CCD COLOR DIGITAL
CAMERA MODULE
DFW-V500
DFW-VL500
U ser’s
Guide
(Ver. 1.0)
Japanese
DFW-V500
DFW-VL500
概 要
D FW -V500/VL500は、1/3型PS IT CCD を搭載したカラーデジタルビデオカメラです。D FW -V500はCマウ
ントタイプ、D FW -VL500は12倍ズームレンズ内蔵タイプです。
デジタルインターフェースにはIEEE1394-1995を採用しており、400M bpsにも及ぶ転送速度を実現し、VG A
(640×480), YU V (4 : 2 : 2), 30fpsの出力が可能となりました。また色再現性を考慮し、原色フィルターCCD
を採用しました。さらには、デジタル信号を用いることで、産業用画像処理分野で非常に重要とされる「画像劣化」
がなく、また正方画素CCD を用いたことにより、画像処理部分でのアスペクトレシオ変換が不要となりました。
主な特長
1/3型PS IT C C D 採用
原色フィルター/正方格子/全画素読み出しC C D 採用
非圧縮YU V (4 : 2 : 2) 各8ビット
外部トリガーによる画像キャプチャーリング機能
外部トリガーシャッター機能を搭載することで、被写体の動きやアプリケーションに合わせて任意のタイミング
でシャッターを作動させることができます。また、露光時間も豊富な設定値の中から選択でき、最適な条件で画
像を取り込めます。
堅牢なアルミダイキャストシャーシーを採用
1
DFW-V500
DFW-VL500
システム構成品
ビデオカメラモジュール
DFW -V500
ビデオカメラモジュール
DFW -VL500
IEEE1394カメラケーブル
(6pin, 4.5m )(付属品)
Cマウントレンズ(別売)
• VCL-08YM
• VCL-12YM
• VCL-16Y-M
• VCL-25Y-M
ホストアダプターカード(別売)
DFW A-400
• VCL-50Y-M
• J6×11 M ACRO Canon製
2
DFW-V500
DFW-VL500
主な仕様
撮像素子
: 1/3型PS CCD
有効画素数
セルサイズ
: 659 (H ) ×494 (V)
: 7.4 (H ) ×7.4 (V) μm
インターフェースフォーマット: IEEE1394-1995
プロトコル
: 1394-based D igital Cam era Specification Version1.20準拠
データフォーマット
: 640×480 YU V (4 : 2 : 2) 各8ビット M ode-3
640×480 YU V (4 : 1 : 1) 各8ビット M ode-2
320×240 YU V (4 : 2 : 2) 各8ビット M ode-1
160×120 YU V (4 : 4 : 4) 各8ビット M ode-0
: 3.75, 7.5, 15, 30フレーム/秒およびワンショット
: 100, 200, 400M bps
フレームレート
転送速度
レンズマウント
D FW -V500
D FW -VL500
: Cマウント
: 12倍ズームレンズ内蔵
撮影距離無限大のとき、焦点距離Tele側: 64m m , W ide側: 5.5m m
M O D 全ズーム域において0.8m 、W ide端で1cm (レンズ先端からの距離)
フランジバック
D FW -V500のみ
最低被写体照度
D FW -V500
: 17.526m m
: 6lx (F1.2)
D FW -VL500
: 14lx (F1.8、W ide端)
ホワイトバランス
: O ne Push (自動調整時色温度: 2400K~10000K)/
ATW (自動調整時色温度: 2800K~6500K) (自動追尾)/
3200K、5600K、手動調整
: 調整可能
色相 (H U E)
彩度 (Saturation)
明るさ (Brightness)
ズーム/フォーカス
D FW -VL500のみ
ガンマ
: 調整可能
: 調整可能
: 調整可能/手動調整 (本体上面ボタンによる)
: 3ポジション切り換え可能
C C D アイリス
シャッター
: O N (1/30~1/2,000)/O FF切り換え可能
: 5 ~1 /1 5 秒、1 /3 0 ~1 /1 0 ,0 0 0 秒、1 /2 0 ,0 0 0 秒、1 /5 0 ,0 0 0 秒、
1/100,000秒
ゲイン
: 自動調整/手動調整 (0~18dB, 1dB/step)
AG C動作範囲も上記に同じ
外部トリガーシャッター
電源/消費電力
動作温度/保存温度
外形寸法
: O N /O FF切り換え可能
: D C+8~+30V (IEEE1394ケーブルより供給)/4W
: -10~+50℃/-20~+60℃
D FW -V500
D FW -VL500
質量
: 60 (W ) ×61 (H ) ×116.7 (D ) m m
: 60 (W ) ×61 (H ) ×118.5 (D ) m m
D FW -V500
D FW -VL500
付属品
: 約305g
: 約335g
: IEEE1394カメラケーブル (1)、レンズマウントキャップ (1) ... D FW -V500
レンズキャップ (1) ... D FW -VL500、クランプフィルター (2)
外部トリガー用コネクター (オス) (1)、取扱説明書 (1)
3
DFW-V500
DFW-VL500
接続図
D FW -V500
DFW -V500
DFW A-400
Cマウントレンズ
IEEE1394カメラケーブル
推奨レンズ:
VCL-08YM
VCL-12YM
VCL-16Y-M
VCL-25Y-M
ホストアダプターカード
ホスト機器(PCなど)
VCL-50Y-M
J6×11 M ACRO Canon製
ディスプレイ
D FW -VL500
DFW -VL500
DFW A-400
ディスプレイ
IEEE1394カメラケーブル
ホストアダプターカード
ホスト機器(PCなど)
4
DFW-V500
DFW-VL500
各部の名称と働き
D FW -V500
3
1
DFW-V500
Digital Interface
TRIG IN
4
8
6
7
5
D FW -VL500
10
11
2
9
X
DFW-VL500
Digital Intterface
TRIG IN
4
8
6
7
5
q レンズマウント (Cマウント) (D FW -V500)
w 内蔵ズームレンズ (D FW -VL500)
e フランジバック調整ネジ穴 (D FW -V500)
i パイロットランプ
電源投入時は緑色に、Isochronous転送(可能)状態では橙
色に点滅します。
小型のマイナスドライバーでフランジバック調整を行いま
す。
r 三脚取り付け用ネジ穴
o ZO O M ボタン (D FW -VL500)
T: 望遠側、W : 広角側にZoom ingします。
! FO CU Sボタン (D FW -VL500)
t カメラ固定用ネジ穴
y TRIG IN (トリガー) 端子
TTLレベル, 負極性のトリガー信号を入力します。
u カメラ端子 (IEEE1394端子)
付属のIEEE1394ケーブルで、ホストとなる機器と接続し
ます。
F: 遠方に、N : 近傍にFocusingします。
! フィルターネジ (D FW -VL500)
口径37m m のフィルター類を装着します。
y TRIG IN 端子 (メス) のピン配列
u カメラ端子のピン配列
1. Power
2. Power (GND)
3. TPB–
4. TPB+
5. TPA–
2
1
4
3
6
5
1. NC
4
3
1
2
2. GND
3. TRIG IN
4. NC
6. TPA+
5
DFW-V500
DFW-VL500
外形寸法図
D FW -V500
1" -32UNC
116.7
DFW-V500
Digital Intterface
TRIG IN
60
5.1 16.1
1/4" -20UNC
47
4-M3 (有効深さ5)
56
19
単位:m m
D FW -VL500
M37 P0.75
118.5
X
DFW-VL500
Digital Interface
TRIG IN
5.1 16.1
60
1/4" -20UNC
48.8
4-M3 (有効深さ5)
56
20.8
単位:m m
6
DFW-V500
DFW-VL500
C C D 撮像範囲
総画素数 : 692 (H ) ×504 (V)
有効画素数: 659 (H ) ×494 (V)
撮像画素数: 640 (H ) ×480 (V)
ユニットセルサイズ: 7.4μm (H ) ×7.4μm (V)
Top View
撮像範囲
2
V
480
494
10
640
659
7
8
31
2
有効画素範囲
H
注) 撮像範囲の中心が光軸です。
7
DFW-V500
DFW-VL500
分光感度特性 (代表値)
R
G
B
400
500
600
700
Wavelength [nm]
8
DFW-V500
DFW-VL500
機能説明
D FW -V500/VL500は従来のアナログ式カメラと異なり、電源を供給するだけでは映像信号を出力しません。
