユーティリティー・プログラム
で、PCI または PCI-X アダプターおよび他のすべ
てのアダプターの設定が正しいことを確認しま
す。メモリー・リソースの設定値が正しくない場
合は、その設定値を変更します。
4. すべてのメモリー・リソースが使用されている場
合には、アダプターを 1 つ取り外して、PCI また
は PCI-X アダプターがメモリーを使用できるよう
にする必要
があります。アダプター上の BIOS を
使用不可にすると、エラーを訂正できることがあ
ります。アダプターに付属の資料を参照してくだ
さい。
1802
PCI アダプター、または PCI Express アダ
プター用に使用可能な入出力スペースが残っ
ていません。
1. Configuration/Setup ユーティリティー・プログラム
で、PCI または PCI-X アダプターおよび他のすべ
てのアダプターの設定が正しいことを確認しま
す。
2. エラー・コードが特定の PCI、または PCI
Express スロットまたは装置を示している場合は、
その装置を取り外します。
3. 各アダプターを取り付け直
します。
4. 以下のコンポーネントを、示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動し
ます。
a. アダプター
b. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シ
ステム・ボード
22 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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v
v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。
v
エラー・コード 説明
処置
1803
1804
1805
メモリー不足 (PCI、または PCI Express ア
ダプター用の 1 MB より上)
1. Configuration/Setup ユーティリティー・プログラム
で、PCI または PCI-X アダプターおよび他のすべ
てのアダプターの設定が正しいことを確認しま
す。
2. エラー・コードが特定の PCI、または PCI
Express スロットまたは装置を示している場合は、
その装置を取り外します。
3. 各アダプターを取り付け直
します。
4. 以下のコンポーネントを、示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動し
ます。
a. アダプター
b. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シ
ステム・ボード
メモリー不足 (PCI、または PCI Express ア
ダプター用の 1 MB より下)
1. Configuration/Setup ユーティリティー・プログラム
で、PCI または PCI-X アダプターおよび他のすべ
てのアダプターの設定が正しいことを確認しま
す。
2. エラー・コードが特定の PCI、または PCI
Express スロットまたは装置を示している場合は、
その装置を取り外します。
3. 各アダプターを取り付け直
します。
4. 以下のコンポーネントを、示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動し
ます。
a. アダプター
b. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シ
ステム・ボード
PCI オプション ROM チェックサム・エラ
ー
1. 障害のあるアダプターを取り外します。
2. 各アダプターを取り付け直
します。
3. 以下のコンポーネントを、示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動し
ます。
a. 障害のあるアダプター
b. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シ
ステム・ボード
第 2 章
診断 23
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v
v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。
v
エラー・コード 説明
処置
1806
PCI 組み込みセルフテスト (BIST) で障害が
発生しました。
1. Configuration/Setup ユーティリティー・プログラム
で、PCI または PCI-X アダプターおよび他のすべ
てのアダプターの設定が正しいことを確認しま
す。
2. エラー・コードが特定の PCI、または PCI
Express スロットまたは装置を示している場合は、
その装置を取り外します。
3. 各アダプターを取り付け直
します。
4. 以下のコンポーネントを、示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動し
ます。
a. アダプター
b. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シ
ステム・ボード
1807, 1808
一般 PCI エラーが発生しました。
1. Configuration/Setup ユーティリティー・プログラム
で、使用不可にされている装置がないことを確認
します。
2. 障害のあるアダプターを取り付け直
注: アダプターのエラー LED が点灯している場
合は、まずそのアダプターを取り付け直します。
どの LED も点灯していない場合は、各アダプタ
ーを一度に 1 つずつ取り付け直し、そのたびにサ
します。
ーバーを再始動して、障害のあるアダプターを特
定します。
3. 以下のコンポーネントを、示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動し
ます。
a. アダプター
b. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シ
ステム・ボード
24 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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v
v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。
v
エラー・コード 説明
1962
処置
ハード・ディスクに有効なブート・セクター
が含まれていません。
1. ブート可能なオペレーティング・システムがイン
ストールされていることを確認します。
2. ハード・ディスクの診断テストを実行します。
3. ハード・ディスク・ケーブルを取り付け直
しま
す。
4. 以下のコンポーネントを、示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動し
ます。
a. ハード・ディスク・ケーブル
b. ハード・ディスク
c. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シ
ステム・ボード
5962
IDE、CD、または DVD ドライブ構成エラ
ーが発生しました。
1. Configuration/Setup ユーティリティー・プログラム
を実行して、デフォルト設定をロードします
2. CD ドライブまたは DVD ドライブのケーブルを
取り付け直
します。
3. 以下のコンポーネントを、示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動し
ます。
a. CD または DVD ドライブ・ケーブル
b. CD または DVD ドライブ
c. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シ
ステム・ボード
8603
ポインティング・デバイス・エラーが発生し
ました。
1. ポインティング・デバイスのケーブルを取り付け
直します。
2. 以下のコンポーネントを、示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動し
ます。
a. ポインティング・デバイス
b. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シ
ステム・ボード
第 2 章
診断 25
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v
v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。
v
エラー・コード 説明
00012000
処置
プロセッサー・マシン・チェック・・エラー
が発生しました。
1. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) マイ
クロプロセッサーを取り付け直
します。
2. 以下のコンポーネントを、示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動し
ます。
a. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) マ
イクロプロセッサー
b. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シ
ステム・ボード
00019701
プロセッサーが組み込みセルフテスト
(BIST) に失敗した。
1. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) マイ
クロプロセッサーを取り付け直
します。
2. 以下のコンポーネントを、示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動し
ます。
a. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) マ
イクロプロセッサー
b. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シ
ステム・ボード
01298101
プロセッサー不良更新データ・エラーが発生
しました。
2. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) マイ
クロプロセッサーを取り付け直
します。
3. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) マイ
クロプロセッサーを交換します。
I9990301
ハード・ディスク・ブート・セクター・エラ
ーが発生しました。
1. ハード・ディスク・ケーブルを取り付け直
しま
す。
2. ハード・ディスクを取り付け直
します。
3. 以下のコンポーネントを、示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動し
ます。
a. ハード・ディスク・ケーブル
b. ハード・ディスク
c. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シ
ステム・ボード
26 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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v
v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。
v
エラー・コード 説明
I9990305
処置
オペレーティング・システムが見つかりませ
ん。
1. ブート可能なオペレーティング・システムがイン
ストールされていることを確認します。
2. ハード・ディスクの診断テストを実行します。
3. 以下のコンポーネントを取り付け直
します。
a. ハード・ディスク
b. CD または DVD のドライブとケーブル
c. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シ
ステム・ボード
4. ステップ 3 にリストされたコンポーネントを、リ
ストに示された順序で一度に 1 つずつ交換し、そ
のたびにサーバーを再始動します。
I9990650
AC 電源
が復元されました。
1. 電源コードを取り付け直します。
2. 外部 電源の中断をチェックします。
3. 電源コードを交換します。
第 2 章
診断 27
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チェックアウト手順
チェックアウト手順は、サーバーにおける問題を診断するために行う必要
がある一
連の作業です。
チェックアウト手順 について
ハードウェア障害を診断するためのチェックアウト手順を行う前
に、以下の情 報を
よくお読みください。
v 診断プログラムは、サーバーの主要
コンポーネント (例えば、システム・ボー
ド、イーサネット・コントローラー、キーボード、マウス (ポインティング・デ
バイス)、シリアル・ポート、およびハード・ディスクを含む) の基本テスト方式
です。これらのプログラムを使用して、一部 の外部 装置をテストすることもでき
ます。問題の原
因がハードウェアにあるか、ソフトウェアにあるかが不確実な場
合は、診断プログラムを使用して、ハードウェアが正しく作動しているかどうか
を確認することができます。
v 診断プログラムを実行すると、1 つの問題で複数のエラー・メッセージが出るこ
とがあります。複数のエラー・メッセージを受け取った場合は、最初のエラー・
メッセージの原
因を訂正してください。次回に診断プログラムを実行すると、他
のエラー・メッセージは表示されなくなる可能性があります。
例外: もし、複数のエラー・コードが、ある 1 つのマイクロプロセッサーのエラ
ーを示している場合、そのエラー原
因はマイクロプロセッサーのこともあ
ればマイクロプロセッサー・ソケットのこともあります。マイクロプロセ
v 診断プログラムを実行する前
に、障害を起こしたサーバーが共用ハード・ディス
ク・クラスター (外部 ストレージ装置を共用する複数のサーバー) の一部 であるか
どうかを確認してください。サーバーがクラスターの一部 である場合は、記憶装
置 (記憶装置内のハード・ディスク) および記憶装置に接
続されているストレー
ジ・アダプターの診断テストを除いて、すべての診断プログラムを実行すること
ができます。以下の条件が 1 つでも一致する場合は、障害を起したサーバーがク
ラスターの一部 である可能性があります。
– 障害のあるサーバーがクラスター (外部 ストレージ・デバイスを共用する複数
のサーバー) の一部 であると確認できた場合。
– 障害を起したサーバーに 1 つ以上の外部 記憶装置が接
続されており、接続さ
れている記憶装置の少なくとも 1 つが別のサーバーまたは未確認の装置に接
続されている場合。
– 1 つ以上のサーバーが、障害を起こしたサーバーの近くに配置されている場
合。
重
要: サーバーが共用ハード・ディスク・クラスターの一部 である場合は、一度
に 1 つだけのテストを実行してください。「Run Quick Test」や「Run
Normal Test」など、複合したテストを実行しないでください。これらを行
うと、ハード・ディスク診断テストが有効になることがあります。
28 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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てください。
v 偶発的な問題については、エラー・ログを検査
チェックアウト手順 の実行
チェックアウト手順を実行するには、次のステップを実行してください。
1. サーバーはクラスターの一部 ですか?
v はい: クラスターに関連したすべての障害のあるサーバーをシャットダウンし
2. 次のステップを実行してください。
a. サーバーおよび接
b. ケーブルおよび電源コードをすべてチェックします。
c. モニターの輝度調整とコントラストをすべて中間位置に設定します。
d. すべての外部 装置の電源をオンにします。
の『トラブルシューティング表』 を参照してください。
f. サーバー前 のシステム・エラー LED をチェックします。点灯していた場合
続されているすべての外部 装置の電源をオフにします。
面
g. 次の結果が出ることを確認します。
v 1 回のビープ音によって示される、POST の正常終了
v オペレーティング・システム・デスクトップ上の読み取り可能な画
面によ
って示される、始動の正常終了
3. 1 回以上のビープ音が鳴ったか、POST エラー・コードが表示されましたか?
要
ください。
– 診断プログラムが正常に完了しても、なお問題があると思われる場合は、
第 2 章
診断 29
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チェックポイント・コード (トレーニングを受けたサービス技術員のみ)
チェックポイント・コードは、サーバーが停止したときに行われていたチェックを
提供します。このコードは、エラー・コードまたは推奨される交換部
品を示すもの
ではありません。チェックポイント・コードはシステム・ボードのチェックポイン
ト・ディスプレイに表示されます。チェックポイント・ディスプレイを使用するこ
とにより、サーバーを再始動するごとにビデオが初期化されるのを待つ必要
がなく
なります。
チェックポイント・コードには、複合プログラマブル論理 装置 (CPLD) ハードウェ
ア・チェックポイント・コードと BIOS チェックポイント・コードの 2 つのタイプ
があります。 BIOS コードが更新されるときに、BIOS チェックポイント・コード
が変更されることがあります。
System x3105 サーバーのチェックポイント・コードのリストについては、
30 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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トラブルシューティング表
合致する現象がある問題については、トラブルシューティング表を見て解決策を見
つけてください。
新しいソフトウェアまたは新しいオプション装置を追加した直
後に、サーバーが作
動しなくなった場合は、トラブルシューティング表を使用する前に、次のステップ
を実行してください。
1. 追加したばかりのソフトウェアまたは装置を取り除きます。
2. 診断テストを実行して、サーバーが正しく動作するかどうかを判別します。
3. 新しいソフトウェアをインストールまたは新しい装置を取り付け直
します。
CD または DVD ドライブの問題
v
v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。
v
現象
処置
CD または DVD ドライブが認
識されない。
1. 以下の点を確認します。
v Configuration/Setup ユーティリティー・プログラムで、CD または DVD ドラ
イブが接続されている IDE チャネル (1 次または 2 次) が使用可能にされて
いる。
v ケーブルおよびジャンパーがすべて正しく取り付けられているか。
v CD または DVD ドライブ用の正しいデバイス・ドライバーがインストール
されている。
2. CD または DVD ドライブ診断プログラムを実行します。
3. 以下のコンポーネントを取り付け直
します。
a. CD または DVD ドライブ
b. CD または DVD ドライブ・ケーブル
c. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) システム・ボード
4. ステップ 2 にリストされたコンポーネントを、リストに示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動します。
CD または DVD が正しく作動
していない。
1. CD または DVD を清掃します。
2. CD または DVD ドライブ診断プログラムを実行します。
3. CD ドライブまたは DVD ドライブを取り付け直
します。
4. CD ドライブまたは DVD ドライブを交換します。
第 2 章
診断 31
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v
v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。
v
現象
処置
1. サーバーの電源
CD または DVD ドライブ・ト
レイが作動していない。
がオンになっていることを確認します。