1 3 9 4 -based D igital C am era S pecification V er.1 .2 0によって規定されたC S R (C ontrol & S tatus
Register) に所定のコマンドを書き込むことによって、動作を開始します。映像信号を出力するまでの手順、CSR
の詳細についてはP13の「Cam era Control & Status Registerの設定値」, P21の「画像出力までのコマンド
送出手順」をご参照ください。
この章では、CSRの操作によって設定が可能なカメラの機能について説明します。
カメラ機能
G ain
映像信号アンプのゲインを設定します。標準ゲインから最大+18dBまで18ステップで設定可能です。
AU TO をO N にすれば、適正露光となるようにゲインを自動調整します。動作範囲は0~+18dBです。
注)18dBにおいて、+3dB程度のバラツキが出てしまうことがあります。
1ステップは約1dBです。
Shutter
CCD の露光時間を最大5秒から最短1/100,000秒まで設定します。CCD アイリスをO N にすれば、適正露光と
なるように露光時間を自動調整します。動作範囲は1/30~1/2,000秒です。
Iris (D FW -VL500のみ)
内蔵ズームレンズの絞りを全開 (W ide端でF1.8) から全閉まで設定します。AU TO をO N にすれば、適正露光と
なるように絞りを自動調整します。動作範囲はF1.8~F32程度です。
A uto Exposure
G ain, Shutter, IrisのいずれかがAU TO で動作しているときの露出補正の設定を行います。G ain, Shutter, Iris
のすべてがM anualに設定されているときは、Auto Exposureの設定は意味を持ちません。動作範囲は約-1EV
~+0.5EVです。
A G C , Lens Iris, C C D Irisの動作範囲
D FW -VL500の場合
EV4
EV7
EV16
EV22
AGC
Lens Iris
CCD Iris
D FW -V500 (レンズ絞りF = 5.6) の場合
EV7
EV10
EV16
AGC
CCD Iris
これは参考値で、カメラの調整・動作状態によってばらつきます。
9
DFW-V500
DFW-VL500
機能説明
Brightness
黒レベルの設定を変化させることで、画像の明るさをコントロールします。画像の黒い部分がつぶれて階調が表
現できない場合にBrightnessの調整を行ってください。
Y出力データの最大値を255としたとき
コマンド設定値
Y出力値 (全黒)
-----------------------------------------------------------
00h
80h
FFh
0
1
50
これは参考値で、カメラの調整によってばらつきます。
G am m a
ガンマ補正のO N /O FFを設定します。
O N
: モニターの特性を考慮した自然な階調が得られます。
O FF (1): G am m a O N の場合と感度を合わせ、画像処理用にCCD の信号をリニアに出力します。
O FF (2):画像処理用にCCDの信号をリニアに出力します。O FF (1)より感度は低下しますが、ダイナミッ
クレンジが拡大します。
ガンマOFF (1)
ガンマON
ガンマOFF (2)
入力
ガンマ特性概念図
Sharpness
画像の輪郭尖鋭度の調整を行います。
W hite Balance
R -gain, B -gainを調整することで、W hite B alanceの調整を行います。照明光の色温度に応じたW hite
Balanceを設定することで、白い被写体を白く撮像します。W hite Balanceの動作モードを、M anual, O ne
Push, ATW の3種類から選択することができます。
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DFW-V500
DFW-VL500
機能説明
C olor Tem perature
本来は光学式フィルターの選択機能ですが、D FW -V500/VL500では色温度3200K, 5600Kの光源を使用し
たときに適正なW hite BalanceとなるR-gain, B-gainが設定されるようになっています。
H ue
色相の調整を行います。
コマンド設定値
H ue変化量
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
00h
工場設定値を基準に、N TSC VectorScopeの輝点が時計方向
に約15度回転するのと等価な変化量
80h
FFh
工場設定値
工場設定値を基準に、N TSC VectorScopeの輝点が反時計方
向に約15度回転するのと等価な変化量
これは参考値で、カメラの調整によってばらつきます。
Saturation
色の飽和度の調整を行います。
コマンド設定値
Saturation変化量
-----------------------------------------------------------------
00h
80h
FFh
0%
100% (工場設定値)
約200% Saturation
これは参考値で、カメラの調整によってばらつきます。
Zoom (D FW -VL500のみ)
内蔵ズームレンズの撮影倍率を調整します。
Focus (D FW -VL500のみ)
内蔵ズームレンズのピントを調整します。
Isochronous Start/Stop
IEEE1394 Isochronous転送による画像出力のO N /O FFを行います。画像出力O N の状態では、カメラ前面の
LED がオレンジ色に点灯します。
O ne Shot
Isochronous O FFの状態から1枚 (1Fram e) だけ画像データを出力します。次項で説明するTriggerと異なる
のは、外部からのトリガー信号の代わりにIEEE1394のコマンドで画像の取り込みを開始することです。また、
露光を開始するタイミングは不定 (コマンドを受けてから最長70m s以内) です。
O ne Shotによる画像データをIsochronous転送している間は、カメラ前面のLED がオレンジ色に点灯します。
11
DFW-V500
DFW-VL500
機能説明
Trigger
外部トリガーモードのO N /O FF設定を行います。このモードでは通常の動画信号を出力しません。
Isochronous Start状態でも、Trigger O N を設定した時点でIsochronous出力は停止します。そして、外部ト
リガーパルス (TTLレベル, 負極性, パルス幅1m s以上) が入力されると、その瞬間から指定された時間 (shutter
で指定) だけ露光を行った画像を1枚 (1Fram e) 出力します。
外部トリガーパルスが入力されてから画像データが出力開始するまでの時間は、露光時間およびカメラ内部の基
準パルス (VD ) に対する外部トリガーパルスのタイミングによって変化します。
M em ory_Save/M em _Save_C h/C ur_M em _C h
現在のカメラ設定データをカメラ内部のメモリーに記憶します。2 種類の設定が記憶可能で、それぞれ
M em ory_Channel 1, 2と呼びます。
設定値を記憶させる場合、まずM em _Save_Chで記憶するM em ory_Channelを指定し、次にM em ory_Saveで
記憶を実行します。
また、記憶している設定データを読み出してきてカメラに再度設定することが可能です。Cur_M em _Chで読み
出してくるM em ory_Channelの指定と実行を同時に行います。工場出荷設定値に戻すことも可能です。
12
DFW-V500
DFW-VL500
C am era C ontrol & Status Registerの設定値
この章において、CSR addressは64bit中の下位32bitで表記します。(CSR: Control and Status Register
の略)
省略した上位32bitは****FFFFhです。(****は、IEEE1394 Serial Busの接続によって変化します。)
CSRのRead/W riteはQ uadlet (4byte) 単位で行います。CSR addressはQ uadletの先頭byteのaddressで
す。
CSRに設定する32bitのコマンドをH ex表記するときは、bit0をM SBとして表記します。
例 : 82012345h = 10000010 00000001 00100011 01000101b
:
:
bit0
bit31
= = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = =
C SR F0F00000h
C am era Initialize Register (W rite O nly)
CSR F0F00624hのCurrent M em ory ChannelにおいてFactory Setupを選択したのと同じ動作をしま
す。
Com m and: 80000000h
CSR F0F00800h台のFunctionを工場出荷状態に設定し直します。
このとき、CSR F0F00624h Current M em . chも“0”に戻します。
ご注意 : シリアルN o.100101~100700 (D FW -V500), 100101~100900 (D FW -VL500) の
カメラはこの機能をサポートしていないので、C S R F0 F0 0 6 2 4 hのC urrent M em ory
C hannelにおいてFactory Setupを選択してください。
= = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = =
CSR F0F00600h~F0F00624hは、Isochronousによる画像転送の制御、およびカメラの設定のLoad/Save
を行います。
C SR F0F00600h
C urrent Fram e Rate
Fram e Rate 1-4を指定します。(M ode0ではFram e Rate1は使用不可)
Fram e Rate Com m and
----------------------------------------------------------
1 (3.75fps)
2 (7.5fps)
3 (15fps)
4 (30fps)
20000000h
40000000h
60000000h
80000000h
ご注意 : C SR F0F00614h Iso_EN がO FF (STO P) のときに設定を行ってください。
13
DFW-V500
DFW-VL500
C am era C ontrol & Status Registerの設定値
C SR F0F00604h
C urrent Video M ode
Video M ode 0-3を指定します。
Video M ode Com m and
-------------------------------------------------------------------------------------
0 (160×120 YU V (4 : 4 : 4))
1 (320×240 YU V (4 : 2 : 2))
2 (640×480 YU V (4 : 1 : 1))
3 (640×480 YU V (4 : 2 : 2))
00000000h
20000000h
40000000h
60000000h
ご注意 : C SR F0F00614h Iso_EN がO FF (STO P) のときに設定を行ってください。
C SR F0F00608h
C urrent Video Form at
Video Form atを指定します。D FW -V500/VL500はForm at0のみ対応していますので、常にCom m and
= 00000000hです。
ご注意 : C SR F0F00614h Iso_EN がO FF (STO P) のときに設定を行ってください。
C SR F0F0060C h
Isochronous C hannel, Transm it Speed
Isochronous Channel (0-0Fh), Transm it Speed (100, 200, 400M bps) を指定します。
Speed Com m and
----------------------------------------------------------
0 (100M bps)
1 (200M bps)
2 (400M bps)
n0000000h
n1000000h
n2000000h
n: Isochronous Channel 0-Fh
ご注意 : C SR F0F00614h Iso_EN がO FF (STO P) のときに設定を行ってください。
Video M ode, Fram e Rateによって、選択できるTransm it Speedが異なります。
以下の表を参照してください。
Fram e Rate
m ode0
m ode1
m ode2
m ode3
―
―
―
100M bps
200M bps
400M bps
100M bps
200M bps
400M bps
100M bps
200M bps
400M bps
3.75
100M bps
200M bps
400M bps
100M bps
200M bps
400M bps
100M bps
200M bps
400M bps
100M bps
200M bps
400M bps
7.5
15
30
100M bps
200M bps
400M bps
100M bps
200M bps
400M bps
100M bps
200M bps
400M bps
―
200M bps
400M bps
100M bps
200M bps
400M bps
100M bps
200M bps
400M bps
―
200M bps
400M bps
―
―
400M bps
14
DFW-V500
DFW-VL500
C am era C ontrol & Status Registerの設定値
C SR F0F00614h
Isochronous Transm ission Start/Stop
Isochronousによる画像転送のStart/Stopを設定します。
Start: Com m and = 80000000h
Stop : Com m and = 00000000h
ご注意 : 画像転送をStartする前に、C SR F0F00600h-F0F0060C hの設定を行ってください。
C SR F0F00618h
M em ory Save
CSR F0F00600h-F0F0060Ch, F0F00620hおよびCSR F0F00800台のコマンドによるカメラの
現在の設定を、CSR F0F00620hで指定されたM em ory Channelに記憶します。
カメラの電源をO FFにしても記憶は保持されます。
Execute: Com m and = 80000000h
ご注意 : Executeを設定する前に、C SR F0F00620h M em ory Save C hannelの設定を行ってくだ
さい。
M em ory Saveの実行に約1秒かかります。Execute設定後1秒間は、他のコマンドを書き込ま
ないでください。
Serial N o.100101~100700 (D FW -V500), 100101~100900 (D FW -VL500) の
カメラは、C SR F0F00800台の設定のみ記憶します。
C SR F0F0061C h
O ne Shot
1Fram eだけ画像のIsochronous転送を行います。
Execute: Com m and = 80000000h
ご注意 : C SR F0F00614h Iso_EN がO FF (STO P) のときのみ使用可能です。
O ne ShotコマンドをC SRに設定してからIsochronous転送が完了するまでの間は、新たな
O ne Shotコマンドを設定しないでください。
C SR F0F00620h
M em ory Save C hannel
カメラの現在の設定を記憶するM em ory Channel (ch1, ch2) を設定します。
ch1: Com m and = 10000000h
ch2: Com m and = 20000000h
15
DFW-V500
DFW-VL500
C am era C ontrol & Status Registerの設定値
C SR F0F00624h
C urrent M em ory C hannel
CSR F0F00618h M em ory Saveで記憶したカメラの設定 (ch1, ch2) または工場設定値 (Factory) をメ
モリーから読み出し、カメラに設定します。
最後に指定したM em ory Channelは自動的に記憶され、次に電源O N したときには、そのM em ory Channel
に記憶された設定が有効になります。
Channel Com m and
----------------------------------------------------------
Factory
ch1
00000000h
10000000h
20000000h
ch2
= = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = =
CSR F0F00800h~F0F0088Chは、カメラの諸機能を制御します。
C SR F0F00800h
Brightness
画像の黒レベルを調整します。
Com m and = 820000nnh
nn: 00h (dark) -FFh (bright) の範囲で調整。
80hが標準値です。
C SR F0F00804h
A uto Exposure
Auto Exposure (自動露出) の露出補正を調整します。
Com m and = 820000nnh
nn: 01h (under) -FFh (over) の範囲で調整。
80hが標準値です。
ご注意 : Shutter, G ain, IrisのいずれかがA utoに設定されていないと、A uto Exposureは無効です。