2. まっすぐに延ばしたペーパー・クリップの端を手動トレイ解放開口部 に差し込み
ます。
3. CD ドライブまたは DVD ドライブを取り付け直
します。
4. CD ドライブまたは DVD ドライブを交換します。
ディスケット・ドライブの問題
v
v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。
v
現象
処置
ディスケット・ドライブ活動
LED が点灯したままになってい
る、またはサーバーがディスケ
ット・ドライブをバイパスす
る。
1. ドライブ内にディスケットがある場合は、次のことを確認します。
v Configuration/Setup ユーティリティー・プログラムで、ディスケット・ドライ
ブが使用可能にされている。
v ディスケットが正常で損傷
していない。(別のディスケットがあれば、それを
試します。)
v ディスケットがドライブに正しく挿入されている。
v ディスケットに、サーバーの始動に必要
なファイルが含まれている。
v ソフトウェアが正しく作動している。
v ケーブルが正しく接
続されている (正しい向きで)。
2. ディスケット・ドライブでの読み取り/書き込みエラーを防ぐため、モニターと
ディスケット・ドライブとの距離は最低 76 mm 離します。
3. ディスケット・ドライブ診断テストを実行します。
4. 以下のコンポーネントを取り付け直
します。
a. ディスケット・ドライブ・ケーブル
b. ディスケット・ドライブ
c. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) システム・ボード
5. ステップ 3 にリストされたコンポーネントを、リストに示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動します。
32 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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一般的な問題
v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。
現象 処置
カバー・ロックが破損した、イ 該当部
v
v
品
が CRU である場合は、その部
品
を交換します。部
品
が FRU の場合は、
ンディケーター LED が機能し トレーニングを受けたサービス技術員が部
品を交換する必要
があります。
ないなどの問題。
ハード・ディスクの問題
v
v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。
v
現象
処置
診断テストで示されたドライブを取り外し、再度ハード・ディスク診断テストを実
ハード・ディスク診断テスト
(「Fixed Disk」テスト) で認識 行します。残りのドライブが認識される場合は、取り外したドライブを新しいもの
されないドライブがある。 と交換します。
ハード・ディスク診断テスト中 サーバーが応答を停止したときにテストしていたハード・ディスクを取り外し、再
にサーバーが応答しなくなる。 度診断テストを実行します。ハード・ディスクの診断テストが正常に実行される場
合は、取り外したドライブを新しいものと交換します。
オペレーティング・システムの すべてのハード・ディスクとケーブルを取り付け直
し、再度ハード・ディスク診断
始動中にハード・ディスクが検 テストを実行します。
出されない。
第 2 章
診断 33
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再現性の低い問題
v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。
現象 処置
問題は偶発的に発生し、診断が 以下の点を確認します。
難しい。 v サーバー背 および接
ているか。
v サーバーの電源
v
v
面
続装置にすべてのケーブルやコードがしっかりと接続され
をオンにしたときに、ファン・グリルから空気が流れ出ている
か。空気の流れがないときは、ファンが回っていません。これにより、サーバー
が過熱し、シャットダウンすることがあります。
v SCSI バスおよび装置が正しく構成されており、各 SCSI チェーン内の最後の外
付け装置が正しく終端されていることを確認します。
キーボード、マウス、またはポインティング・デバイスの問題
v
v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。
v
現象
処置
1. 以下の点を確認します。
v キーボード・ケーブルがしっかりと接
v サーバーとモニターの電源が入っているか。
キーボードのすべてのキーまた
は一部 のキーが動作しない。
続されているか。
2. Configuration/Setup ユーティリティー・プログラムを実行してキーボードなしの
操作を使用可能にし、始動時に POST エラー・メッセージ 301 が表示されない
ようにします。
3. USB キーボードを使用しており、キーボードが USB ハブに接
続されている場
合、キーボードをハブから切り離し、直接サーバーに接続します。
4. 以下のコンポーネントを、示された順序で一度に 1 つずつ交換し、そのたびに
サーバーを再始動します。
a. キーボード
b. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) システム・ボード
34 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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v
v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。
v
現象
処置
マウスまたはポインティング・
デバイスが動作しない。
1. 以下の点を確認します。
v マウスまたはポインティング・デバイスのケーブルがサーバーにしっかりと
接続されているか。
v マウスまたはポインティング・デバイス・ドライバーが正しくインストール
されている。
v サーバーとモニターの電源
が入っているか。
v Configuration/Setup ユーティリティー・プログラムでキーボードなし操作とマ
ウスの選択項目が使用可能に設定されている。
2. USB マウスまたはポインティング・デバイスを使用しており、それが USB ハ
ブに接
続されている場合、マウスまたはポインティング・デバイスをハブから切
り離し、直接サーバーに接続します。
3. 以下のコンポーネントを、示された順序で一度に 1 つずつ交換し、そのたびに
サーバーを再始動します。
a. マウスまたはポインティング・デバイス
b. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) システム・ボード
第 2 章
診断 35
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メモリーの問題
v
v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。
v
現象
処置
表示されるシステム・メモリー
容量が、取り付けた物理 メモリ
ー容量より少ない。
1. 以下の点を確認します。
v システム・ボード上のエラー LED が何も点灯していない。
v メモリー・モジュールが正しく取り付けられているか。
v 正しいタイプのメモリーが取り付けられているか。
v メモリーを変更した場合には、Configuration/Setup ユーティリティー・プログ
ラムを使用して、メモリー構成を更新した。
v すべてのメモリー・バンクが使用可能になっている。サーバーが問題を検出
したときにメモリー・バンクを自動的に使用不可にしたか、メモリー・バン
クが手動で使用不可にされた可能性があります。
2. POST エラー・ログでエラー・メッセージ 289 がないかどうかを確認します。
v DIMM がシステム管理 割り込み (SMI) によって使用不可にされていた場合
は、その DIMM を交換します。
v ユーザーまたは POST により DIMM が使用不可にされた場合は、
Configuration/Setup ユーティリティー・プログラムを実行して、その DIMM
を使用可能にします。
3. メモリー診断を実行します。
4. サーバーのメモリーが最小構成 (512 MB DIMM が 1 つ) より多く取り付けら
れている場合は、メモリー・ミスマッチがないか、また取り付けた DIMM の数
が正しいか調べます (オプションのメモリー・モジュールの取り付けに関して詳
しくは、「ユーザーズ・ガイド」を参照してください)。
5. 以下のコンポーネントを取り付け直
します。
a. DIMM
b. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) システム・ボード
6. ステップ 5 にリストされたコンポーネントを、リストに示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動します。
36 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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マイクロプロセッサーの問題
v
v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。
v
現象
処置
1. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) マイクロプロセッサーを取り付け
します。
POST 中にサーバーが連続した
ビープ音を発し、始動 (ブート)
マイクロプロセッサーが正しく
作動していないことを示す。
直
2. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) マイクロプロセッサーを交換しま
す。
モニターまたはビデオの問題
IBM モニターの中には、セルフテスト機能を備えているものがあります。モニター
に問題があると思われる場合は、そのモニターに付属しているマニュアルを参照し
て、調整またはテストを行います。問題を診断できない場合は、保守サービスを依
頼してください。
v
v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。
様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
v
現象
処置
1. モニターのケーブルがしっかりと接
2. サーバーで別のモニターを使用するか、または同じモニターを別のサーバーでテ
モニターのテスト中
続されていることを確認します。
ストしてみます。
3. 診断プログラムを実行します。モニターが診断プログラムにパスした場合は、ビ
デオ・デバイス・ドライバーに問題があることが考えられます。
4. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) システム・ボードを交換します。
第 2 章
診断 37
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v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。
現象 処置
v
v
画
面
に何も表示されない。
1. 以下の点を確認します。
v サーバーの電源がオンになっているか。サーバーの電源
v モニターのケーブルが正しく接続されているか。
v モニターの電源がオンになっていて、輝度とコントラスト制 御が正しく調整
されているか。
v サーバーの電源
が入っていない場合
をオンにしたときに、ビープ・コードが鳴らないか。
重
要
:
一部 のメモリー構成では、POST 時に 3-3-3 のビープ・コードが鳴り、
そのあとモニター画 がブランクになることがあります。これが発生し、
面
Configuration/Setup ユーティリティー・プログラムの「Startup Option」の中の
「Boot Fail Count」オプションが使用可能にされている場合は、サーバーを 3
回再始動することにより、構成設定をデフォルト構成 (メモリー・コネクターま
たはコネクター・バンクが使用可能) にリセットする必要
2. 正しいサーバーがモニターを制 御していることを確認します (該当する場合)。
3. BIOS コードの損傷が原因でビデオが影響を受けていないことを確認します。
があります。
4. システム・ボード上のチェックポイント LED を観察します。コードが変化する
カーソルしか表示されない。
サーバーの電源
をオンにした時
点ではモニターが作動するが、
一部 のアプリケーション・プロ
1. 以下の点を確認します。
v アプリケーション・プログラムにより、モニターの能力を超える表示モード
が設定されていないか。
グラムを開始すると画
ンクになる。
面がブラ
v アプリケーションが必要
いるか。
とするデバイス・ドライバーがインストールされて
v (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) サーバーによるビデオ診断が失
敗した場合は、システム・ボードを取り付け直
します。
v (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) システム・ボードを交換しま
す。
38 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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v
v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。
v
現象
処置
モニターの画
イメージが波打つ、判読不能、
流れる、またはゆがむ。
面
がぶれる、画
面
1. モニターのセルフテストで、モニターが正しく作動していることが示された場合
は、モニターの設置場所を考慮してください。他の装置 (変圧器、電気器具、蛍
光灯、他のモニターなど) の回りの磁界によって、画 像がちらついたり、波打っ
たり、流れたり、乱れたり、またはひずんだりすることがあります。そのような
場合は、モニターの電源
電源をオンにしたままカラー・モニターを移動すると、画 がモノクロ
になることがあります。
をオフにしてください。
重
要
:
面
装置とモニターの間を 300 mm 以上離してから、モニターの電源
をオンにしま
す。
注:
a. ディスケット・ドライブでの読み取り/書き込みエラーを防ぐため、モニター
と外付けディスケット・ドライブとの間は、最低 75 mm 空けてください。
b. 他社製のモニター・ケーブルを使用すると、予測できない問題が起こるおそ
れがあります。
2. 以下のコンポーネントを取り付け直
します。
a. モニター
b. ビデオ・アダプター (取り付けられている場合)
c. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) システム・ボード
3. ステップ 2 にリストされたコンポーネントを、リストに示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動します。
画
面
に誤った文字が表示され
1. 誤った言語が表示される場合は、BIOS コードを正しい言語に更新してください
る。
2. 以下のコンポーネントを取り付け直
します。
a. モニター
b. ビデオ・アダプター (取り付けられている場合)
c. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) システム・ボード
3. ステップ 2 にリストされたコンポーネントを、リストに示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動します。
第 2 章
診断 39
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オプション装置の問題
v
v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。
v
現象
処置
新たに取り付けた IBM オプシ
ョン装置が作動しない。
1. 以下の点を確認します。
v その装置はサーバーと互換性がある
v 装置に付属の説明書どおりに取り付け、装置が正しく取り付けられている
か。
v 取り付けた他の装置またはケーブルの接
v Configuration/Setup ユーティリティー・プログラムで構成情 報を更新したか。
メモリーまたはその他の装置を変更したら、必ず構成を更新する必要があり
ます。
続が緩んでいないか。
2. 新規に取り付けた装置を取り付け直
します。
3. 新規に取り付けた装置を交換します。
これまで作動していた IBM オ
プション装置が作動しなくなっ
た。
1. 他のすべてのその装置用のケーブルが確実に接
続されていることを確認します。
2. 装置にテスト手順が付属している場合は、その手順を使用して装置をテストしま
す。
3. 障害が起きた装置が SCSI 装置である場合は、以下の点を確認します。
v 外付け SCSI 装置のケーブルが、すべて正しく接
続されている。
v 各 SCSI チェーン内の最後の装置または SCSI ケーブル端が正しく終端され
ている。
v 外付け SCSI 装置の電源
外付け SCSI 装置の電源を入れる必要があります。
4. 障害のある装置を取り付け直します。
5. 障害のある装置を交換します。
が入っている。サーバーの電源をオンにする前に、
40 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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電源の問題
v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。
現象 処置
電源
v
v
制
御ボタンが作動せず、リ
1. 電源
a. サーバーの電源コードを抜きます。
b. 電源コードを再接続します。
制
御ボタンが正しく作動することを確認します。
セット・ボタンも作動しない
(サーバーは始動しない)。
注: サーバーが AC 電源
に接
続
c. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) オペレーター情 報パネルのケー
されてから 20 秒間は、電源
した場合は、オペレーター情 報パネルを取り付け直します。問題が解決しな
制
御ボタンは機能しません。
い場合は、オペレーター情 報パネルを取り替えてください。
2. リセット・ボタンが正しく作動することを確認します。
a. サーバーの電源
b. サーバーの電源コードを抜再接続します。
3. 以下の点を確認します。
コードを抜きます。
v 電源
コードが、サーバーおよび正常に機能しているコンセントに正しく接
続
されているか。
v 取り付けられているメモリーのタイプが正しい。
v パワー・サプライの LED が問題を示していないか。
4. 新しいオプション装置を取り付けていた場合は、それを取り外してから、サーバ
ーを再始動します。これでサーバーが始動する場合は、取り付けていた装置の数
が、パワー・サプライがサポートする数より多かった可能性があります。
サーバーの電源
がオフにならな
1. 拡張構成および電源管理 (ACPI) オペレーティング・システム、または、非
い。
ACPI オペレーティング・システムのどちらを使用しているのか判別します。非
ACPI オペレーティング・システムを使用している場合は、次のステップを実行
してください。
a. Ctrl+Alt+Delete を押
b. 電源 御ボタンを 5 秒間押して、サーバーの電源をオフにします。
c. サーバーを再始動します。
d. サーバーの POST が失敗し、電源
コードを 20 秒間切り離してから、電源コードを再接続し、サーバーを再始
します。
制
制
御ボタンが作動しない場合は、AC 電源
動します。
2. それでも問題が続くか、ACPI 対応のオペレーティング・システムを使用してい
る場合は、システム・ボードの障害を疑ってください。
サーバーが突然シャットダウン
スイッチ/LED ブ
するが、電源
ラケットの LED は点灯してい
ない。
第 2 章
診断 41
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シリアル・ポートの問題
v
v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。
v
現象
処置
オペレーティング・システムに
よって認識されたシリアル・ポ
ートの数が、取り付けられてい
るシリアル・ポートの数より少
ない。
1. 以下の点を確認します。
v Configuration/Setup ユーティリティー・プログラムによって各ポートに固
アドレスが割り当てられ、どれかのシリアル・ポートも使用不可にされてい
ないか。
v シリアル・ポート・アダプター (装着
られている。
有の
されている場合) がしっかりと取り付け
2. シリアル・ポート・アダプターを取り付け直
します。
3. シリアル・ポート・アダプターを交換します。
シリアル装置が動作しない。
1. 以下の点を確認します。
v その装置がサーバーと互換性があるか。
v シリアル・ポートが使用可能で、固
有のアドレスが割り当てられているか。
2. 以下のコンポーネントを取り付け直
します。
a. 障害のあるシリアル装置
b. シリアル・ケーブル
c. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) システム・ボード
3. ステップ 2 にリストされたコンポーネントを、リストに示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動します。
ServerGuide の問題
v
v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。
v
現象
処置
ServerGuide™ Setup and
1. サーバーが ServerGuide プログラムをサポートし、始動可能 (ブート可能) な
CD ドライブまたは DVD ドライブを備えていることを確認します。
Installation CD が始動しない。
2. 始動 (ブート) シーケンスの設定を変更した場合は、CD または DVD ドライブ
が始動シーケンスの最初になっていることを確認します。
3. 複数の CD または DVD ドライブが取り付けられている場合は、1 つのドライ
ブのみが 1 次ドライブとして設定されていることを確認します。その 1 次ドラ
イブから CD を始動してください。
42 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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v
v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。
v
現象
処置
1. ハード・ディスクが正しく接
2. SAS ハード・ディスクのケーブルがしっかりと接続されていることを確認しま
す。
ServeRAID™ Manager プログラ
ムが、取り付けられているすべ
てのドライブを表示しない、ま
たはオペレーティング・システ
ムをインストールできない。
続されていることを確認します。
オペレーティング・システム・ ハード・ディスク上の使用可能スペースを増やします。
インストール・プログラムが継
続的にループする。
ServerGuide プログラムがオペレ ServerGuide プログラムがオペレーティング・システム CD をサポートしているこ
ーティング・システム CD を始 とを確認します。サポートされているオペレーティング・システムのバージョンの
動しない。
リストについては、ServerGuide Setup and Installation CD のラベルを参照してくだ
さい。
オペレーティング・システムを サーバーがそのオペレーティング・システムをサポートしていることを確認しま
インストールできない (オプシ す。オペレーティング・システムがサポートされている場合は、論理 ドライブが定
ョンが選択不可能)。
義されていない (SCSI RAID サーバー) か、ServerGuide のシステム区画 が存在し
ません。ServerGuide プログラムを実行して、セットアップが完全であることを確
認します。
ソフトウェアの問題
v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。
現象 処置
ソフトウェアが原
v
v
因と思われる
1. 問題の原因がソフトウェアにあるかどうかを判別するには、以下の点を確認しま
問題
す。
v サーバーが、ソフトウェアを使用するための必要
いるか。メモリー所要量を確認するには、ソフトウェアに付属の説明書を参
照してください。アダプターまたはメモリーを取り付けた直後の場合は、サ
最小限のメモリーを備えて
ーバーのアダプター・アドレス競合が生じている可能性があります。
v ソフトウェアがサーバー上で稼働するように設計されているか。
v 他のソフトウェアがサーバー上で作動するか。
v このソフトウェアが他のサーバー上では作動するか。
2. ソフトウェアを使用しているときにエラー・メッセージを受け取った場合、メッ
セージの説明および問題に対して推奨される解決法については、ソフトウェアに
付属の情 報を参照してください。
3. ソフトウェアの購入先に連絡します。
第 2 章
診断 43
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USB ポートの問題
v
v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。
v
現象
処置
USB 装置が作動しない。
1. 以下の点を確認します。
v 正しい USB デバイス・ドライバーがインストールされているか。
v オペレーティング・システムが USB 装置をサポートしているか。
2. Configuration/Setup ユーティリティー・プログラムで、USB 構成オプションが
正しく設定されていることを確認します (詳しくは、「ユーザーズ・ガイド」を
参照)。
3. USB ハブを使用している場合は、USB 装置をハブから切り離し、サーバーに直
接
接
続します。
44 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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診断プログラム、メッセージ、およびエラー・コード
診断プログラムは、サーバーの主要
診断プログラムを実行するにつれ、テキスト・メッセージおよびエラー・コードが
上に表示され、テスト・ログに保管されます。診断テキスト・メッセージまた
コンポーネントのための基本テスト方式です。
画
面
はエラー・コードは、何らかの問題が検出されたことを示します。メッセージまた
はエラー・コードが出されたときにどのようなアクションを行うかを判断するに
診断プログラムの実行
診断プログラムを実行する場合は、以下のステップを実行してください。
1. サーバーが稼働中の場合は、サーバーとそれに接続されているすべての装置の
電源をオフにします。
2. すべての接続装置の電源をオンにしてから、サーバーの電源をオンにします。
3. プロンプト Press <F1> for Configuration/Setup が表示されたら、F1 を押
し
ます。
4. Configuration/Setup ユーティリティー・メニューが表示されたら、 Startup
Option → Startup Sequence Options と選択します。
5. 最初の始動装置として選択された装置をメモします。後で、この設定を復元す
る必要
6. CD/DVD-ROM が最初の始動装置として選択されていることを確認します。
7. Esc を 2 回押して、Configuration/Setup ユーティリティー・メニューに戻りま
があります。
す。
8. IBM Enhanced Diagnostics CD を CD ドライブまたは DVD ドライブに挿入し
ます。
9. Save Settings を選択し、Exit Setup を選択して、プロンプトに従います。
診断プログラムがロードされます。
10. 診断プログラムから、実行するテストを選択し、画
面の指示に従います。
ハード・ディスクを診断しているときは、最も徹底的なテストの場合、「SCSI
Attached Disk Test」を選択します。以下の状態のいずれかである場合は、
「Attached Disk Test」を選択します。
v さらに高速でテストしたい。
v SAS コントローラーまたは IDE ハード・ディスクに接
続されていない
SATA ドライブがサーバー内にある。
診断プログラムのヘルプを得るには、F1 を押 内で F1 を押
します。ヘルプ画
面
すと、オンライン文書を表示して、さまざまなカテゴリーを選択することもで
きます。ヘルプ情 報を終了するには、Esc を押
します。
診断テキスト・メッセージまたはエラー・コードに対してどのようなアクションを
ださい。
第 2 章
診断 45
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診断プログラムでハードウェアのエラーが検出されないのに、通常のサーバー操作
時に問題が続く場合は、ソフトウェアのエラーが原因である場合があります。ソフ
トウェアに問題があると思われる場合は、ソフトウェアに付属の説明書を参照して
ください。
1 つの問題で複数のエラー・メッセージが出されることがあります。複数のエラ
ー・メッセージを受け取った場合は、最初のエラー・メッセージの原
因を訂正して
ください。次回に診断プログラムを実行すると、他のエラー・メッセージは表示さ
れなくなる可能性があります。
例外: もし、複数のエラー・コードが、ある 1 つのマイクロプロセッサーのエラー
を示している場合、そのエラー原
因はマイクロプロセッサーのこともあれば
マイクロプロセッサー・ソケットのこともあります。マイクロプロセッサー
テストの途中でサーバーが停止し、続行できなくなった場合には、サーバーを再始
動し、もう一度診断プログラムの実行を試みてください。問題が解決しない場合
は、サーバーの停止時にテストされていたコンポーネントを交換します。
キーボードとマウス (ポインティング・デバイス) のテストは、キーボードとマウス
がサーバーに接
続されていることを前提としています。サーバーにマウスまたは
USB マウスが接続されていない場合は、「Next Cat」および「Prev Cat」ボタン
を使用してカテゴリーを選択することはできません。他のすべてのマウス選択可能
機能は、機能キーを使用して選択可能です。通常のキーボード・テストを使用して
USB キーボードをテストすることができ、通常のマウス・テストを使用して USB
マウスをテストすることができます。USB インターフェース・テストを実行できる
のは、USB 装置が接
続されていない場合のみです。リモート管理 アダプター II
SlimLine が取り付けられている場合は、USB テストは実行されません。
サーバー構成情 報 (システム構成、メモリーの内容、割り込み要
メモリー・アクセス (DMA) の使用、デバイス・ドライバーなど) を表示する
には、画 の上部 から「Hardware Info」を選択します。
求 (IRQ) の使用、
直
接
面
診断テキスト・メッセージ
診断テキスト・メッセージは、テストの実行中に表示されます。診断テキスト・メ
ッセージには、次の結果のいずれかが含まれています。
Passed: テストはエラーを検出せずに完了しました。
Failed: テストはエラーを検出しました。
User Aborted: テストが完了する前
に、ユーザーがテストを停止しました。
Not Applicable: サーバーに取り付けられていない装置をテストしようとしまし
た。
Aborted: サーバー構成が原
因で、テストが進行できませんでした。
46 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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Warning: テストを実行できませんでした。テストされていたハードウェアの障害
はありませんでしたが、どこかでハードウェア障害があるか、または別の問題でテ
ストを実行できません。例えば、構成の問題があるか、ハードウェアが欠落してい
るか認識されていません。
結果の次にエラー・コードまたはエラーに関する追加情 報があります。
テスト・ログの表示
テストの完了後、テスト・ログのサマリーを表示するには、次のいずれかの手順を
実行します。
v F3 を押
すことによるテスト・ログのサマリーの表示、あるいは、画
面の上部 にあ
る「Utility」を選択し、次に「View Test Log」を選択してのテスト・ログのサ
マリーの表示。ログの全てを見るためにはページアップ・キーまたはページダウ
ン・キーを押
v テスト・ログのサマリーを表示中にタブ・キーを押し、テスト・ログの詳細を表
示します。ログの全てを見るためにはページアップ・キーまたはページダウン・
キーを押します。
v 画 の上部 にある「Utility」を選択し、次に「Save Test Log」を選択すること
します。
面
による、テスト・ログのディスケットのファイルまたはハード・ディスクへの保
管。
注:
1. テスト・ログをディスケットに保管するには、ご自分でフォーマットしたディス
ケットを使用する必要
があります。この機能は、事前にフォーマットされたディ
スケットでは処 できません。ディスケットにテスト・ログ用の十分なスペース
理
がある場合は、ディスケットに他のデータを入れることができます。
2. テスト・ログ・データは、診断プログラムを実行している間のみ保持されます。
診断プログラムを終了すると、テスト・ログは消去されます。後でテスト・ログ
を参照したい場合に、ディスケット上のファイル、あるいはハード・ディスクに
保管してください。
診断エラー・コード
次の表では、診断プログラムが生成する可能性のあるエラー・コードおよび検出さ
れた問題を訂正するための推奨アクションについて説明します。
診断プログラムが、表にリストされていないエラー・コードを生成した場合は、最
新レベルの BIOS、リモート管理 アダプター II SlimLine、および ServeRAID コー
ドがインストール済みであることを確認してください。
エラー・コードでは、x は数表示または文字です。ただし、コードの中央の位置に
ある 3 桁の番号が FRU 000、195、または 197 である場合は、CRU または FRU
を交換しない でください。コードの中央位置に表示されるこれらの番号には、以下
の意味があります。
000
サーバーがテストにパスしました。CRU または FRU を交換しないでくだ
さい。
195
テストを終了するために Esc キーが押
されました。CRU または FRU を交
換しないでください。
第 2 章
診断 47
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197
これは警告エラーですが、ハードウェア障害は示していません。CRU また
は FRU を交換しないでください。「アクション」欄に示されているアクシ
ョンを行うだけにして、CRU または FRU は交換しないでください。詳し
照してください。
v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。
エラー・コード 説明 処置
コア・システム: エラー/CMOS チェックサ Configuration/Setup ユーティリティー・プログラムを
v
v
001-292-000
ムの障害。
使用して BIOS のデフォルト設定をロードし、テス
001-xxx-000
001-xxx-001
005-xxx-000
コア・テストの失敗
(トレーニングを受けたサービス技術員のみ) システ
ム・ボードを交換します。
コア・テストの失敗
(トレーニングを受けたサービス技術員のみ) システ
ム・ボードを交換します。
ビデオ・テストが失敗した。
テストが異常終了した。
(トレーニングを受けたサービス技術員のみ) システ
ム・ボードを交換します。
001-197-000
001-198-000
1. テスト・ログにエラーの原
因を示すメッセージが
ないか調べ、指示されたアクションを取ります。
2. サーバーを再始動し、診断テストを再度実行しま
す。
3. Quick Memory Test All Banks 診断を実行しま
す。次に、エラーが検出されたら、指示されてい
るアクションを取ります。
4. サーバーに BIOS コードを再インストールし、必
要
に応じて更新します。次に、テストを再度実行
参照)。
001-250-00n
ECC テスト・ロジックが失敗した。
1. サーバーを再始動します。
2. 診断テストを再度実行します。
3. (トレーニングを受けたサービス技術員) 障害のあ
るマイクロプロセッサーを交換します。
011-xxx-000
015-xxx-001
015-xxx-198
COM1 シリアル・ポート・テストが失敗し (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) システ
た。
ム・ボードを交換します。
USB テストが失敗した。
(トレーニングを受けたサービス技術員のみ) システ
ム・ボードを交換します。
USB テスト中に接
続されていた USB 装
1. すべての USB 装置を取り外して、テストを再度
置。
実行します。
2. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シス
テム・ボードを交換します。
48 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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v
v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
v
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要
があります。
エラー・コード 説明
処置
020-xxx-000
PCI インターフェース・テストの失敗
(トレーニングを受けたサービス技術員のみ) システ
ム・ボードを交換します。
201-xxx-0nn
メモリー・テストの失敗。ここで、nn は障
害を起こした DIMM のスロット番号。
1. スロット nn の DIMM 取り付け直
します。
2. 以下のコンポーネントを、示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動し
ます。
a. スロット nn の DIMM
b. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シ
ステム・ボード
201-xxx-n99
複数の DIMM 障害。ここで、n は障害を起
こしたペアのバンク番号。
1. エラー・テキストを参照して、障害が起こる
DIMM を識別します。
2. バンク nn の DIMM 取り付け直
します。
3. 以下のコンポーネントを、示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動し
ます。
a. バンク nn の DIMM
b. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シ
ステム・ボード
201-198-xxx
201-199-xxx
201-xxx-PBD
メモリー・テストが異常終了した。
1. サーバーを再始動します。
2. 診断テストを再度実行します。
3. 診断プログラムを再インストールします。
4. 追加情 報については、エラー・ログを参照してく
ださい。
予期しないエラー。
1. サーバーを再始動します。
2. 診断テストを再度実行します。
3. 診断プログラムを再インストールします。
4. 追加情 報については、エラー・ログを参照してく
ださい。
テストは失敗した。
v 障害のある DIMM を取り付け直
テストをもう一度実行します。
し、メモリー診断
v B = 障害のあるバンク/ペア番号
v D = 9 = 障害のある DIMM バンク/ペア v 障害のある DIMM を交換し、メモリー診断テスト
の両方の DIMM をもう一度実行します。
v (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シス
テム・ボードを交換します。
第 2 章
診断 49
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v
v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。
v
エラー・コード 説明
テストが異常終了した。
処置
204-198-000
204-210-000
215-xxx-000