C SR F0F00808h
Sharpness
画像の輪郭のシャープさを調整します。
Com m and = 820000nnh
nn: 00h (soft) -FFh (sharp) の範囲で調整。
80hが標準値です。
16
DFW-V500
DFW-VL500
C am era C ontrol & Status Registerの設定値
C SR F0F0080C h
W hite Balance
白色の物体が正しい色調で撮像できるように赤, 青のゲインを調整します。2種類の自動調整も可能です。
ご注意 : C SR F0F00830hのTriggerがO N に設定されているか、C SR F0F0081C hのShutter設定
値が800h未満の場合は、A uto機能は使用できません。
このコマンドによって、C SR F0F0088C hのO ptical Filterはキャンセルされます。
(後着優先)
(1) マニュアル調整
Com m and = 820m m 0nnh
m m : 01h (m in) -FFh (m ax) の範囲で青ゲイン調整。
nn : 01h (m in) -FFh (m ax) の範囲で赤ゲイン調整。
いずれも80hが標準値です。
(2) O ne-Push A uto W hite Balance
コマンドを受けたときに自動調整を行い、そのときのW hite Balanceを保持します。
Execute: Com m and = 86******h
動作が完了すると 82******h
******: 不定
(******: 不定) と読み出されます。
ご注意 : 撮影に使用する光源で照明された白い物体を、適正露光で画面いっぱいに撮影してから
Executeしてください。自動調整完了までに最長10秒かかります。
撮影に使用する光源を変更した場合は、再度Executeしてください。
(3) A uto Tracing W hite Balance
連続的に自動調整を行い、撮影条件の変化に対してW hite Balanceを追尾させます。
O N : Com m and = 83******h
******: 不定
O FF : (1) または (2) のコマンドを設定してください。
ご注意 : 適正露光以外では動作停止します。
画面内の白い物体の面積が少ないときは、調整精度が低下します。
C SR F0F00810h
H ue
画像の色相を調整します。
Com m and = 820000nnh
nn: 00h (Skin Tone → Red) -FFh (Skin Tone →
Yellow ) の範囲で調整。
80hが標準値です。
C SR F0F00814h
Saturation
画像の色飽和度を調整します。
Com m and = 820000nnh
nn: 00h (light) -FFh (deep) の範囲で調整。
80hが標準値です。
17
DFW-V500
DFW-VL500
C am era C ontrol & Status Registerの設定値
C SR F0F00818h
G am m a
ガンマ特性を設定します。
80hが標準値です。
G am m a Com m and
----------------------------------------------------------
O N
82000080h
82000081h
82000082h
O FF (1)
O FF (2)
C SR F0F0081C h
Shutter
電子シャッターの露光時間を設定します。自動露出 (CCD アイリス) も可能です。
(1) マニュアル調整
Com m and = 82000nnnh
nnn: 76Ah (long) -A0Fh (short) の範囲で調整。
800hが標準値です。
5.0 sec ≧ Shutter Speed ≧ 1/30 sec
nnn = 800h - 30*Shutter Speed (sec)
1/30 sec > Shutter Speed ≧ 1/10,000 sec
nnn = 2573.6 - 15734.3*Shutter Speed (sec)
Shutter Speed = 1/20,000 sec
nnn = A0D h
Shutter Speed = 1/50,000 sec
nnn = A0Eh
Shutter Speed = 1/100,000 sec
nnn = A0Fh
ご注意 : nnn < 800hの場合は、G ain, Iris, W hite BalanceのA uto機能をO N にしないでください。
参考) 設定値に対する理論的露光時間は以下のようになります。
76Ah ≦ nnn < 800h
Shutter Speed (sec) = (800h - nnn)/30.00732
800h ≦ nnn < A0Ch
Shutter Speed (sec) = (2,007,365 - 780*nnn)/12,288,000
(2) 自動露出 (C C D Iris)
O N : Com m and = 83000***h
***: 不定
O FF : (1) のコマンドを設定してください。
ご注意 : C SR F0F00830hのTriggerがO N になっているときは、自動露出 (C C D アイリス) の設
定をO N にしないでください。
18
DFW-V500
DFW-VL500
C am era C ontrol & Status Registerの設定値
C SR F0F00820h
G ain
映像信号アンプのゲインを調整します。自動露出も可能です。
(1) マニュアル調整
Com m and = 820000nnh
nn: 00h (m in) -12h (m ax) の範囲で調整。
00hが標準値です。
(2) 自動露出 (A G C )
O N : Com m and = 830000**h
**: 不定
O FF : (1) のコマンドを設定してください。
ご注意 : C SR F0F0081C hのShutterの設定が800h未満のときは、自動露出の設定をO N にしな
いでください。
C SR F0F00830hのTriggerがO N になっているときは、自動露出の設定をO N にしない
でください。
C SR F0F00824h
Iris (D FW -VL500のみ)
内蔵レンズの絞りを調整します。自動露出も可能です。
(1) マニュアル調整
Com m and = 82000nnnh
nnn: 000h (close) -FFFh (open) の範囲で調整。
(2) 自動露出 (Lens Iris)
O N : Com m and = 83000***h
***: 不定
O FF : (1) のコマンドを設定してください。
ご注意 : C SR F0F0081C hのShutterの設定が800h未満のときは、自動露出の設定をO N にしな
いでください。
C SR F0F00830hのTriggerがO N になっているときは、自動露出の設定をO N にしない
でください。
C SR F0F00828h
Focus (D FW -VL500のみ)
内蔵レンズのフォーカスを調整します。
Com m and = 82000nnnh
nnn: 000h (near) -1BFh (far) の範囲で調整。
100hが標準値です。
19
DFW-V500
DFW-VL500
C am era C ontrol & Status Registerの設定値
C SR F0F00830h
Trigger
カメラ背面のTRIG IN 端子に負極性の信号が入力されたときに、1Fram eだけ画像のIsochronous転送を行
います。
O N : Com m and = 82000000h
O FF : Com m and = 80000000h
ご注意 : Trigger O N に設定する場合は、Shutter, G ain, Iris, W hite BalanceのA uto機能をO FFにし
てください。
C SR F0F00600台の設定が正しく行われており、さらにIso_EN がO N になっていないと、ト
リガー信号を入力しても画像のIsochronous転送は行われません。
外部トリガー信号を入力してから画像のIsochronous転送が終了するまでの間は、新しい外部
トリガー信号を入力しないでください。カメラが誤動作を起こす場合があります。
C SR F0F00880h
Zoom (D FW -VL500のみ)
内蔵レンズのズーム倍率を調整します。
Com m and = 82000nnnh
nnn: 028h (w ide) -598h (tele) の範囲で調整。
040hが標準値です。
C SR F0F0088C h
O ptical Filter
代表的光源に対してプリセットされた適正なW hite Balanceを設定します。
Lighting Com m and
---------------------------------------------------------------------
tungsten lam p (3200K)
day light (5600K)