1. 「Quick Memory Test Diagnostic All Banks」を実
を参照)。
す。
テストは失敗した。
1. 「Quick Memory Test Diagnostic All Banks」を実
を参照)。
す。
CD または DVD テストの失敗
1. 別の CD または DVD を使用してテストを再実行
します。
2. 以下のコンポーネントを取り付け直
a. CD または DVD ドライブ・ケーブル
b. 電源スイッチ/LED ブラケット・ケーブル
します。
3. 以下のコンポーネントを、示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動し
ます。
a. CD または DVD ドライブ・ケーブル
b. CD または DVD ドライブ
c. 電源
スイッチ/LED ブラケット・ケーブル
217-xxx-000
ハード・ディスク・テストが失敗した。
1. ハード・ディスク 1 のケーブルを取り付け直しま
す。
2. 以下のコンポーネントを、示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動し
ます。
a. ハード・ディスク 1 のケーブル
b. ハード・ディスク 1
50 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。
エラー・コード 説明 処置
ハード・ディスク・テストが失敗した。
v
v
217-xxx-001
217-xxx-002
217-198-xxx
301-xxx-000
302-xxx-xxx
1. ハード・ディスク 2 のケーブルを取り付け直
しま
す。
2. 以下のコンポーネントを、示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動し
ます。
a. ハード・ディスク 2 のケーブル
b. ハード・ディスク 2
ハード・ディスク・テストが失敗した。
1. ハード・ディスク 3 のケーブルを取り付け直
しま
す。
2. 以下のコンポーネントを、示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動し
ます。
a. ハード・ディスク 3 のケーブル
b. ハード・ディスク 3
ドライブ・パラメーターを設定できなかっ
た。
1. ハード・ディスク・ケーブルを取り付け直
し、タ
ーミネーターをチェックします。
2. 以下のコンポーネントを、示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動し
ます。
a. ハード・ディスク・ケーブル
b. ハード・ディスク
キーボード・テストが失敗した。
1. キーボード・ケーブルを取り付け直
します。
注: USB キーボードを取り付けた後、
Configuration/Setup ユーティリティー・プロ
グラムを実行して、キーボードなしの操作を
使用可能にし、始動中に POST エラー・メ
ッセージ 301 が表示されないようにする必
2. 以下のコンポーネントを、示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動し
ます。
a. キーボード
b. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シ
要
があります。
ステム・ボード
マウス・テストが失敗した。
1. マウス・ケーブルを取り付け直
します。
2. 以下のコンポーネントを、示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動し
ます。
a. マウス
b. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シ
ステム・ボード
第 2 章
診断 51
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v
v
問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順 に実行してください。
どのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
v
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要
があります。
エラー・コード 説明
305-xxx-xxx ビデオ・モニター・テストが失敗した。
処置
1. モニター・ケーブルを取り付け直
します。
2. 以下のコンポーネントを、示された順序で一度に
1 つずつ交換し、そのたびにサーバーを再始動し
ます。
a. モニター
b. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シ
ステム・ボード
405-xxx-000
システム・ボード上のコントローラーに対す
るイーサネット・テストの失敗
1. Configuration/Setup ユーティリティー・プログラム
でイーサネットが使用不可にされていないこと、
および BIOS コードが最新レベルになっているこ
とを確認します。
2. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シス
テム・ボードを取り付け直
します。
3. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シス
テム・ボードを交換します。
405-xxx-00n
PCI スロット n のアダプターに対するイー
サネット・テストの失敗。
1. 次のステップを実施して、ライザー・カードのス
ロットを識別します。
v ポートが 1 つのサーバーは n>0 で、PCI
スロット n のアダプター。
a. Configuration/Setup ユーティリティー・プログ
ラムを実行します。
v ポートが 2 つのサーバーは n>1 で、PCI
スロット n のアダプター。
b. Advanced Setup → PCI Slot/Device
Information と選択します。
イーサネット・コントローラー情 報の、「Slot
column」のエントリーがアダプターの PCI スロッ
ト番号です。
注: 複数のアダプターが取り付けられている場合
の障害を起こしたアダプターは、イーサネット・
コントローラー情 報の MAC アドレスと、障害が
起きた時に診断画
面に表示された MAC アドレス
が一致しているアダプターです。
2. スロット n のイーサネット・アダプターを取り付
け直
します。
3. スロット n のイーサネット・アダプターを交換し
ます。
52 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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BIOS 更新障害からのリカバリー
このサーバーには高機能リカバリー機能が装備されており、更新中の電源
でサーバーの BIOS コードが損傷した場合には、バックアップ BIOS ページに自動
的に切り替わります。
障害など
サーバーのフラッシュ・メモリーは、プライマリー・ページとバックアップ・ペー
ジで構成されています。プライマリー・ページの BIOS コードが損傷を受けると、
ベースボード管理 コントローラーがエラーを検出し、バックアップ・ページに自動
的に切り替えてサーバーを始動します。この場合、POST メッセージの「Booted
from backup POST/BIOS image」が表示されます。バックアップ・ページのバージョ
ンは、プライマリー・ページのバージョンとは異なる場合があります。
この後、BIOS フラッシュ・ディスケットを使用して、オリジナルのプライマリー・
ページの BIOS をリカバリーまたはリストアすることができます。
注: ディスケットを作成して使用するには、オプションのディスケット・ドライブ
をサーバーに追加しておく必要
があります。
BIOS コードをリカバリーして、サーバー・オペレーションをプライマリー・ページ
にリストアするには、以下のステップを実行します。
1. http://www.ibm.com/servers/eserver/support/xseries/index.html にアクセスします。
2. 「Hardware」リストから、「System x3105」を選択します。
3. 「Software」リストから、該当のオペレーティング環境を選択して、「Go」を
クリックします。
4. 「Download」タブをクリックします。
5. 該当のオペレーティング環境について、「BIOS, drivers, and firmware」をク
リックします。
6. 最新の BIOS コード更新をダウンロードします。
7. ダウンロードした更新ファイルに添付されている説明に従って、BIOS コードを
更新します。これでプライマリー・ページが自動的にリストアおよび更新されま
す。
8. サーバーを再始動します。
この手順が失敗した場合は、サーバーが正しく再始動しないか、またはビデオが表
示されません。BIOS コードを手動でリストアするには、次のステップを実行してく
ださい。
2. サーバーおよび周 辺装置の電源
をオフにし、すべての外部 ケーブルと電源
コー
ドを切り離してから、カバーを取り外します。
第 2 章
診断 53
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3. ブート・ブロック・リカバリー・ジャンパーを見つけます (システム・ボード
上の J5)。ジャンパーを取り外すのに邪魔になるアダプターがあれば、それをす
べて取り外します。次の図は、システム・ボード上のジャンパーの位置を示し
ています。
4. ブート・ブロック・ジャンパーをピン 2 およびピン 3 に移動します。
5. 30 秒待ってから、サーバーを AC 電源に接続します。
6. BIOS フラッシュ・ディスケットまたは CD を挿入します。
7. サーバーを再始動します。
8. POST が開始したら、メニューから「1 - Update POST/BIOS」を選択しま
す。このメニューには、さまざまなフラッシュ (更新) オプションがあります。
9. 現在のコードをディスケットに保管するかどうかを尋ねられたら、「N」を入力
します。
10. 「1」を入力して、Enter キーを押
更新が完了するまでは、サーバーを再始動したり、電源をオフにしたり
しないでください。
11. 更新が完了したら、サーバーの電源
12. サーバーから AC 電源を取り外します。
13. ブート・ブロック・ジャンパーをピン 1 およびピン 2 に戻します。
14. 30 秒待ってから、サーバーを AC 電源に接続します。
15. カバーを再び取り付けて、サーバーを再始動します。
し、先に進みます。
重
要:
をオフにします。
54 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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SCSI の問題の解決
注: この内容は、Serial Attached SCSI (SAS) の問題にも適用されます。
SCSI エラー・メッセージについてはすべて、以下の 1 つ以上の装置が問題の原
因
と考えられます。
v 障害のある SCSI 装置 (アダプター、ドライブ、またはコントローラー)
v 誤った SCSI 終端ジャンパーの設定
v 同
じ SCSI チェーン内での SCSI ID の重
複
v SCSI ターミネーターの欠落または誤ったインストール
v 欠陥のある SCSI ターミネーター
v 不適切に取り付けられたケーブル
v 障害のあるケーブル
SCSI エラー・メッセージに対しては、問題が解決するまで、以下にリストされてい
る順序で推奨アクションを進めてください。
1. サーバーの電源をオンにする前に、外付け SCSI 装置の電源が入っていることを
確認します。
2. すべての外付け SCSI 装置のケーブルが正しく接
続されていることを確認しま
す。
3. 外付け SCSI 装置が接
続されている場合は、外付け SCSI の終端が自動に設定さ
れていることを確認します。
4. それぞれの SCSI チェーン内の最後の装置が正しく終端されていることを確認し
ます。
5. SCSI 装置が正しく構成されていることを確認します。
電源の問題の解決
電源
の電源配分バスのどこかに存在している可能性があります。通常は、短絡により、
過電流状態が原因で電源サブシステムがシャットダウンします。電源の問題を診断
する場合は、以下の一般手順を使用します。
1. サーバーの電源をオフにし、AC 電源コードを切り離します。
2. 電源サブシステムのケーブルが緩んでいないかを調べます。また、短絡があるか
(例えば、回路ボード上で緩んだねじが短絡の原因となっているかどうか) を調べ
ます。
3. サーバーの始動に必要
の問題を解決する際に困難が伴う可能性があります。例えば、短絡がいずれか
な最小限の構成になるまで、アダプターを取り外し、すべ
4. すべての AC 電源コードを再接続し、サーバーの電源を入れます。サーバーが
正常に始動した場合は、問題が特定されるまで、アダプターおよび装置を一度に
1 つずつ交換します。
サーバーが最小構成から始動しない場合、問題が特定されるまで、最小構成のコン
ポーネントを一度に 1 つずつ交換します。
第 2 章
診断 55
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イーサネット・コントローラーの問題の解決
イーサネット・コントローラーをテストするのに使用する方法は、ご使用のオペレ
ーティング・システムに応じて異なります。イーサネット・コントローラーについ
ての情 報は、オペレーティング・システムの説明書を参照し、イーサネット・コン
トローラー・デバイス・ドライバーの README ファイルを参照してください。
以下の手順を試してください。
v 適切なデバイス・ドライバー (サーバーに付属) がインストールされていること、
およびそれらが最新レベルであることを確認します。
v イーサネット・ケーブルが正しく取り付けられていることを確認します。
– ケーブルはすべての接
続でしっかり接続しなければなりません。ケーブルが接
続されているにもかかわらず、問題が解決しない場合は、別のケーブルで試し
てみてください。
– イーサネット・コントローラーを 100 Mbps で作動するように設定した場合
は、カテゴリー 5 のケーブルを使用する必要
があります。
– 2 つのサーバーを (ハブを使用せずに) 直 続する場合、または X ポートを
接
接
備えるハブを使用していない場合は、クロスオーバー・ケーブルを使用してく
ださい。ハブが X ポートを備えているかどうか判別するには、ポートのラベ
ルを調べてください。ラベルに X が記載されている場合は、ハブは X ポート
を備えています。
v ハブが自動ネゴシエーションをサポートしているかどうかを判別します。サポー
トしていない場合は、内蔵イーサネット・コントローラーを、ハブの速度と二重
モードに合わせて手動で構成してください。
v サーバー背
面
パネルのイーサネット・コントローラー LED をチェックしてくだ
さい。これらの LED は、コネクター、ケーブル、またはハブに問題があるかど
うかを示します。
– イーサネット・リンク状況
らリンク・パルスを受信すると点灯します。LED がオフの場合は、コネクター
またはケーブルに欠陥があるか、またはハブに問題がある可能性があります。
– イーサネットの送信/受信活動 LED は、イーサネット・コントローラーがイー
サネット・ネットワークを介してデータを送受信するときに点灯します。イー
サネットの送信/受信活動 LED がオフの場合は、ハブとネットワークが作動し
LED は、イーサネット・コントローラーがハブか
ていること、および正しいデバイス・ドライバーがインストールされているこ
とを確認してください。
v サーバー背
面
の LAN 活動 LED をチェックしてください。LAN 活動 LED は、
イーサネット・ネットワークでデータがアクティブであるときに点灯します。
LAN 活動 LED がオフの場合は、ハブとネットワークが作動していること、およ
び正しいデバイス・ドライバーがインストールされていることを確認してくださ
い。
v 問題に、オペレーティング・システム固
v クライアントとサーバーのデバイス・ドライバーが同じプロトコルを使用してい
ることを確認します。
有の原因があるかを調べます。
イーサネット・コントローラーがまだネットワークに接
アは正常に機能しているように見える場合、ネットワーク管理 は他の考えられる
エラー原因を調べる必要があります。
続できないが、ハードウェ
者
56 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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未解決問題の解決
診断テストが障害を診断しなかった場合、またはサーバーが作動不能である場合
は、このセクションの情 報を使用してください。
障害 (継続的または断続的) の原
因がソフトウェアの問題にあると思われる場合は、
CMOS メモリー内の損傷
したデータ、または損傷した BIOS コードにより、不明の
問題が発生することがあります。CMOS データをリセットするには、CMOS 消去ジ
があると思わ
い。
パワー・サプライの LED を検査
作動していることを示している場合は、次のステップを実行してください。
1. サーバーの電源をオフにします。
2. サーバーのケーブルが正しく接続されていることを確認します。
3. 以下の装置を一度に 1 つずつ取り外すか切り離して、障害を突き止めます。そ
のたびに、サーバーの電源をオンにして、再構成します。
してください。LED がパワー・サプライが正常に
v すべての外部 装置。
v 過電流抑制 器装置 (サーバー上のもの)。
v モデム、プリンター、マウス、および IBM 以外の装置。
v 各アダプター。
v ハード・ディスク。
v メモリー・モジュール。最小構成の要
件は 512 MB DIMM が 1 つです。
サーバーの電源
をオンにするために必要な最小限の構成は以下のとおりです。
v マイクロプロセッサー 1 つ
v システム・ボード上に 1 つの 512 MB DIMM
v パワー・サプライ 1 つ
v 電源
コード
v システム・ボード
4. サーバーの電源
をオンにします。問題が解決しない場合は、次のコンポーネント
を次の順序で確かめてください。
a. システム・ボード
b. メモリー・モジュール
c. マイクロプロセッサー
あるアダプターをサーバーから取り外すと問題が解消され、再び同
取り付けると問題が再発する場合は、そのアダプターに原因があると考えられま
す。そのアダプターを代わりのアダプターと交換しても問題が再発する場合は、シ
ステム・ボードに原因があると考えられます。
じアダプターを
ネットワーキングに問題があると思われるが、サーバーがすべてのシステム・テス
トにパスする場合、サーバー外部 のネットワーク・ケーブルに問題があると思われ
ます。
第 2 章
診断 57
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IBM への保守の依頼
保守サービスを依頼するときは、以下の情 報のうちできるだけ多くの情 報を手元に
用意してください。
v マシン・タイプおよびモデル
v マイクロプロセッサーおよびハード・ディスクのアップグレード
v 障害の現象
– サーバーに診断プログラムをかけて、障害が出ましたか? 障害が出た場合、エ
ラー・コードは何でしたか?
– 何が起こりましたか? いつですか? どこでしたか?
– その障害は繰り返しますか?
– 現在のサーバー構成はこれまでに作動したことがありますか?
– それが障害を起こす前
に、どのような変更を加えましたか?
– これは最初に報告された障害ですか? あるいは、この障害は以前に報告された
ことがありますか?
v 診断プログラムのタイプおよびバージョン・レベル
v ハードウェア構成 (システム・サマリーの画
v BIOS コード・レベル
面を印刷してください)
v オペレーティング・システムのタイプおよびバージョン・レベル
作動しているサーバーと作動しないサーバーの間で、構成およびソフトウェア・セ
ットアップを比較することにより、いくつかの問題を解決することができます。診
断のためにサーバーを相互に比較するとき、すべてのサーバーで以下のすべての要
因がまったく同じである場合のみ、サーバーが同一であると考えてください。
v マシン・タイプおよびモデル
v BIOS レベル
v アダプターおよび接続 (同じ場所での)
v アドレス・ジャンパー、終端装置、および配線
v ソフトウェアのバージョンおよびレベル
v 診断プログラムのタイプおよびバージョン・レベル
v 構成オプションの設定
v オペレーティング・システム制 御ファイルのセットアップ
58 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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交換可能なサーバーのコンポーネント
交換可能なコンポーネントには、次の 3 つのタイプがあります。
v Tier 1 のお客様による交換が可能な部品 (CRU): IBM が Tier 1 と指定する
CRU の交換はお客様ご自身の責任で行っていただきます。お客様の要請により
IBM が Tier 1 CRU の導入を行った場合は、その料金を請求させていただきま
す。
v Tier 2 のお客
お客様ご自身で取り付けることができますが、対象のサーバーに指定された保証
サービスの種類に基づき、追加料金なしで IBM に取り付けを要求することもで
きます。
v 技術員により交換される部品
り付ける必要があります。
様による交換が可能な部品 (CRU): Tier 2 と指定された CRU は
(FRU): FRU は訓練されたサービス技術員のみが取
保証の条件およびサービスと支援の入手についての情 報は、「保証およびサポート
報」を参照してください。
情
表 3. Type 4347 の部
品リスト
CRU 部品
CRU 部品
番号
番号
FRU 部品
索引
1
説明
(Tier 1)
(Tier 2)
番号
パワー・サプライ、310 ワット (全モデル)
ケージ、ハード・ディスク (全モデル)
ハード・ディスク、80 GB (モデル 22x、42x、52x)
ハード・ディスク、160 GB (モデル 44x、46x、64x、66x、74x)
ハード・ディスク、250 GB (モデル 54x)
メモリー、512 MB、DDR2、667、ECC (全モデル)
メモリー、1 GB、DDR2、667、ECC (全モデル)
メモリー、2 GB、DDR2、667、ECC (全モデル)
システム・ボード (全モデル)
42C8169
2
39Y8695
39M4503
39M4507
39M4511
3
3
3
4
41Y2725
41Y2728
41Y2731
4
4
5
39Y8689
6
カバー (全モデル)
39Y8698
7
ヒート・シンク、マイクロプロセッサー (全モデル)
マイクロプロセッサー、1.6 GHz (モデル 22x)
マイクロプロセッサー、1.8 GHz (モデル 42x、44x)
マイクロプロセッサー、2.0 GHz (モデル 52x、54x)
マイクロプロセッサー、2.2 GHz (models 64x、66x)
マイクロプロセッサー、2.4 GHz (モデル 74x)
マイクロプロセッサーのエアー・バッフル
アダプター保持ブラケット
39Y8701
41Y3637
41Y3639
41Y3641
41Y3643
41Y3645
8
8
8
8
8
9
39Y8697
39Y8696
10
11
12
13
14
42C8186
ベゼル (全モデル)
ファン、システム (全モデル)
39Y8702
コントロール・パネル、前
面
(全モデル)
42C8178
CD-ROM/DVD-ROM、48x、コンボ・ドライブ (主) (モデル
46x、54x、64x、66x、74x)
26K5429
60 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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表 3. Type 4347 の部
品リスト (続き)
CRU 部品
CRU 部品
番号
番号
FRU 部品
索引
説明
(Tier 1)
(Tier 2)
番号
14
CD-ROM/DVD-ROM、48x、コンボ・ドライブ (代替) (モデル
46x、54x、64x、66x、74x)
39M3539
14
14
CD-ROM ドライブ、48x (主) (モデル 22x、42x、 44x、52x)
39M3509
39M3511
33F8354
42C8165
42C8166
41Y3587
CD-ROM ドライブ、48x (代替) (22x、42x、44x、 52x)
バッテリー、3.0 ボルト (全モデル)
ケーブル、FDD
ケーブル、Front LED
ケーブル、ODD
ケーブル、前
面
USB
42C8167
ケーブル、電源
39M5980
ケーブル、SATA
キャリア
41Y3823
25R0037
25R0038
カートリッジ
シャーシ (全モデル)
ファン・ダクト
39Y8693
39Y8697
キット、各種部
品
(全モデル)
39Y8700
マウス (全モデル)
39Y9875
保持モジュール、ファン・シンク (全モデル)
システム・サービス・ラベル (全モデル)
39Y8692
39Y8699
キーボード
キーボード
CRU 番号
39M6990
39M6991
39M6992
39M6993
39M6994
39M6995
39M6996
39M6997
39M6998
39M6999
39M7027
39M6989
39M7028
39M7000
39M7002
アラビア語 (253)
アラビア/フランス語 (462)
ベルギー/フランス語 (120)
ベルギー/英国 (120)
ブラジル/ポルトガル語 (275)
ブルガリア語 (442)
中国語/US (467)
チェコ語 ABB
デンマーク語 (159)
オランダ語 (143)
英語、英国 (166)
英語、米国 (103P)
英語、US、-EMEA (103P)
フランス語 (189)
カナダ・フランス語 (058)
第 3 章
System x3105 Type 4347 の部
品リスト 61
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キーボード
CRU 番号
39M7001
39M7003
39M7004
39M7005
39M7006
39M7007
39M7008
39M7009
39M7010
39M7011
39M7013
39M7014
39M7015
39M7016
39M7017
39M7018
39M7019
39M7029
39M7020
39M7021
39M7012
39M7022
39M7023
39M7024
39M7026
39M7025
カナダ・フランス語 (445)
ドイツ語 (129)
ギリシャ語 (319)
ヘブライ語 (212)
ハンガリー語 (208)
アイスランド語 (197)
イタリア語 (141)
イタリア語 (142)
日本語 (194)
韓国語 (413)
ノルウェー語 (155)
ポーランド語 (214)
ポルトガル語 (163)
ルーマニア語 (96)
ロシア語 (443)
ロシア語/キリル文字 (441)
セルビア語キリル文字 (118)
スロベニア語 (234)
スロバキア語 (245)
スペイン語 (172)
スペイン語、ラテンアメリカ (171)
スウェーデン語/フィンランド語 (153)
スイス、F/G (150)
タイ (191)
トルコ語 (179)
トルコ語 (440)
電源コード
IBM は、IBM 製品
提供しています。感電事故を避けるため、常に正しく接地されたコンセントで電源
コードおよびプラグを使用してください。
を安全に使用するための、接地接続機構プラグ付き電源コードを
IBM 電源コードの部品
番号 使用される国または地域
39M5095
日本, Antigua and Barbuda, Aruba, Bahamas, Barbados, Belize, Bermuda,
Bolivia, Brazil, Caicos Islands, Canada, Cayman Islands, Costa Rica,
Colombia, Cuba, Dominican Republic, Ecuador, El Salvador, Guam,
Guatemala, Haiti, Honduras, Jamaica, Mexico, Micronesia (Federal States of),
Netherlands Antilles, Nicaragua, Panama, Peru, Philippines, Taiwan, United
States of America, Venezuela
39M5199
日本
62 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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第 4 章 サーバー・コンポーネントの取り外しと交換
交換可能なコンポーネントには、次の 3 つのタイプがあります。
v Tier 1 のお客
様による交換が可能な部品 (CRU): IBM が Tier 1 と指定する
CRU の交換はお客様ご自身の責任で行っていただきます。お客様の要請により
IBM が Tier 1 CRU の導入を行った場合は、その料金を請求させていただきま
す。
v Tier 2 のお客
お客様ご自身で取り付けることができますが、対象のサーバーに指定された保証
サービスの種類に基づき、追加料金なしで IBM に取り付けを要求することもで
きます。
v 技術員により交換される部品
り付ける必要があります。
様による交換が可能な部品 (CRU): Tier 2 と指定された CRU は
(FRU): FRU は訓練されたサービス技術員のみが取
ポーネントが Tier 1 CRU か、Tier 2 CRU か、または FRU か判別します。
保証の条件およびサービスと支援の入手についての情 報は、「保証およびサポート
情
報」を参照してください。
取り付けのガイドライン
コンポーネントの取り外し、取り付けを行う前
に次の情 報をお読みください。
安全に作業するのに役立ちます。
v 作業場所の整理 整とんをしてください。取り外したカバーおよびその他の部
品は
安全な場所に置いてください。
v カバーを取り外したままでサーバーを始動する必要
がある場合は、サーバーの近
くに人がおらず、サーバーの内部 に余分な物が残されていないことを確認してく
ださい。
v ご自分には重
過ぎると思う物を持ち上げようとしないでください。思い物を持ち
上げなければならない場合は、次の予防措置を守ってください。
– 足元が安全で、滑るおそれがないことを確認します。
– 足の間でオブジェクトの重
– ゆっくりとした持ち上げる力を使用します。重い物を持ち上げるときに、急に
移動したり体をねじったりしないでください。
– 背筋を痛めないよう、脚の筋肉を使用して立ち上がるか、押
て持ち上げます。
量が同量になるよう分散します。
し上げるようにし
v サーバー、モニター、およびその他の装置用に、適切に接
地されたコンセントの
数量が十分にあることを確認してください。
v ディスク・ドライブを変更する前
に、重
要
なデータはすべてバックアップしま
す。
v 小型のマイナス・ドライバーを用意してください。
© Copyright IBM Corp. 2006
63
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v コンポーネント上の青
い表示はタッチ・ポイントを示しています。コンポーネン
トをサーバーから取り外したり、取り付けたりするとき、またはラッチを開閉す
るときなどは、このタッチ・ポイントをつかみます。
v オプションの装置を取り付ける場合、サーバーの側
面を下にすると、作業が容易
になることがあります。
v サーバーでの作業が終わったら、すべての安全シールド、ガード、ラベル、およ
び接地ワイヤーを再取り付けします。
v このサーバーがサポートするオプションの装置の一覧は、
システムの信頼性に関するガイドライン
適切な冷却とシステムの信頼性を確保するために、以下のことを確認してくださ
い。
v 各ドライブ・ベイに、ドライブまたはフィラー・パネルと、電磁適合性 (EMC)
シールドが取り付けられている。
v サーバーにリダンダント電源
が付いている場合は、パワー・サプライ・ベイのそ
れぞれにパワー・サプライが取り付けられている。
v サーバーの周 囲に、サーバーが冷却システムを正しく作動させるための十分なス
ペースがある。サーバーの前
面
と背
には物を置かないでください。適切な冷
却と空気の流れを確保するために、サーバーのカバーを元通りに取り付けてから
サーバーの電源をオンにしてください。サーバーのカバーを外したままで、サー
バーを長時間 (30 分よりも長く) 動作させると、サーバー・コンポーネントを損
するおそれがあります。
面
の周 囲には、約 50 mm のオープン・スペ
ースが確保されていること。ファンの前
傷
v オプションのアダプターに付属する配線手順に従っている。
v ファンが故障した状態でサーバーを操作しない。
v エアー・バッフルを取り付けずにサーバーを稼働させないこと。エアー・バッフ
ルなしでサーバーを作動させると、マイクロプロセッサーがオーバーヒートする
原因になる場合があります。
静電気の影響を受けやすい部品の取り扱い
重
要
:
静電気は、サーバーおよびその他の電子部
す。損傷を避けるために、静電気の影響を受けやすい部
きるまで帯電防止パッケージに入れておいてください。
品
に損傷
を与える可能性がありま
品は、取り付ける準備がで
静電気放電による損傷
v 動きを制 限する。動くと、周 囲に静電気が蓄積されることがあります。
v 接地システムの使用をお勧めします。例えば、静電気放電用のリスト・ストラッ
プがあればそれを着用してください。電源オンのサーバー内で作業するときは、
必ず静電気放電用リスト・ストラップまたはその他の接地システムを使用してく
ださい。
v 部 は、端またはフレームを持って慎
v はんだの接合部 、ピン、または露出した回路には触れないでください。
は、他の人が触ったり、あるいは部 に損傷を与えたりできるような場所に
のおそれを減らすために、次の注意事項を守ってください。
品
重
に取り扱ってください。
v 部
品
放置しないでください。
品
64 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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v 部
に少なくとも 2 秒間接
体から静電気が排出されます。
v 部 をパッケージから取り出して、下に置かずに直
さい。部 を下に置く必要がある場合は、その帯電防止パッケージに戻します。
をサーバー・カバーや金属面の上には置かないでください。
v 寒い気候では、取り付ける部 の取り扱いには特に気を付けてください。暖房で
室内の湿度が下がり、静電気が増えるからです。
品
を帯電防止パッケージに入れたまま、サーバーの塗装されていない金属部
分
触させてください。これにより、パッケージとご自分の身
品
接
サーバーに取り付けてくだ
品
部
品
品
装置またはコンポーネントの返却
装置またはコンポーネントの返却の指示がある場合は、パッケージのしかたの説明
に従い、配送されたときのパッケージ材を使用してください。
第 4 章 サーバー・コンポーネントの取り外しと交換 65
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Tier 1 CRU の取り外しと交換
Tier 1 の CRU の交換はお客様の責任で行っていただきます。お客様の要請により
IBM が Tier 1 CRU の導入を行った場合は、その料金を請求させていただきます。
本書の図は、ご使用のハードウェアと多少異なる場合があります。
カバーの取り外し
重
要
:
適切な冷却と空気の流れを確保するために、サーバーのカバーを元通りに取
り付けてからサーバーの電源をオンにしてください。カバーを外したままサーバー
を 2 分を超えて作動させると、サーバーのコンポーネントが損傷を受ける場合があ
ります。
カバーを取り外すには、次のステップを実行してください。
2. サーバーと接
続装置の電源をオフにし、すべての電源コードと外部 ケーブルをサ
ーバーから切り離します。
3. サーバーを側
面を下にして置きます。
4. カバーの後部 から 2 本のつまみねじを取り外します。
5. カバーの後部 を持ち上げて、サーバーの後方に引いて、カバー前
部
の端をシャー
シから離します。
66 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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6. カバーに返却の指示がある場合は、パッケージのしかたの説明に従い、配送され
たときのパッケージ材を使用してください。カバーを返却しない場合は、カバー
とつまみねじを安全な場所に置いておきます。
カバーの取り付け
カバーを取り付けるには、次のステップを実行してください。
1. 以下の点を確認します。
v すべてのケーブル、アダプター、およびその他のコンポーネントが正しく取り
付けられ、しっかりと固
定されていること。
v サーバーの中に作業に使用したツールや部
v 内部 ケーブルが正しいルートで配線されていること。
2. カバーの前 の端をサーバーの前 の端の所定の場所に置いてから、カバーをシ
ャーシに向かって押し下げます。
3. カバーの後部 に 2 本のつまみねじを取り付けます。
品
が残っていないこと。
部
部
4. 外部 ケーブルおよび電源コードをサーバーに再接続してから、電源コードをコン
セントに差し込みます。
5. 接続装置の電源をオンにしてから、サーバーの電源をオンにします。
第 4 章 サーバー・コンポーネントの取り外しと交換 67
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ベゼルの取り外し
追加の光ディスク・ドライブなどの装置にたいして作業するときは、最初にベゼル
を取り外してから装置にアクセスする必要があります。
ベゼルを取り外すには、次のステップを実行してください。
2. サーバーと周 辺装置の電源
をオフにし、すべての電源コードと外部 ケーブルをサ
ーバーから切り離します。
4. シャーシの内側 で、ベゼルの下部 にあるベゼル解放タブを見つけます。
5. ベゼル解放タブを押
し下げてベゼルをシャーシから外し、サーバーの前
面
からベ
ゼルを持ち上げて取り外します。
6. ベゼルに返却の指示がある場合は、パッケージのしかたの説明に従い、配送され
たときのパッケージ材を使用してください。ベゼルを返却しない場合は、安全な
場所に置いておきます。
68 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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ベゼルの取り付け
ベゼルを取り付けるには、次のステップを実行してください。
1. ベゼルの上部 にある 2 つの位置合わせタブを、CD または DVD ドライブの上
にあるシャーシ開口部 に挿入します。
2. ベゼルの下部 の 2 つのタブをシャーシに開いた対応する穴に合わせ、ベゼルを
押
して所定の場所にカチッとはめ込みます。
3. 外部 ケーブルおよび電源コードをサーバーに再接
セントに差し込みます。
4. 接続装置の電源をオンにしてから、サーバーの電源
続してから、電源
コードをコン
をオンにします。
第 4 章 サーバー・コンポーネントの取り外しと交換 69
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アダプターの取り外し
アダプターを取り外すには、次のステップを実行してください。
2. サーバーと接続装置の電源をオフにし、すべての電源コードと外部 ケーブルをサ
ーバーから切り離します。
注: これから先の手順を容易にするため、サーバーの左の側
面を下にして置きま
す。
4. アダプターからすべてのケーブルを切り離します。
5. 前
6. サーバーの内側 から背 のアダプター保持ブラケットを押します。これで保持ブ
ラケットが開きます。
面
のアダプター保持ブラケットを上に回転します。
面
7. アダプターの上端または上部 の両隅を注意しながら手でつかみ、サーバーからア
ダプターを引き出します。
8. 交換用アダプターを取り付けないでサーバーを使用する場合は、スロットに拡張
スロット・カバーを取り付けます。
注: 空のスロットにはすべて拡張スロット・カバーを取り付けておく必要
があり
ます。これにより、サーバーの電磁放射特性が維持され、かつサーバーのコ
ンポーネントが適切に冷却されます。
9. アダプターに返却の指示がある場合は、パッケージのしかたの説明に従い、配送
されたときのパッケージ材を使用してください。アダプターを返却しない場合
は、安全な場所に置いておきます。