82000000h
82000001h
ご注意 : このコマンドによって、C SR F0F0080C hのW hite Balanceはキャンセルされます。
(後着優先)
20
DFW-V500
DFW-VL500
画像出力までのコマンド送出手順
(1) カメラコントロールレジスターベースアドレスの取得
Configuration RO M を読み出して、カメラコントロールレジスターのベースアドレスを取得します。
Configuration RO M のベースアドレスはFFFF F0000000H です。
O ffset
400H
404H
408H
40CH
410H
414H
418H
41CH
420H
424H
0-7
04
8-15
1F
16-23
CE
39
24-31
D4
34
31
33
BusInfo Block
20
FF
60
00
08
00
46
02
00
03
02
8B
00
04
C8
00
0A
03
08
46
RootDirectory
0C
00
83
C0
02
8D
00
00
D1
00
00
04
N ode U niq ID Leafのオフセットアドレスを求める
420H +000002H *4 = 428H
U nit D irectoryのオフセットアドレスを求める
424H +000004H *4 = 434H
428H
42CH
430H
00
08
00
02
00
05
E7
46
00
33
02
0B
Node Uniq ID Leaf
434H
438H
43CH
440H
00
12
13
D4
03
00
00
00
7D
A0
01
00
AF
2D
01
01
UnitDirectory
U nit D ependent Infoのオフセットアドレスを求める
440H +000001H *4 = 444H
444H
448H
44CH
450H
00
40
81
82
03
3C
00
00
4F
00
00
00
EA
00
02
05
UnitDependentInfo
Cam era Control registerのオフセットアドレスを求める
FFFFF0000000H +3C0000H *4 = FFFFF0F00000H
このカメラのコントロールレジスターのベースアドレスはFFFF F0F00000H となります。
21
DFW-V500
DFW-VL500
画像出力までのコマンド送出手順
(2) フォーマット/モード/フレームレートの取得
a) サポートしているフォーマットの確認
Inquiry register for video form atを参照し、サポートしているフォーマットを調べます。
A ddress
F0F00100H
A ction
D ata
Read
80000000H
bit0が立っているので、Form at0をサポートしていることがわかります。
b) サポートしているビデオモードの確認
Inquiry register for video m odeを参照し、Form at0の中でどのビデオモードをサポートしているか
調べます。
A ddress
F0F00180H
A ction
D ata
Read
F0000000H
bit0, 1, 2, 3が立っているので、M ode0, 1, 2, 3をサポートしていることがわかります。
c) サポートしているフレームレートの確認 (例: M ode3の場合)
A ddress
F0F0020CH
A ction
D ata
Read
78000000H
bit1, 2, 3, 4が立っているので、3.75, 7.5, 15, 30fpsをサポートしていることがわかります。
(3) ビデオ転送開始のコマンド
Status and Control registers for cam eraに以下の値を設定するとカメラはビデオ転送を開始します。
(例: Video Form at = 0, Video M ode = 3, Fram e Rate = 30fps, ISO Speed = 400M bpsの場合)
A ddress
F0F00600H
A ction
W rite
W rite
W rite
W rite
W rite
D ata
80000000H
60000000H
00000000H
02000000H
80000000H
Fram e Rate = 30fps
Video M ode = 3
F0F00604H
F0F00608H
F0F0060CH
F0F00614H
Video Form at= 0
ISO ch = 0, Speed = 400M bps
ISO Enable ON
ビデオを停止するには、ISO Enableビットを0にします。
A ddress
F0F00614H
A ction
D ata
W rite
00000000H
ISO Enable OFF
22
DFW-V500
DFW-VL500
コマンド設定と動作タイミング
D FW -V500/VL500は、VD と呼ばれる周期33.33m sのパルスに同期して動作しています。VD はカメラ内部の基
準信号であり、外部から観測することはできません。
カメラのCSRにCom m andの設定を行った場合も、書き込まれた瞬間に有効になるわけではなく、下図のように
CSRの設定を行ったVD 区間が終了して次のVD パルスが発生したときに有効になります。そして、その後に出力さ
れるIsochronousによる映像信号に設定が反映されます。(カメラの内部状態によっては、有効となるタイミングが
遅れる場合があります。)
7.5Fram e/sなどの低Fram e Rateで動作している場合には、1Fram eの転送時間が1VD におさまらなくなり、転
送中にCSR設定変更が発生しても、現在出力中のFram eを転送完了するまでは映像信号に反映されません。
次のVD (またはそれ以降) で
設定が有効になる
この区間でCSRにCommand設定
VD
1V = 33.33ms
設定が有効になった後の
Isochronous出力に反映される
画像読み出し
Isochronous
この区間のIsochronous出力には
設定変更が反映されない
Fram e Rate 30Fram e/sの場合
次のVD (またはそれ以降) で
設定が有効になる
この区間でCSRにCommand設定
VD
画像読み出し
(設定変更が有効になっている)
画像読み出し
Isochronous
この区間のIsochronous出力には
設定変更が反映されない
設定が有効になった後の
Isochronous出力に反映される
Fram e Rate 7.5Fram e/sの場合
(30Fram e/s以外を選択すると、設定前または設定中のIsochronous出力を完了してから
設定変更が出力に反映される)
23
DFW-V500
DFW-VL500
コマンド設定と動作タイミング
Isochronous転送Start/Stop C om m andと実際の動作のタイミング
下図のように、Isochronous Start/Stopコマンド (CSR F0F00614h: ISO _EN ) をカメラのCSRに設定し
てから実際の画像データのIsochronous転送がStart/Stopするまでに、最短で約1Vかかります。(VD はカメラ
内部の基準信号で、外部からは観測できません。)
また、Isochronous転送のStart/StopはFram e単位で行われます。1画面の途中でIsochronous転送がStart/
Stopすることはありません。したがって、1画面転送するのに時間がかかる低Fram e Rateを選択していると、
Isochronous Stopの実行時間は長くなる場合があります。
Isochronous出力の
準備を行う
この区間でIso Start設定
VD
1V = 33.33ms
画像読み出し
Isochronous転送開始
Isochronous
Isochronous Startの場合
Isochronous停止の
準備を行う
この区間でIso Stop設定
VD
1V = 33.33ms
画像読み出し
この区間からIsochronous停止
Isochronous
Isochronous Stop (30Fram e/s) の場合
Isochronous停止の
準備を行う
この区間はまだ1Frame分の画像データを
送っている最中なので停止できない
この区間でIso Stop設定
VD
この区間からIsochronous停止
Isochronous
Isochronous Stop (7.5Fram e/s) の場合
24
DFW-V500
DFW-VL500
コマンド設定と動作タイミング
Shutter (CSR F0F0081Ch) を長時間露光モードに設定している場合は、Isochronous Startにおいて前記
の遅延に加えて最大で露光時間分、コマンドの実行が遅れる場合があります。
Isochronous出力の
準備を行う
この区間でIso Start設定
VD
SG
4Frame露光
画像読み出し
Isochronous
この区間からIsochronous出力
Isochronous出力の
準備を行う
この区間でIso Start設定
VD
SG
4Frame露光