70 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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アダプターの取り付け
アダプターを取り付けるには、次のステップを実行してください。
1. アダプターに付属の配線手順がある場合は、それに従ってください。アダプタ
ーを取り付ける前に、アダプター・ケーブルを配線します。
2. アダプターに付属の配線手順がある場合は、それに従ってジャンパーまたはス
イッチを設定します。
3. アダプターが入っている帯電防止パッケージを、サーバーの塗装されていない
金属面
に接触させます。次に、アダプターを帯電防止パッケージから取り出し
ます。アダプター上のコンポーネントと金メッキしてあるコネクターには、触
れないでください。
4. アダプターの上端または上部
位置合わせしてから、アダプターをしっかりと拡張スロットに差し込みます。
アダプターは帯電防止パッケージから拡張スロットに直 移動します。
5. 前 のアダプター・ブラケットを下方に回転してサーバー内に入れます。
6. 背 のアダプター保持ブラケットを閉じます。
7. 必要なケーブルをアダプターに接続します。ケーブル配線時は、すべてのファ
両
隅を注意深くつかみ、拡張スロット・ガイドに
接
面
面
ンのまわりの空気循環用スペースの邪魔にならないようにします。オプション
の SCSI アダプターを取り付けている場合は、SCSI のケーブリングの追加手順
について「ユーザーズ・ガイド」を参照してください。
9. 外部 ケーブルおよび電源
ンセントに差し込みます。
10. 接続装置の電源をオンにしてから、サーバーの電源
コードをサーバーに再接続してから、電源コードをコ
をオンにします。
第 4 章 サーバー・コンポーネントの取り外しと交換 71
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メモリー・モジュールの取り外し
デュアル・インライン・メモリー・モジュール (DIMM) を取り外すには、次のステ
ップを実行してください。
2. サーバーと周 辺装置の電源
をオフにし、すべての電源コードと外部 ケーブルをサ
ーバーから切り離します。
4. DIMM へのアクセスの邪魔になるケーブルがあれば、それをすべて切り離しま
す。
重
要
:
DIMM 保持クリップを破損したり、DIMM コネクターを損傷
いように、クリップの開閉は静かに行ってください。
5. DIMM コネクターの両端にある保持クリップを注意して開き、DIMM を取り外
したりしな
します。
6. DIMM に返却の指示がある場合は、パッケージのしかたの説明に従い、配送さ
れたときのパッケージ材を使用してください。
72 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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メモリー・モジュールの取り付け
注: 障害のある DIMM を交換する場合は、交換用 DIMM が正しいタイプのメモリ
ーであることを確認してください。DIMM を追加する場合は、次の表に示す順
序で DIMM を取り付けます。サーバーと互換性のあるメモリーのタイプについ
て詳しくは、「ユーザーズ・ガイド」を参照してください。
DIMM の数
コネクター番号
DIMM 1 つ
DIMM 2 つ
DIMM 3 つ
DIMM 4 つ
1
1, 2
サポートされていません
1、2、3、4
交換用 DIMM を取り付けるには、次のステップを実行してください。
1. DIMM コネクターの両端にある保持クリップが完全に開いていることを確認し
ます。
2. 新しい DIMM が入っている帯電防止パッケージを、サーバーの塗装されていな
い金属面
す。
3. 接点とコネクターの位置が正しく合うように、DIMM を回転します。
DIMM 保持クリップを破損したり、DIMM コネクターを損傷したりしな
いように、クリップの開閉は静かに行ってください。
4. DIMM をコネクターに挿入します。DIMM の両端で同
をまっすぐ下にしっかりと押し込みます。 DIMM がコネクターにしっかり装着
に接触させます。次に、新規の DIMM をパッケージから取り外しま
重
要:
時に圧力をかけ、DIMM
されると、保持クリップがロック位置に入ります。 DIMM と保持クリップの間
にすき間がある場合は、DIMM が正しく取り付けられていません。その場合は
保持クリップを開いて DIMM を取り外し、再度 DIMM を挿入します。
5. 取り外しの際に切り離したケーブルをすべて再接
続します。
7. 外部 ケーブルおよび電源コードをサーバーに再接続してから、電源コードをコン
セントに差し込みます。
8. 接続装置の電源をオンにしてから、サーバーの電源をオンにします。
第 4 章 サーバー・コンポーネントの取り外しと交換 73
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Tier 2 CRU の取り外しと交換
IBM が Tier 2 と指定する CRU はお客
対象のサーバーに関して指定された保証サービスの種類に基づき、追加料金なしで
IBM に取り付けを要求することもできます。
様ご自身で取り付けることができますが、
本書の図は、ご使用のハードウェアと多少異なる場合があります。
バッテリーの取り外し
バッテリーを取り外すには、次のステップを実行してください。
2. サーバーと周 辺装置の電源
をオフにし、すべての電源コードと外部 ケーブルをサ
ーバーから切り離します。
4. バッテリーを取り外すのに邪魔になるアダプターがあれば、それをすべて取り外
します。
6. バッテリーを取り外すには、次のようにします。
a. 1 本の指で、バッテリー・クリップの上部 を押
してバッテリーから離しま
す。
b. バッテリーを持ち上げて、ソケットから取り外します。
7. バッテリーを廃棄する場合は地方自治体の条例に従ってください (詳しくは、
バッテリーの取り付け
以下の注では、サーバー内でバッテリーを交換するときに考慮する必要
を説明します。
v 交換するバッテリーは、同
ることが必要です。
のある情
報
一メーカーの同
一タイプのリチウム・バッテリーであ
v 交換用バッテリーを注文するには、米国内では 1-800-426-7378 に、カナダでは
1-800-465-7999 または 1-800-465-6666 に電話してください。米国およびカナダ以
外では、IBM 販売店または IBM 営業担当員にご連絡ください。
v バッテリーの交換後は、サーバーを再構成し、システム日付と時刻を再設定する
必要
があります。
v 起こり得る危険を回避するために、以下の安全の注記をお読みになり、それに従
ってください。
74 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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安全 2:
注意:
リチウム・バッテリーを交換する場合は、 IBM 部品
が推奨する同等タイプのバッテリーのみを使用してください。システムにリチウ
ム・バッテリーが入ったモジュールがある場合、そのモジュールの交換には同じメ
ーカーの同じモジュール・タイプのみを使用してください。バッテリーにはリチウ
ムが含まれており、適切な使用、扱い、廃棄をしないと、爆発するおそれがありま
す。
番号 33F8354 またはメーカー
次のことはしないでください。
v 水に投げ込む、あるいは浸す
v 100°C (華氏 212 度) 以上に過熱
v 修理または分解
交換用バッテリーを取り付けるには、次のステップを実行してください。
1. 交換用バッテリーに添付されている特別な取り扱いの説明があればそれに従って
ください。
2. 新しいバッテリーを挿入します。
a. バッテリーを斜めにして、バッテリーをバッテリー・クリップの反対側 のソ
ケットに挿入できるようにします。
b. バッテリーをソケットにカチッと収まるまで押
し込めます。バッテリー・ク
リップがバッテリーをしっかり保持していることを確認します。
3. 取り外したアダプターをすべて取り付けます。
5. 外部 ケーブルおよび電源コードをサーバーに再接続してから、電源コードをコン
セントに差し込みます。
6. 接続装置の電源をオンにしてから、サーバーの電源をオンにします。
7. Configuration/Setup ユーティリティー・プログラムを開始して、構成を再設定し
ます。
v システム日付と時刻を設定します。
v 必要
なら、パスワードを設定します。
v 構成を保管します。
第 4 章 サーバー・コンポーネントの取り外しと交換 75
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内蔵ドライブの取り外しと取り付け
ここでは、内蔵ドライブの取り外しと取り付けについて説明します。サーバーがサ
ポートするドライブのタイプについて詳しくは「ユーザーズ・ガイド」を参照して
ください。次の図は、内蔵ドライブ・ベイの位置を示しています。
注:
1. ベイ 1 の CD ドライブまたは DVD ドライブからケーブル配線をする 2 番目
の IDE 装置は、ベイ 2 にのみ取り付けできます。
2. 2 つのオプションのテープ・ドライブは、ベイ 1 および 2 に取り付けることが
できます。
3. サーバーは、オプションのディスケット・ドライブを 1 つサポートします。デ
ィスケット・ドライブが取り付けられるのはベイ 3 だけです。
76 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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CD または DVD ドライブの取り外し
ベイ 1 または 2 から CD または DVD ドライブを取り外すには、次のステップを
実行してください。
2. サーバーと周 辺装置の電源
をオフにし、すべての電源コードと外部 ケーブルをサ
ーバーから切り離します。
5. 取り外すドライブからケーブルを切り離します。
6. 青
色のラッチを押
してドライブを解放して、ドライブをつかみサーバーの前
面
か
ら取り出します。
7. 取り外したドライブを新しいドライブと交換する場合は、古いドライブの側
面に
付いているドライブの保持クリップを取り外し、交換用ドライブに取り付けるた
め保管しておきます。
8. ドライブに返却の指示がある場合は、パッケージのしかたの説明に従い、配送さ
れたときのパッケージ材を使用してください。
第 4 章 サーバー・コンポーネントの取り外しと交換 77
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CD または DVD ドライブの取り付け
ベイ 1 または 2 に CD または DVD ドライブを取り付けるには、次のステップを
実行してください。
1. 取り外したドライブを新しいドライブと交換する場合は、次のようにします。
v 新しいドライブに付属の資料で指定されているすべてのケーブル、およびそ
の他の装置があることを確認します。
v 新しいドライブに付属の説明書を確認して、ドライブのスイッチまたはジャ
ンパーを設定する必要
があるかどうか調べます。
v 古いドライブの側
面
しいドライブに取り付けるために確保してあること。
に付いていた青いドライブ保持クリップを取り外し、新
78 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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注: レーザーを含むドライブを取り付ける場合は、以下の安全上の予防措置に
注意してください。
安全 3:
注意:
レーザー製品
(CD-ROM、DVD ドライブ、光ファイバー装置、または送信機な
ど) を取り付ける場合には、以下のことに注意してください。
v カバーを外さないこと。カバーを取り外すと有害なレーザー光を浴びること
があります。この装置の内部には保守が可能な部品
はありません。
v 本書に記述されていないコントロールや調整を使用したり、本書に記述され
ていない手順 を実行すると、有害な光線を浴びることがあります。
危険
一部のレーザー製品
には、クラス 3A またはクラス 3B のレーザー・ダイ
オードが組み込まれています。次のことに注意してください。
カバーを開くとレーザー光線の照射があります。光線を見つめたり、光学装
置を用いて直接見たり、光線を直接浴びることは避けてください。
2. ドライブが入っている帯電防止パッケージをサーバーの塗装されていない金属
面
に接触させた後、ドライブをパッケージから取り出し、静電気の起きない面
に置きます。
3. ドライブに付属する資料に従って、ジャンパーまたはスイッチをドライブにセ
ットします。
注: 新規ドライブを前
が、作業がしやすい場合があります。
4. ドライブの側 にあるねじ穴に青色のドライブ保持クリップを差し込み (クリ
ップの青色サイドが外側 を向くように) 取り付けます。
面
から取り付けて、その後でケーブルを接続するほう
面
第 4 章 サーバー・コンポーネントの取り外しと交換 79
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5. ドライブ・アセンブリーとベイ内のガイド・レールを位置合わせします。ドラ
イブをベイに差し込みます。
6. 信
号ケーブルの一方の端をドライブの後部 に接続し、もう一方の端をシステ
ム・ボード上の IDE コネクターに接続します。システム・ボード上のコネクタ
照してください。
注: 信
ロプロセッサー上の空気の流れを妨害しないように配線します。
7. 電源ケーブルをドライブの背 に接続します。コネクターはキー付きであり、1
号ケーブルを、ケーブルがドライブ背
面
への空気の流れ、またはマイク
面
つの向きにしか挿入できません。
10. 外部 ケーブルおよび電源コードをサーバーに再接続してから、電源コードをコ
ンセントに差し込みます。
11. 接続装置の電源をオンにしてから、サーバーの電源をオンにします。
オプションのテープ・ドライブの取り外し
テープ・ドライブを取り外すには、次のステップを実行してください。
2. サーバーと周 辺装置の電源
をオフにし、すべての電源コードと外部 ケーブルをサ
ーバーから切り離します。
80 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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5. 取り外すテープ・ドライブからケーブルを切り離します。
6. テープ・ドライブの側
面からねじを取り外し、テープ・ドライブを手に持ってサ
ーバー前 から引き出します。ねじは、後で再使用できるように、安全な場所に
面
保管してください。
7. テープ・ドライブに返却の指示がある場合は、パッケージのしかたの説明に従
い、配送されたときのパッケージ材を使用してください。
オプションのテープ・ドライブの取り付け
テープ・ドライブを取り付けるには、次のステップを実行してください。
1. 取り外したドライブを新しいドライブと交換する場合は、次のようにします。
a. 新しいテープ・ドライブに付属の資料で指定されているすべてのケーブル、
およびその他の装置があることを確認します。
b. 新しいドライブに付属の説明書を確認して、ドライブのスイッチまたはジャ
ンパーを設定する必要
があるかどうか調べます。SCSI 装置を取り付ける場
合、そのデバイスの SCSI ID が選択されていること。
2. テープ・ドライブが入っている帯電防止パッケージをサーバーの塗装されていな
い金属面
の起きない面に置きます。
3. テープ・ドライブをスライドさせてサーバー前 からドライブ・ケージに入れ、
IDE ケーブルをテープ・ドライブに接続します。
4. 付属のねじを使用して、テープ・ドライブをシャーシに固定します。
5. テープ・ドライブをシステム・ボードのテープ・ドライブ・コネクターに接続し
に接触させた後、テープ・ドライブをパッケージから取り出し、静電気
面
ます。
第 4 章 サーバー・コンポーネントの取り外しと交換 81
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8. 外部 ケーブルおよび電源コードをサーバーに再接続してから、電源コードをコン
セントに差し込みます。
9. 接続装置の電源をオンにしてから、サーバーの電源をオンにします。
SATA ハード・ディスクの取り外し
ベイ 4 または 5 の SATA ドライブを取り外すには、次のステップを実行してくだ
さい。
2. サーバーと周 辺装置の電源
をオフにし、すべての電源コードと外部 ケーブルをサ
ーバーから切り離します。
4. 取り外すドライブから、またはドライブ・ケージに 2 台のドライブが取り付け
られている場合は両
5. ハード・ディスク・ドライブ・ケージをシャーシに固定しているつまみねじを取
り外します。
方のドライブからケーブルを切り離します。
6. ハード・ディスク・ドライブ・ケージを手でつかみ、シャーシ上の定位置に固
定
するまで上に回転します。
注: ドライブ・ケージを取り外すには、ケージを持ち上げて、サーバーから上方
に丁寧に引き出します。ドライブを取り付けるのに、ドライブ・ケージを取
り外す必要
7. ドライブをドライブ・ケージに固定している 4 本 (片側 に 2 本ずつ) のねじを
取り外し、ケージからドライブを取り出します。
はありません。
82 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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8. ドライブに返却の指示がある場合は、パッケージのしかたの説明に従い、配送さ
れたときのパッケージ材を使用してください。
SATA ハード・ディスクの取り付け
ベイ 4 または 5 に SATA ドライブを取り付けるには、次のステップを実行してく
ださい。
1. ドライブが入っている帯電防止パッケージをサーバーの塗装されていない金属
面
に接触させた後、ドライブをパッケージから取り出し、静電気の起きない面
に置きます。
2. ドライブに付属する資料に従って、ジャンパーまたはスイッチをドライブにセ
ットします。
3. ドライブ・アセンブリーをベイ内のガイド・レールに合わせます (ドライブの
コネクター側 を手前
にします)。
4. ドライブ・アセンブリーをできるだけドライブ・ベイの奥までに静かにスライ
ドさせます。
5. 4 本のねじを使用して、ハード・ディスクをドライブ・ケージに取り付けま
す。
6. 固
7. 先ほど取り外した青色のつまみねじを使用して、ドライブ・ケージをシャーシ
に固定します。
8. 信号ケーブルの一方の端をドライブの後部 に接続し、もう一方の端をシステ
ム・ボード上のコネクターに接続します。システム・ボード上の SATA コネク
定用ラッチを押し、ドライブ・ケージを回転してサーバー内に戻します。
第 4 章 サーバー・コンポーネントの取り外しと交換 83
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参照してください。既存の SATA ドライブを接
ン・コネクターがある場合は、それらのケーブルを使用して新規のドライブを
続することができます。
9. 信号ケーブルを配線します。その際、ドライブ背
ロプロセッサーと DIMM を通る空気の流れを妨げないようにします。
10. 電源ケーブルをドライブの背 に接続します。コネクターはキー付きであり、1
続しているケーブルにオープ
接
面
への空気の流れや、マイク
面
つの向きにしか挿入できません。
12. 外部 ケーブルおよび電源コードをサーバーに再接続してから、電源コードをコ
ンセントに差し込みます。
13. 接続装置の電源をオンにしてから、サーバーの電源をオンにします。
システム・ファンの取り外し
重
要:
v 障害のあるファンは、48 時間以内に交換してください。
v 冷却と通気を適正に保つために、カバーを取り外したまま 2 分間を超えてサーバ
ーを稼働させないでください。
システム・ファンを取り外すには、次のステップを実行してください。
2. サーバーと接続装置の電源を切り、すべての電源コードと外部 ケーブルをサーバ
ーから切り離します。
84 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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5. エアー・バッフルを取り外します。
a. エアー・バッフルのハンドルを手に持ちます。
b. エアー・バッフルを手に持って上方に回転し、サーバーから取り出します。
6. ファン・ケーブルをシステム・ボードから外し、後で取り付けるときのために、
ケーブルが接続されていた場所をメモに取っておきます。
7. ファンを両手でつかんでしっかり引っぱります (ゴムのグロメットが延びます)。
グロメットがファンまたはシャーシの穴から引き出され、取り外すことができま
す。
注: グロメットを外すときはサイド・カッター (ペンチ) を使用すると、作業が
やりやすくなります。
8. ファンを持ち上げてシャーシから取り出します。
9. ファンに返却の指示がある場合は、パッケージのしかたの説明に従い、配送され
たときのパッケージ材を使用してください。
システム・ファンの取り付け
システム・ファンを取り付けるには、次のステップを実行してください。
1. ラジオ・ペンチを使用して、交換用ファンの穴にグロメットを引っぱってはめ込
みます。
2. グロメットがシャーシの穴から飛び出る位置にファンを置いて、シャーシの外か
らラジオ・ペンチを使用してグロメットを引っ張ってはめ込みます。
3. ファン・ケーブルをシステム・ボードに接
続します (システム・ファンのコネク
4. マイクロプロセッサーのエアー・バッフルを取り付けます。
第 4 章 サーバー・コンポーネントの取り外しと交換 85
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7. 外部 ケーブルおよび電源コードをサーバーに再接続してから、電源コードをコン
セントに差し込みます。
8. 接続装置の電源をオンにしてから、サーバーの電源をオンにします。
前面コントロール・パネルの取り外し
コントロール・パネルを取り外すには、次のステップを実行してください。
2. サーバーと周 辺装置の電源
をオフにし、すべての電源コードと外部 ケーブルを
サーバーから切り離します。
注: これから先の手順を容易にするため、サーバーの左の側
面を下にして置き
ます。
5. マイクロプロセッサー・エアー・バッフルをサーバーから取り出します。
6. ドライブ・ケージを取り外します。
a. ドライブ・ケージからつまみねじを取り外します。
b. ドライブ・ケージを上方に回転し、開いた位置にします。
c. ドライブ・ケージをサーバーから取り出します。
7. コントロール・パネルのケーブルの位置をメモに記録し、ケーブルをコントロ
ール・パネルから切り離します。
8. コントロール・パネルをシャーシに取り付けているねじを取り外します。
86 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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9. コントロール・パネルの左方を手に持ち、コントロール・パネルを右方に回転
し、パネル右側 のスロットから外します。次に、コントロール・パネルをサー
バーから引き離します。
10. コントロール・パネルに返却の指示がある場合は、パッケージのしかたの説明
に従い、配送されたときのパッケージ材を使用してください。
前面コントロール・パネルの取り付け
コントロール・パネルを取り付けるには、次のステップを実行してください。
1. コントロール・パネル・ アセンブリーの右側
面
にあるフランジをシャーシ前
面
のスロットに挿入し、コントロール・パネルを下部 開口部 の上に回転します。
2. 先ほど取り外したねじを使用して、コントロール・パネルをシャーシに取り付け
ます。
3. コントロール・パネルにケーブルを接
続します。
4. ドライブ・ケージを取り付けます。
a. ドライブ・ケージをシャーシ上のドライブ・ケージ・ブラケット内にスライ
ドさせます。
b. ドライブ・ケージを下方に回転してサーバー内に入れます。
c. 先ほど取り外したつまみねじを取り付けます。
5. マイクロプロセッサーのエアー・バッフルを取り付けます。
8. 外部 ケーブルおよび電源
セントに差し込みます。
9. 接続装置の電源をオンにしてから、サーバーの電源
コードをサーバーに再接続してから、電源コードをコン
をオンにします。
第 4 章 サーバー・コンポーネントの取り外しと交換 87
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FRU の取り外しと交換
技術員により交換される部
品 (FRU) の取り付けができるのは、トレーニングを受け
たサービス技術員のみです。
本書の図は、ご使用のハードウェアと多少異なる場合があります。
パワー・サプライの取り外し
パワー・サプライを取り外しまたは取り付けを行うときは、次の注意事項をお読み
ください。
安全 8:
注意:
電源機構 (パワー・サプライ) または次のラベルが貼られている部分のカバーは決し
て取り外さないでください。
このラベルが貼られているコンポーネントの内部には、危険な電圧、強い電流が流
れています。これらのコンポーネントの内部には、保守が可能な部品
はありませ
ん。これらの部品に問題があると思われる場合はサービス技術員に連絡してくださ
い。
88 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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パワー・サプライを取り外すには、次のステップを実行してください。
2. サーバーと周 辺装置の電源
をオフにし、すべての電源コードと外部 ケーブルをサ
ーバーから切り離します。
注: これから先の手順を容易にするため、サーバーの右の側
面を下にして置きま
す。
4. パワー・サプライからシステム・ボードおよびすべての内部 コンポーネントへの
ケーブルを切り離します。
5. パワー・サプライを取り外すために余分の空間を作るには、次の手順を使用して
ください。
v ベイ 1 とベイ 2 のドライブ (取り付けられている場合) を少しだけ前
方にス
ん。
v マイクロプロセッサー・エアー・バッフルをサーバーから取り出します。
ッサーを取り外す必要
はありません。
第 4 章 サーバー・コンポーネントの取り外しと交換 89
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6. パワー・サプライをシャーシに固
定している 4 つのねじを取り外します。
7. パワー・サプライをシャーシの前 方向に、パワー・サプライが取り付け金具を
面
クリアするまでスライドしてから、パワー・サプライをシステム・ボード側 に傾
けながら、サーバーから注意深く取り出します。
8. パワー・サプライに返却の指示がある場合は、パッケージのしかたの説明に従
い、配送されたときのパッケージ材を使用してください。
パワー・サプライの取り付け
パワー・サプライを取り付けるには、次のステップを実行してください。
1. パワー・サプライをシャーシに注意深く挿入し、取り付け金具の上に置いてから
シャーシの後方にスライドさせます。
2. パワー・サプライをシャーシに固
定する 4 本のねじを取り付けます。
3. 次のリストのコンポーネントで、取り外されたものがあればすべて取り付けま
す。
v ベイ 1 とベイ 2 のドライブをベイに完全に押
v DIMM コネクター 3 と 4 から取り外した DIMM がある場合は、これを取り
v マイクロプロセッサーのエアー・バッフルを取り付けます。
4. パワー・サプライから、システム・ボードとすべての内部 コンポーネントに配線
されるケーブルを再接
続します。
90 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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6. 外部 ケーブルおよび電源コードをサーバーに再接続してから、電源コードをコン
セントに差し込みます。
7. 接続装置の電源をオンにしてから、サーバーの電源をオンにします。
マイクロプロセッサーおよびヒートシンクの取り外し
マイクロプロセッサーおよびヒートシンクを取り外すには、次のステップを実行し
てください。
2. サーバーと接
続装置の電源をオフにし、すべての電源コードと外部 ケーブルを
サーバーから切り離します。
3. サーバーの側
面を下にして、カバーが上を向くように平らな場所に置きます。
5. マイクロプロセッサー・エアー・バッフルをサーバーから取り出します。
6. ヒートシンクとマイクロプロセッサーにアクセスする作業の妨げになるケーブ
ルをすべて切り離します。
重
要
:
ヒート・シンク保持レバーは、ヒート・シンクが所定の位置にあるとき
はスプリングによって固定されています。レバーを急に放したり、跳ね上がら
せたりすると、ヒート・シンクと周 囲のコンポーネントを損傷する可能性があ
ります。
第 4 章 サーバー・コンポーネントの取り外しと交換 91
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7. ヒートシンク保持レバーを解放します。このためには、レバーの端を押
し下
げ、横に動かして、開く (上) 位置にゆっくりと解放します。
8. ヒートシンクの上部 をサーバー背
面
の方に傾けながら、ヒートシンクをスライ
ドさせて保持モジュールの下部 フランジから外します。その後、ヒートシンク
をサーバーから取り外します。取り外した後、ファン・シンクは側
て清潔で平らな面に置きます。
9. マイクロプロセッサー保持ラッチを解放します。このためには、ラッチの端を
し下げ、水平に動かして、開く (上) 位置にゆっくりと解放します。
マイクロプロセッサーを取り外すには、交換パーツに付属の吸引ツール
を使用してください。取り外しの際にマイクロプロセッサーを落とすと、接
を損傷する可能性があります。また、マイクロプロセッサーの接点に異物 (皮
膚からの脂など) が付着すると、接点とソケットの間で接続障害が発生するこ
面
を下にし
押
重
要:
点
とがあります。
10. バキューム・ツールを使用し、次の手順を参照してマイクロプロセッサーを取
り外します。
a. ツールの空気袋を握ったまま保ちます。その後、マイクロプロセッサーの上
に吸着
b. ツールを使用して、マイクロプロセッサーを注意して真上に持ち上げてソケ
ットから外し、静電気の起きない面に置きます。
c. ツールの空気袋を握って、マイクロプロセッサーを吸着カップから解放しま
カップを付け、空気袋を放します。
す。
92 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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11. ヒート・シンク・アセンブリーとマイクロプロセッサーに返却の指示がある場
合は、パッケージのしかたの説明に従い、配送されたときのパッケージ材を使
用してください。
マイクロプロセッサーおよびヒートシンクの取り付け
マイクロプロセッサーおよびヒートシンクを取り付けるには、次のステップを実行
してください。
1. マイクロプロセッサー・ソケットのレバーが完全に開いた位置にあることを確認
します。
重
要
:
マイクロプロセッサーを取り付けるには、交換パーツに付属の吸引ツー
ルを使用してください。取り付けの際にマイクロプロセッサーを落とすと、接
を損傷する可能性があります。また、マイクロプロセッサーの接点に異物 (皮膚
からの脂など) が付着すると、接点とソケットの間で接続障害が発生することが
あります。
点
第 4 章 サーバー・コンポーネントの取り外しと交換 93
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2. バキューム・ツールを使用し、次のステップを使用してマイクロプロセッサーを
取り付けます。
a. ツールの空気袋を握ったまま保ちます。その後、マイクロプロセッサーの上
に吸着
カップを付け、空気袋を放します。
注: 取り付けの際にマイクロプロセッサーとマイクロプロセッサー・ソケッ
トの方向付けを正しく行うため、マイクロプロセッサーの角の 1 つにあ
る三角形の標識を、ソケットの角の 1 つに付いている 45 度の角に位置
を合わせます。
b. ツールを使用して、マイクロプロセッサーを慎
重
にソケットに差し込みま
す。
c. ツールの空気袋を握って、マイクロプロセッサーを吸着
カップから解放しま
す。
3. マイクロプロセッサー保持ラッチを閉じ、所定の位置にしっかりロックします。
4. 次のようにして、ヒートシンクを取り付けます。
a. ヒート・シンク保持レバーが完全に開いた位置にあることを確認します。
重
要
: マイクロプロセッサーとヒートシンクの取り扱いは慎
重
に行ってくだ
さい。間に入っている熱伝導材を汚さないでください。
b. ヒート・シンクの下端をスライドさせて保持モジュールの下部 フランジの下
に入れます。その後、ヒート・シンクの上部 を保持モジュールの上部 に合わ
せます。
94 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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c. ヒート・シンク保持レバーを閉じ、所定の位置にしっかりロックします。
5. マイクロプロセッサーの取り外し作業中に切り離したケーブルをすべて再接
続し
ます。
6. マイクロプロセッサーのエアー・バッフルを取り付けます。
8. 外部 ケーブルおよび電源
セントに差し込みます。
9. 接続装置の電源をオンにしてから、サーバーの電源
コードをサーバーに再接続してから、電源コードをコン
をオンにします。
システム・ボードの取り外し
システム・ボードを取り外すには、次のステップを実行してください。
2. サーバーと接続装置の電源をオフにし、すべての電源コードと外部 ケーブルをサ
ーバーから切り離します。
重
要
:
ドライブ・ケージのドライブに接
続されているケーブルに荷重をかけな
いでください。必要な場合は、ドライブ・ケージを取り外す前に、それらのケー
ブルをドライブから切り離します。
4. ドライブ・ケージを取り外します。
a. ドライブ・ケージからつまみねじを取り外します。
b. ドライブ・ケージを上方に回転し、開いた位置にします。
c. ドライブ・ケージをサーバーから取り出します。
第 4 章 サーバー・コンポーネントの取り外しと交換 95
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5. 各ケーブルの接
続個 所のメモを取ってから、すべてのケーブルをシステム・ボー
ドから切り離します。
6. システム・ボードに取り付けられている以下のすべてのコンポーネントを取り外
して、静電気防止された安全な場所に置きます。
7. システム・ボードをシャーシに固
8. システム・ボードをサーバー前 の方にスライドさせて、シャーシ内のタブを外
します。その後、システム・ボードを慎 にサーバーから取り出します。
定する 7 本のねじを取り外します。
面
重
9. システム・ボードに返却の指示がある場合は、パッケージのしかたの説明に従
い、配送されたときのパッケージ材を使用してください。
システム・ボードの取り付け
システム・ボードを取り付けるには、次のステップを実行してください。
1. システム・ボードをシャーシに挿入し、シャーシ内のタブが完全にはまるま
で、システム・ボードをサーバー背
面
の方にスライドさせます。
注: システム・ボードのねじ穴がシャーシの対応する穴の位置に合っていれ
ば、タブは完全にはまっています。
2. システム・ボードをシャーシに固
定する 7 本のねじを取り付けます。
96 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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3. システム・ボードから取り外した次のコンポーネントをすべて取り付けます。
4. 取り外しの際に切り離したケーブルをすべてシステム・ボードに再接
続しま
す。
5. ドライブ・ケージを取り付けます。
a. ドライブ・ケージをシャーシ上のドライブ・ケージ・ブラケット内にスライ
ドさせます。
b. ドライブ・ケージを下方に回転してシャーシ内に入れます。
c. 先ほど取り外したつまみねじを取り付けます。
d. 取り外し作業中に切り離したすべてのケーブルを、ドライブ・ケージのドラ
イブに再接
続します。
6. マイクロプロセッサーのエアー・バッフルを取り付けます。
8. 外部 ケーブルおよび電源コードをサーバーに再接続してから、電源コードをコ
ンセントに差し込みます。
9. 接続装置の電源をオンにしてから、サーバーの電源をオンにします。
10. Configuration/Setup ユーティリティー・プログラムを開始して、構成を再設定し
ます。
a. システム日付と時刻を設定します。
b. 必要
なら、パスワードを設定します。
c. 構成を保管します。
第 4 章 サーバー・コンポーネントの取り外しと交換 97
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98 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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第 5 章 構成情報と説明
この章
では、ファームウェアの更新方法と構成ユーティリティーの使用法について
説明します。
ファームウェアの更新
サーバーのファームウェアは、定期的に更新されており、Web からダウンロードす
ることができます。最新レベルのファームウェア (BIOS コード、重 プロダクト・
要
データ (VPD) コード、デバイス・ドライバー、およびサービス・プロセッサー・フ
ァームウェアなど) をチェックするには、
い。
サーバー内の装置を交換する場合は、装置のメモリーに格納されているファームウ
ェアの最新バージョンでサーバーを更新するか、あるいは、ディスケット・イメー
ジまたは CD イメージから既存のファームウェアをリストアする必要
があります。
v BIOS コードはシステム・ボードの読み取り専
用メモリー (ROM) に保管されて
います。
v イーサネット・ファームウェアは、システム・ボードのイーサネット・コントロ
ーラーの ROM に保管されています。
v 主要
なコンポーネントは VPD コードを持っています。BIOS コード更新手順の
途中で、VPD コードの更新を選択することができます。
サーバーの構成
ServerGuide Setup and Installation CD には、ご使用の IBM サーバー用に特に設計
されたソフトウェア・セットアップ・ツールおよびインストール・ツールが収めら
れています。最初にサーバーをインストールした時にこの CD を使用すると、基本
的なハードウェア機能の構成と、オペレーティング・システムのインストールが容
照してください。)
サーバー・ハードウェアをカスタマイズするには、ServerGuide Setup and
Installation CD に加えて、以下の構成プログラムを使用することができます。
v Configuration/Setup ユーティリティー・プログラム
v Boot Menu プログラム
v Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernet Boot Agent
v イーサネット・コントローラーの構成
これらのプログラムについての詳細は、IBM System x Documentation CD 上の「ユ
ーザーズ・ガイド」の『サーバーの構成』を参照してください。
ServerGuide Setup and Installation CD の使用
ServerGuide Setup and Installation CD に収録されているプログラムを使用すると、
サーバーのモデルと取り付けられているオプションのハードウェア装置を検出でき
© Copyright IBM Corp. 2006
99
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るほか、サーバー・ハードウェアを構成したりデバイス・ドライバーを入手するこ
とができ、さらにオペレーティング・システムのインストールが容易になります。
サポートされるオペレーティング・システムのバージョンについての詳細は、CD
のラベルを参照してください。 ServerGuide Setup and Installation CD がサーバーに
新バージョンをダウンロードできます。
ServerGuide Setup and Installation CD を始動するには、次のステップを実行してく
ださい。
2. 画
面の指示に従って、以下の操作をします。
a. 使用する言語を選択する。
b. キーボードのレイアウトと国を選択する。