4Frame露光
画像読み出し
まだ画像読み出し
できない
Isochronous
この区間からIsochronous出力
Isochronous Start (露光時間4Fram e) の場合
25
DFW-V500
DFW-VL500
コマンド設定と動作タイミング
Shutter (CSR F0F0081Ch) を長時間露光モードに設定している場合は、Isochronous Stopにおいても前
記のコマンドの実行遅延が発生します。
Isochronous停止の
準備を行う
この区間からIsochronous
停止が有効になる
この区間でIso Stop設定
VD
SG
4Frame露光
画像読み出し
画像読み出し
Isochronous
この区間のIsochronous出力は
停止できない
Isochronous停止の
準備を行う
この区間からIsochronous
停止が有効になる
この区間でIso Stop設定
VD
SG
4Frame露光
画像読み出し
画像読み出しは
起こらない
Isochronous
Isochronous Stop (露光時間4Fram e) の場合
26
DFW-V500
DFW-VL500
コマンド設定と動作タイミング
O ne Shot C M D と実際の動作のタイミング
下図のように、O ne Shotコマンド (CSR F0F0061Ch) をカメラのCSRに設定してから実際のIsochronous
転送が開始されるまでに、最短で約1Vかかります。
(VD はカメラ内部の基準信号で、外部からは観測できません。)
Isochronous出力の
準備を行う
この区間でOne Shot設定
VD
1V = 33.33ms
この区間で露光
1Frameのみ
Isochronous転送開始
画像読み出し
Isochronous
Shutter (CSR F0F0081Ch) を長時間露光モードに設定している場合は、前記の遅延に加えて最大で露光時
間分、Isochronous転送開始が遅れる場合があります。
Isochronous出力の
準備を行う
この区間でOne Shot設定
VD
SG
4Frame露光
この区間で4Frame露光
画像読み出し
まだ画像読み出し
できない
Isochronous
O ne Shot (露光時間4Fram e) の場合
Shutter (CSR F0F0081Ch) を長時間露光モードに設定している場合は、O ne Shotコマンドを設定する以
前に露光開始した画像データを出力する場合があります。
Isochronous出力の
準備を行う
この区間でOne Shot設定
VD
SG
4Frame露光
画像読み出し
Isochronous
27
DFW-V500
DFW-VL500
コマンド設定と動作タイミング
O ne Shotコマンドを設定してからIsochronous転送による1Fram e分の画像データ出力が完了するまでの間
は、新たなO ne Shotコマンドを設定しないでください。
Isochronous出力の
準備を行う
この区間でOne Shot設定
VD
この間は新たなOne Shotコマンド設定禁止
SG
3Frame露光
1Frame分の
Isochronous出力完了
画像読み出し
Isochronous
Fram e Rate 7.5Fram e/s、3Fram eの長時間露光の場合
28
DFW-V500
DFW-VL500
コマンド設定と動作タイミング
外部トリガー信号と映像信号出力のタイミング関係
Trigger M ode (CSR F0F00830h) がO N に設定されている場合、カメラは外部トリガー信号を検出すると下
図のように露光を開始します。
Shutter com m and (CSR F0F0081Ch) によって設定された露光時間を経過すると、次のVD 区間に保持し
ていた画像を出力します。(VD はカメラ内部の基準信号で、外部からは観測できません。)
外部トリガー信号を入力してから画像のIsochronous転送が終了するまでの間は、新しい外部トリガー信号を入
力しないでください。
VD
外部トリガー信号
1V = 33.33ms
Trigger
SG
露光時間
画像を保持
画像読み出し
露光完了
Isochronous出力
Isochronous
外部トリガー信号入力禁止
29
DFW-V500
DFW-VL500
コマンド設定と動作タイミング
Trigger M ode C om m andと実際の動作のタイミング
Isochronousによる動画出力中に、Trigger O N コマンドをカメラのCSR (F0F00830h) に設定してから外部
トリガー信号受け付け可能 (Trigger M ode) になるまでに、最短で約1Vかかります。(VD はカメラ内部の基準
信号で、外部からは観測できません。)
Isochronous転送中は外部トリガー信号の入力はできません。Isochronous転送が完了してから、外部トリガー
信号の入力を行ってください。
ここから外部トリガー信号
入力可能
この区間でTrigger ON設定
VD
SG
1V = 33.33ms
画像読み出し
画像読み出し
Isochronous出力停止
Isochronous
Fram e Rate 30Fram e/sの場合
ここから
外部トリガー信号
入力可能
この区間でTrigger ON設定
VD
SG
画像読み出し
画像読み出し
Isochronous
ここから外部トリガー信号
入力可能
この区間でTrigger ON設定
VD
SG
画像読み出し
Isochronous
Fram e Rate 7.5Fram e/sの場合
30
DFW-V500
DFW-VL500
コマンド設定と動作タイミング
下図のように、Trigger O FFコマンドをカメラのCSR (F0F00830h) に設定してから通常の動画転送動作に
なるまでに、最短で約1Vかかります。(VD はカメラ内部の基準信号で、外部からは観測できません。)
Isochronous
動画出力準備
この区間でTrigger OFF設定
VD
1V = 33.33ms
動画露光開始
SG
画像読み出し
Isochronous動画出力開始
Isochronous
1 画面転送するのに時間がかかる低Fram e R ateを選択していると、T rig g er O FFを実行した時点で
Isochronous転送が完了していない場合があります。このときは転送完了してから、通常動画の出力を開始しま
す。
この区間でTrigger OFF設定
VD
SG
外部トリガー信号による画像読み出し
Isochronous動画出力開始
Isochronous
外部トリガー信号によるIsochronous出力
低Fram e Rateで画像出力中にTrigger O FFを設定した場合
長時間露光中にTrigger O FFを設定した場合は露光を中断し、通常動画モードで再度露光を開始します。
ここで露光を一時中断する
この区間でTrigger OFF設定
VD
Trigger
露光時間
露光
露光再開
SG
外部トリガー信号による
画像読み出し
Isochronous
外部トリガー信号によるIsochronous出力
Isochronous動画出力開始
長時間露光中にTrigger O FFを設定した場合
31
DFW-V500
DFW-VL500
シャッターについて
1フレーム以下の露光時間の場合
カメラ内部でVD が連続発生し、それに同期して映像信号がIsochronous転送によって出力されます。(VD はカ
メラ内部の基準信号で、外部からは観測できません。)
もし、CSR F0F00600h Current Fram e Rateにおいて30Fram e/sよりも低速のフレームレートを選択す
ると、本来30Fram e/sで出力する画像データをフレーム単位で間引き、所定のフレームレートで送ります。
VD
SUB
露光
露光
画像読み出し
映像信号出力
露光
画像読み出し
映像信号出力
露光
画像読み出し
映像信号出力
露光
画像読み出し
映像信号出力
SG
画像読み出し
映像信号出力
Isochronous
フレームレート30Fram e/sの場合
VD
SUB
SG
露光
露光
露光
露光
露光
画像読み出し
画像読み出し
画像読み出し
映像信号出力
Isochronous
映像信号出力
映像信号出力
フレームレート15Fram e/sの場合
VD
SUB
SG
露光
露光
露光
露光
露光
画像読み出し
画像読み出し
映像信号出力
Isochronous
映像信号出力
フレームレート7.5Fram e/sの場合
32
DFW-V500
DFW-VL500
シャッターについて
映像信号がIsochronous転送によって出力されるタイミングは、下図のようになります。
実際には、1394バス上のタイミングの基準となるパケットとカメラのVD が非同期であることや1394バスに
他の機器が接続されるとカメラがバスを100% 占有できなくなる、等の理由により、下図の出力タイミングは変
動します。
VD
SUB
SG
Isochronous
映像信号出力
A
B
C
Video M ode
Fram e Rate
A [m s]
―
B [m s]
―
C [m s]
―
3.75
7.5
15
3.1
3.1
3.1
2.3
2.3
2.3
2.3
1.9
1.9
1.9
1.9
1.9
1.9
1.9
1.9
120
60
13.3
6.7
0
30
30
3.3
3.75
7.5
15
240
120
60
26.6
13.3
6.7
1
2
3
30
30
3.3
3.75
7.5
15
240
120
60
26.6
13.3
6.7
30
30
3.3
3.75
7.5
15
240
120
60
26.6
13.3
6.7
30
30
3.3
33
DFW-V500
DFW-VL500
シャッターについて
1フレームを超える露光時間の場合
1フレーム (1/30sec) を超えるシャッタースピードを設定した場合も、露光完了時のVD から映像信号出力ま
での時間 (A区間) と1フレーム分の映像信号をIsochronous転送するのに必要な時間 (B区間) は、前項と同じ
です。ただし、露光中は信号出力がありませんので、実際のフレームレートはCSR F0F00600h Current
Fram e Rateにおいて指定した値より低くなる場合があります。
VD
SG
露光時間
画像読み出し
画像読み出し
Isochronous
画像信号出力(3フレームおきの出力なので、フレームレートは10Frame/s)
露光時間3フレーム、フレームレート30Fram e/sの場合
VD
SG
露光時間
画像読み出し
画像読み出し
Isochronous
画像信号出力(3フレームおきの出力なので、フレームレートは10Frame/s)
露光時間3フレーム、フレームレート15Fram e/sの場合
VD
SG
露光時間
無効な読み出し
画像読み出し
画像読み出し
Isochronous
画像信号出力(6フレームおきの出力なので、フレームレートは5Frame/s)
露光時間3フレーム、フレームレート7.5Fram e/sの場合
34
DFW-V500
DFW-VL500
ホストアダプターカードD FW A -400
ホストアダプターカードD FW A-400は、IBM PC/AT互換機のPCIバススロットに搭載し、IEEE1394高速シリア
ル・バス・インターフェース機能を提供します。
特長
PC Iインターフェース部
PCI Short Card (5V, 32-bit) に準拠
PCI Local Bus Rev2.1に準拠
PCI Bus M aster機能をサポート
PCI Bus D M A転送機能をサポート
IEEE1394インターフェース部
100M , 200M , 400M ビット/秒の高速転送が可能
AsynchronousとIsochronous転送をサポート
Isochronousサイクルマスター機能をサポート
カメラモジュール接続用6ピンコネクター3個を装備
パーソナルコンピューター (PC ) の推奨スペック
プロセッサー
: Pentium 500M H z以上
空きメインメモリー : 40M B以上
ビデオメモリー
表示モード
拡張スロット
O S
: 8M B以上
: 1280×1024が表示可能であること
: PCIバスの空きスロットがあること
: W indow s* 98またはW indow s* N T4.0
ご注意 : D FW A -400を接続するコンピューター本体ならびに周辺装置の注意事項、取り扱い方法については
各機器のマニュアルなどをご覧ください。
* W indow sは、米国M icrosoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
注) Zenkum an (カードに記載) は株式会社テクノスコープの登録商標です。
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DFW-V500
DFW-VL500
ホストアダプターカードD FW A -400
主な仕様
I/F規格
: IEEE1394-1995スタンダード準拠
: 3ポート
ポート数
電源電圧
動作温度
外形寸法
コネクター
: +5V, +12V
: 10~35℃ (結露のない状態で)
: 107×138m m
IEEE1394 : IEEE1394 6ピンコネクター準拠
外部供給電源 : 176153-4 (AM P) 相当品
付属品
: セットアップディスク (1)、取扱説明書 (1)
ボードレイアウト
CN4
CN 1, 2, 3
CN 4
: IEEE1394 6ピンコネクター
: 外部供給電源コネクター
CN3
CN2
CN1
PCIカードエッジ : 124ピンPCILocalBusコネクター
PCIカードエッジ
ピンアサイン
IEEE1394 6ピンコネクター
外部供給電源コネクター
ピン番号
信号名
ピン番号
信号名
1
2
3
4
2
1
4
3
6
5
1
2
3
4
5
6
VP
1
2
3
4
+12V
GND
VG
TPB*
TPB
TPA*
TPA
GND
+5V (未使用)
外部供給電源コネクターの用途
CN1, CN2, CN3すべて共通です。
PCIバスより供給できるIEEE1394バス用の電源供
給能力は0.5A程度ですが、それ以上の供給能力を必
要とする場合には別途に電源分岐ケーブルを使用
し、FD D 用電源ソケットをこのコネクターに接続す
ることにより最大1 .5 A まで供給することができま
す。(例: 実装コネクター176153-4 (AM P))
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DFW-V500
DFW-VL500
ホストアダプターカードD FW A -400
ホストアダプターカードの取り付け
ご注意 : ホストアダプターカードをコンピューターに取り付ける前に、必ず付属のセットアップディスクのソ
フトウェアをインストールしてください。起動時にコンピューターがフリーズすることがあります。
(1) コンピューターを立ち上げた後で、本体に付属しているフロッピーディスクをフロッピーディスクドラ
イブに挿入します。
(2) “マイコンピュータ”を開き、フロッピーディスクドライブを選択します。
(3) Readm eJ.txtを開きます。
(4) Readm eJ.txtを参照しながら、ソフトウェアをインストールします。
(5) インストールが終了したら、フロッピーディスクを取り出し、W indow sをシャットダウンしてコン
ピューターの電源を切ります。
(6) コンピューターの電源ケーブルをコンセントから抜きます。
ご注意 : コンピューターの電源ケーブルをコンセントから抜かないと、コンピューターおよびホストアダプ
ターカード双方の故障の原因となることがあります。
(7) コンピューターのケースを開けて、PCIバススロットのカバーを取り外します。
(8) ホストアダプターカードをPCIバススロットにしっかりと押し込み、ネジ止めします。
ご注意 : 取り付けるスロットの位置を確認し、カードのPC Iカードエッジを下向きにして、カードがス
ロットと平行になるように取り付けてください。
コンピューターの機種によっては、取り付けにやや力が必要な場合があります。カチッと音がす
るまで、まっすぐにしっかりとカードを差し込んでください。
うまく取り付けられないときは、いったんカードをコンピューターから取り外し、もう一度取り
付け直してください。
コンピューターによってはネジを使用しない機種もあります。
(9) コンピューターのケースを元に戻します。
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DFW-V500
DFW-VL500
ホストアダプターカードD FW A -400
ドライバーのセットアップ
注意事項
(1) W indow s 98を使用しているPC へD FW A -400をインストールする際の注意
D FW A-400は、W indow s 98標準搭載のデバイスドライバーでは動作しません。
D FW A-400をこのドライバーで動作させようとした場合、PCが暴走してしまいます。これを防ぐため
に、D FW A-400をPCへインストールする前に、W indow s 98標準搭載のデバイスドライバーをロード
されないようにする必要があります。
そのため、ドライバーセットアップ (W indow s 98の場合) に記載されている下記操作手順を、必ずお
守りください。
操作手順を守らずに基板を導入した場合、正常に動作しません。
(2) 同梱されたソフトに関する注意
同梱されたフロッピーディスク (以下FD と省略) に含まれているドライバーおよびデモソフトは、
W indow s 98とW indow s N T4.0のみ対応しています。それ以外のO Sでは動作しません。
また、ドライバーおよびデモソフトで生じたお客様のハードウェアおよびソフトウェアの不具合, 損害
につきましては、ソニー (株) は保証いたしません。
デモソフトは、W indow s 98とW indow s N T4.0で共通に使用できます。
デモソフトは、ソニー製IEEE1394デジタルカメラであるD FW およびXCD シリーズ*のみ動作可能で
す。
ソニー製であってもデジタルハンディカムは動作しません。
デモソフトはD FW -V300使用時、一部のビデオモードで正常動作しない場合があります。