c. 概説を表示して ServerGuide の機能について学習
する。
d. README ファイルを表示して、使用するオペレーティング・システムとアダ
プターのインストールに関するヒントを検討する。
e. セットアップ・プログラムおよびハードウェア構成プログラムを始動する。
f. オペレーティング・システムのインストールを開始する。お手持ちのオペレ
ーティング・システムの CD が必要
になります。
Configuration/Setup ユーティリティー・プログラムの使用
Configuration/Setup ユーティリティー・プログラムは BIOS に組み込まれていま
す。このプログラムを使用すると、以下を行うことができます。
v 割り込み要
求 (IRQ) の設定の変更
v ドライブ始動順序の変更
v シリアル・ポート割り当ての構成
v USB キーボードおよびマウス・サポートの使用可能化
v 構成競合の解決
v 日時の設定
v パスワード設定とセキュリティー設定
Configuration/Setup ユーティリティー・プログラムを始動するには、次のステップを
実行してください。
1. サーバーの電源
2. メッセージ Press F1 for Configuration/Setup が表示されたら、F1 を押しま
す。管理 パスワードを設定してある場合は、Configuration/Setup ユーティリテ
を入れます。
者
ィーの全体メニューにアクセスするには、管理
ます。
者パスワードの入力が必要になり
3. 画
面の指示に従います。
Configuration/Setup ユーティリティー・プログラムについて詳しくは、IBM System x
Documentation CD に収められている「ユーザーズ・ガイド」を参照してください。
100 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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Boot Menu プログラムの使用
Boot Menu プログラムは、Configuration/Setup ユーティリティー・プログラムの設
定値を変更せずに、最初の始動装置を一時的に再定義するために使用できる、組み
込みのメニュー方式による構成プログラムです。
Boot Menu プログラムを使用するには、次のステップを実行してください。
1. サーバーの電源
2. サーバーを再始動します。
3. F12 を押します。
をオフにします。
4. 始動装置を選択します。
次回にサーバーを開始すると、サーバーは、Configuration/Setup ユーティリティー・
プログラムで設定した始動順序に戻ります。
Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernet Boot Agent を使用可能に設定
する
Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernet Boot Agent は、BIOS コードの一部 です。 こ
れを使用すれば、ネットワークを始動可能装置として構成することができ、始動順
序のどこでネットワーク始動オプションを表示するかをカスタマイズできます。
Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernet Boot Agent を使用可能および使用不可にする
には、Configuration/Setup ユーティリティー・プログラムを使用します。
Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernet Boot Agent を使用可能にするには、次のステ
ップを実行します。
1. サーバーの電源
を入れます。
2. Press F1 for Configuration/Setup プロンプトが表示されたら、F1 キーを押
し
ます。
3. Configuration/Setup ユーティリティー・メインメニューからDevices and I/O
Ports を選択して、Enter を押
4. System Board Ethernet PXE/DHCP を選択し、右矢印 (→) キーを押してそれ
を Enabled に設定します。
します。
5. Save Settings を選択して、Enter キーを押
します。
Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernet コントローラーの構成
イーサネット・コントローラーは、システム・ボード上に組み込まれています。こ
のイーサネット・コントローラーは、10 Mbps、100 Mbps、または 1 Gbps ネット
ワークに接
続するためのインターフェース、および全二重 (FDX) 機能を提供しま
す。この全二重機能を使ってネットワーク上でデータの送受信を同時に行うことが
できます。サーバーのイーサネット・ポートがオートネゴシエーションをサポート
する場合、イーサネット・コントローラーがネットワークのデータ転送速度
(10BASE-T、100BASE-TX、または 1000BASE-T) と二重
モード (全二重または半二
重) を検知して、そのデータ転送速度とモードで自動的に作動します。
ジャンパーの設定またはコントローラーの構成を行う必要
はありません。ただし、
違うオペレーティング・システムをインストールして、そのオペレーティング・シ
ステムからこのコントローラーをアドレスできるようにするためにはデバイス・ド
第 5 章
構成情 報と説明 101
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ライバーをインストールする必要
があります。デバイス・ドライバー、および
Gigabit Ethernet コントローラーの構成について詳しくは、
い。
102 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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付録 A. ヘルプおよび技術サポートの入手
ヘルプ、サービス、技術サポート、または IBM 製品
場合は、IBM がさまざまな形で提供しているサポートをご利用いただけます。この
付録では、IBM と IBM 製品に関する追加情 報の入手先、システムまたはオプショ
ン製品で問題が発生した場合の対処方法、およびサービスが必要になった場合の連
絡先について記載しています。
に関する詳しい情 報が必要
な
依頼する前に
連絡する前に、以下の手順を実行して、必ずお客様自身で問題の解決を試みてくだ
さい。
v ケーブルがすべて接
続されていることを確認します。
v 電源
スイッチをチェックして、システムの電源がオンになっていることを確認し
ます。
v ご使用のシステムに付属の資料に記載のトラブルシューティング情 報を参照する
か、診断ツールを使用します。診断ツールについては、IBM Documentation CD
上、または IBM Support Web サイトの「問題判別の手引き」を参照してくださ
い。
で、テクニカル情 報、ヒント、および新規デバイス・ドライバーを調べるか、情
報を要
求します。
多くの問題は、IBM システムやソフトウェアに付属のオンライン・ヘルプおよび説
明資料に記載のトラブルシューティング手順を実行することで、お客様自身で解決
することができます。システムに付属の資料には、お客様が実行できる診断テスト
についても記載しています。大部 分のシステム、オペレーティング・システムおよ
びプログラムには、トラブルシューティング手順やエラー・メッセージおよびエラ
ー・コードに関する説明書が付属しています。ソフトウェアの問題だと考えられる
場合は、オペレーティング・システムまたはプログラムの資料を参照してくださ
い。
資料の使用
IBM システム、およびプリインストール・ソフトウェア、あるいはオプション製品
に関する情 報は、製品
に付属の資料に記載されています。資料には、印刷された説
明書、オンライン資料、README ファイル、およびヘルプ・ファイルがあります。
診断プログラムの使用方法については、システム資料にあるトラブルシューティン
グに関する情 報を参照してください。トラブルシューティング情 報または診断プロ
グラムを使用した結果、デバイス・ドライバーの追加や更新、あるいは他のソフト
ウェアが必要
になることがあります。IBM は WWW に、最新の技術情 報を入手し
たり、デバイス・ドライバーおよび更新をダウンロードできるページを設けていま
す。これらのページにアクセスするには 、
さい。一部 の資料は、「IBM Publications
© Copyright IBM Corp. 2006
103
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ヘルプおよび情報を WWW から入手する
WWW 上の IBM Web サイトには、IBM システム、オプション製品
、サービス、
およびサポートについての最新情 報が提供されています。 IBM System x および
です。 IBM IntelliStation®に関する情 報を入手するためのアドレスは 、
ご使用の IBM システム (サポート対象のオプション製品
を含む) に関するサービス
情
す。
ソフトウェアのサービスとサポート
IBM サポート・ラインを使用すると、 System x および xSeries サーバー、
BladeCenter 製品、 Intellistation ワークステーション、および装置の使用方法、構
成、およびソフトウェアの問題について、電話によるサポートを有料で受けること
ができます。使用する国または地域で、サポート・ラインがサポートする製品につ
サポート・ラインおよび各種の IBM サービスについて詳しくは、
ート電話番号をご覧ください。米国およびカナダの場合は、1-800-IBM-SERV
(1-800-426-7378) に電話してください。
ハードウェアのサービスとサポート
重
要
: サービスについてお問い合わせいただくと、ご使用のシステムのマシン・タイ
プ (4 桁) をお尋ねする場合があります。このシステムのマシン・タイプは「4347」
です。
ハードウェアの保守は、IBM サービスか IBM 販売店を通じて受けることができま
す (販売店が IBM から保証サービスを行う許可を得ている場合)。サポートについ
よびカナダの場合は、1-800-IBM-SERV (1-800-426-7378) に電話してください。
米国およびカナダでは、ハードウェア・サービスおよびサポートは、1 日 24 時
間、週 7 日ご利用いただけます。英国では、これらのサービスは、月曜から金曜ま
での午前 9 時から午後 6 時までご利用いただけます。
104 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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付録 B. 特記事項
本書は米国 IBM が提供する製品
書に記載の製品、サービス、または機能が日本においては提供されていない場合が
あります。日本で利用可能な製品、サービス、および機能については、日本 IBM
の営業担当員にお尋ねください。本書で IBM 製品、プログラム、またはサービス
に言及していても、その IBM 製品、プログラム、またはサービスのみが使用可能
であることを意味するものではありません。これらに代えて、IBM の知的所有権を
侵害することのない、機能的に同等の製品、プログラム、またはサービスを使用す
ることができます。ただし、IBM 以外の製品とプログラムの操作またはサービスの
評価および検証は、お客様の責任で行っていただきます。
およびサービスについて作成したものであり、本
IBM は、本書に記載されている内容に関して特許権 (特許出願
保有している場合があります。本書の提供は、お客様にこれらの特許権について実
施権を許諾することを意味するものではありません。実施権についてのお問い合わ
せは、書面にて下記宛先にお送りください。
中のものを含む) を
〒106-8711
東京都港区六本木 3-2-12
IBM World Trade Asia Corporation
Intellectual Property Law & Licensing
IBM およびその直
接
または間接の子会社は、本書を特定物として現存するままの状
態で提供し、商品性の保証、特定目的適合性の保証および法律上の瑕疵担保責任を
含むすべての明示もしくは黙示の保証責任を負わないものとします。国または地域
によっては、法律の強行規定により、保証責任の制 限が禁じられる場合、強行規定
の制 限を受けるものとします。
この情 報には、技術的に不適切な記述や誤植を含む場合があります。本書は定期的
に見直
時、この文書に記載されている製品またはプログラムに対して、改良または変更を
行うことがあります。
され、必要な変更は本書の次版に組み込まれます。 IBM は予告なしに、随
本書において IBM 以外の Web サイトに言及している場合がありますが、便
宜
のた
め記載しただけであり、決してそれらの Web サイトを推奨するものではありませ
ん。それらの Web サイトにある資料は、この IBM 製品
の資料の一部 ではありませ
ん。それらの Web サイトは、お客様の責任でご使用ください。
IBM は、お客
様が提供するいかなる情 報も、お客様に対してなんら義務も負うこと
のない、自ら適切と信ずる方法で、使用もしくは配布することができるものとしま
す。
商標
以下は、IBM Corporation の商標です。
Active Memory
Active PCI
Active PCI-X
IBM
IBM (ロゴ)
IntelliStation
TechConnect
Tivoli
Tivoli Enterprise
© Copyright IBM Corp. 2006
105
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AIX
NetBAY
Netfinity
Update Connector
Wake on LAN
Alert on LAN
BladeCenter
Chipkill
e-business logo
Eserver
Predictive Failure Analysis XA-32
ServeRAID
ServerGuide
ServerProven
System x
XA-64
X-Architecture
XpandOnDemand
xSeries
FlashCopy
i5/OS
Intel、Intel Xeon、Itanium、および Pentium は、Intel Corporation の米国およびその
他の国における商標です。
Microsoft、Windows、Windows NT および Windows ロゴは、Microsoft Corporation
の米国およびその他の国における商標です。
UNIX は、The Open Group の米国およびその他の国における登録商標です。
Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは、Sun Microsystems, Inc. の米国
およびその他の国における商標または登録商標です。
Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における商標です。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。
重要事項
プロセッサーの速度とは、マイクロプロセッサーの内蔵クロックの速度を意味しま
すが、他の要因もアプリケーション・パフォーマンスに影響します。
CD ドライブ・スピードには、変わる可能性のある読み取り速度を記載していま
す。実際の速度は記載された速度と異なる場合があり、最大可能な速度よりも遅い
ことがあります。
主記憶装置、実記憶域と仮想記憶域、またはチャネル転送量を表す場合、KB は約
1000 バイト、MB は約 1000000 バイト、GB は約 1000000000 バイトを意味しま
す。
ハード・ディスクの容量、または通信
ボリュームを表すとき、MB は 1 000 000 バ
イトを意味し、GB は 1 000 000 000 バイトを意味します。ユーザーがアクセス可能
な総容量は、オペレーティング環境によって異なります。
内蔵ハード・ディスクの最大容量は、IBM からな入手可能な現在サポートされてい
る最大のドライブを標準ハード・ディスクの代わりに使用し、すべてのハード・デ
ィスク・ベイに取り付けることを想定しています。
最大メモリーは標準メモリーをオプション・メモリー・モジュールと取り替える必
要があります。
IBM は、ServerProven® に登録されている他社製品
およびサービスに関して、商品
性、および特定目的適合性に関する黙示的な保証も含め、一切の保証責任を負いま
せん。これらの製品は、第三者によってのみ提供および保証されます。
106 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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IBM は、他社製品
に関して一切の保証責任を負いません。他社製品のサポートがあ
る場合は、IBM ではなく第三者によって提供されます。
いくつかのソフトウェアは、その小売り版 (利用可能である場合) とは異なる場合が
あり、ユーザー・マニュアルまたはすべてのプログラム機能が含まれていない場合
があります。
製品のリサイクルと廃棄
この装置は、お客
棄する必要があります。IBM では、情 報技術 (IT) 機器の所有者に、機器が必要
なくなったときに責任を持って機器のリサイクルを行うことをお勧めしています。
IBM は、機器の所有者による IT 製品のリサイクルを支援するため、いくつかの国
においてさまざまな回収プログラムとサービスを提供しています。IBM 製品に関す
様の地域または国で適用される規制 に従ってリサイクルまたは廃
で
るリサイクルのオファリングについては、次の IBM インターネット・サイトを参
照してください。http://www.ibm.com/ibm/environment/products/prp.shtml
バッテリー回収プログラム
この製品
には、密封された鉛酸、ニッケル・カドミウム、ニッケル水素、リチウ
ム、およびリチウム・イオン・バッテリーが含まれている場合があります。特定の
バッテリー情 報については、お手元のユーザー・マニュアルまたはサービス・マニ
ュアルを参照してください。バッテリーは、正しくリサイクルするか廃棄する必要
があります。リサイクル施設がお客
様の地域にない場合があります。米国以外の国
におけるバッテリーの廃棄については、
はお客
様の地域の廃棄物処
理
施設にお問い合わせください。
付録 B. 特記事項 107
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取り外し
診断
[タ行]
テープ・ドライブ
ディスケット
ディスケット・ドライブ
取り外しと取り付け
取り付け
ドライブ、ベイ 1
ドライブ、ベイ 1 または 2
ドライブ、ベイ 2
ドライブ、ベイ 3
ドライブ、ベイ 4
ドライブ、ベイ 4 または 5
ドライブ、ベイ 5
[ナ行]
内蔵ドライブ
110 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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メッセージ
メモリー・モジュール
[ハ行]
ハード・ディスク
問題
バッテリー
パワー・サプライ
ファン、システム
ファン・シンク
[ヤ行]
部
品
ユーティリティー
ベゼル
[ラ行]
B
boot agent
[マ行]
マイクロプロセッサー
Boot Menu
索引 111
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C
U
CD または DVD ドライブ
CD-ROM ドライブ
D
DIMM
F
L
LED
P
POST
S
ServerGuide
T
112 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き
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部
品番号: 41Y2698
Printed in China
古紙配合率 100% の再生紙を使用しています。
(1P) P/N: 41Y2698
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