デモソフトの使用中に正常動作しなくなった場合は、デモソフトの終了, カメラのケーブルの抜き差し
を行い、再度デモソフトを起動してください。
デモソフトで表示可能なカラーモードは、24bitまたは32bitです。それ以外のカラーモードはサポー
トされていません。
PCの性能 (CPU クロック, 搭載メモリー等) が十分でない場合、デモソフトが正常に動作しない場合
があります。
*ソニー製IE E E 1 3 9 4 デジタルカメラD FW およびX C D シリーズは、D FW -V 3 0 0 , D FW -V 5 0 0 ,
D FW -VL500, XCD -SX900, XCD -X700, D FW -SX900, D FW -X700を示します。(CCM -D S250は動
作しません。)
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DFW-V500
DFW-VL500
ホストアダプターカードD FW A -400
ドライバーセットアップ
<W indow s 98の場合>
(1) D FW A-400をPCにインストールせずにPCの電源を入れ、W indow sを起動してください。
(2) FD に収録されている¥Setup98¥Setupを起動してください。
(3) FD を取り出した後にW indow sを終了し、PCの電源を切ってください。
(4) D FW A-400を、空いているPCIスロットにインストールしてください。
(5) PCの電源を入れ、W indow sを起動してください。
(6) W indow sのPlug & Play機能により、D FW A-400が認識されます。その際に使用するドライバーは、
FD 内の¥Setup98¥D river¥SonyPFW .infを選択してください。
(7) 正常にドライバー (SonyPFW ) がインストールされるとPCの再起動の指示が出ますので、FD を取り出
した後にPCを再起動してください。
<W indow s N T4.0の場合>
(1) PCの電源を入れ、W indow sを起動してください。
(2) FD 内の¥SetupN T¥Setup.exeを実行してください。(自動的にインストーラーが起動します。)
(3) インストールが完了するとPCの再起動の指示が出ますが、“N o, I w ill restart m y com puter later”
を選択してください。
(4) FD を取り出した後にW indow sを終了し、PCの電源を切ってください。
(5) D FW A-400を空いているPCIスロットにインストールしてください。
(6) PCの電源を入れ、W indow sを起動してください。
以上で、ドライバーのセットアップは終了です。
デモソフトセットアップ
W indow s 98, W indow s N T4.0共に、FD 内にある¥D em o¥D fw nt.exeを適当なディレクトリーにコピーし
てください。
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DFW-V500
DFW-VL500
お客様各位
このたびはXCシリーズ, XCD シリーズ, D FW シリーズカメラをお買い上げいただき誠にありがとうございます。
末永くお使いいただくためにお買い上げ後のサービス, 保証範囲等については以下の保証規定とさせていただきます。
内容につきご理解の上ご使用くださいますようお願い申し上げます。
なお、この保証規定の対象は日本国内にてご購入いただいた製品に限らせていただきます。
保証規定
XC カメラシリーズ/XC D カメラシリーズ/D FW カメラシリーズ
正常な使用状態で故障した場合は、以下の条件で無償修理をお受け致します。
<無償修理期間>
お客様ご購入後3年です。
ご購入時期が不明な場合は、シリアルN o (生産時期) から判断させていただくことがあります。
ただし、シリアルN o (カメラ底部にラベル表示) がなく、ご購入時期が不明な場合は有償修理となります。
<無償修理の対象範囲>
標準カメラ*およびお客様のご要望に合わせ、弊社責任において特別に改造をお受けした製品 (納入仕様書発行済
みのもの) のみとさせていただきます。
*標準カメラについて
弊社出荷時のままでお使いのもの、あるいはカタログ,取扱説明書,ユーザーズガイド等に示す設定変更のためのスイッチ
および半田ランドショート/オープン切り換えをお客様にて変更されたものを含みます。
<無償修理の対象外範囲>
1)お客様での設定変更時のミスによるものや、お客様改造品 (カメラのEEPRO M データ変更も対象となります)
2)火災, 地震, 風水害, 落雷, その他の天変地変、公害, 塩害, 異常電圧などによる故障および損傷
3)製品の点検清掃、または製品の性能を維持するための定期的な調整や保守的作業を行った場合
<弊社瑕疵によるものについて>
1) 保証期間に関わらずその状況により対応させていただきます。ただし、カメラ単体についてのみとし、カメラ
不良により波及すると考えられるお客様のシステムについては保証対象外です。
2)故障、その他による営業上の機会損失等の補償は致しかねます。また、ソフトウェア, データベースの消去、
破損等の補修または補償も致しかねますのでご了承ください。
◎製品の寿命について
製品の中には有寿命品として定期交換, 点検の必要なものがあり、使用環境, 条件により寿命が大きく異なります。
長時間使用される場合には、定期点検をお勧めします。下記に例を示しますが、詳しくは営業担当にお問い合わせください。
• 電解コンデンサー
• 駆動部品であるモーター*(フォーカスモーター,ズームモーター, アイリスモーター)
*レンズ部を持つ商品のみに適用
<修理依頼方法>
1)お買い上げ店の担当者にお申し付けください。なお、修理のご用命の際はできる限り具体的にその不良症状/
条件もお知らせください。お客様からの情報は修理期間の短縮化に大変役立ちます。
2) 無償修理期間経過後の修理およびお客様改造品については、修理可能なものに限り有償にてお受け致します。
<修理対応期間>
上記カメラ、XCカメラシリーズ/XCD カメラシリーズ/D FW カメラシリーズにおける、販売終了後の修理対応期
間は、原則7年間とさせていただきます。
ソニー株式会社
コミュニケーションシステムソリューションネットワークカンパニー
イメージアクウィジション事業部イメージアクウィジション企画部販売推進1課
Tel:046-230-5594
Fax:046-230-6780
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DFW-V500
DFW-VL500
お客様各位
このたびはD FW A-400ホストアダプターカードをお買い上げいただき誠にありがとうございます。
末永くお使いいただくためにお買い上げ後のサービス,保証範囲等については以下の保証規定とさせていただきます。
内容につきご理解の上ご使用くださいますようお願い申し上げます。
なお、この保証規定の対象は日本国内にてご購入いただいた製品に限らせていただきます。
保証規定
D FW A -400ホストアダプターカード
正常な使用状態で故障した場合は、以下の条件で無償にてホストアダプターカードのお取り替えをお受け致します。
<無償お取り替え期間>
お客様ご購入後3カ月です。
ご購入時期が不明な場合は、シリアルN o (生産時期) から判断させていただくことがあります。
ただし、シリアルN oがなくご購入時期が不明な場合は、取り替えはお受けできません。
<無償お取り替えの対象範囲>
D FW A-400ホストアダプターカードハードウェア部分に限らせていただきます。
<保証の対象外範囲>
1)お客様改造品
2)火災, 地震, 風水害, 落雷, その他の天変地変、公害, 塩害, 異常電圧などによる故障および損傷
3) 同梱されたフロッピーディスクに含まれているドライバーおよびデモソフトで生じた、お客様のハードウェア,
ソフトウェアの不具合, 損害
<弊社瑕疵によるものについて>
1) 保証期間に関わらずその状況により対応させていただきます。ただし、ホストアダプターカード単体について
のみとし、ホストアダプターカード不良により波及すると考えられるお客様のシステムについては保証対象外
です。
2)故障、その他による営業上の機会損失等の補償は致しかねます。また、ソフトウェア, データベースの消去、
破損等の補修または補償も致しかねますのでご了承ください。
<取り替え依頼方法>
お買い上げ店の担当者にお申し付けください。なお、製品お取り替えのご用命の際はできる限り具体的にその不
良症状もお知らせください。
ソニー株式会社
コミュニケーションシステムソリューションネットワークカンパニー
イメージアクウィジション事業部イメージアクウィジション企画部販売推進1課
Tel:046-230-5594
Fax:046-230-6780
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本資料の掲載内容は、改良などにより予告なく変更することがあります。
CCD COLOR DIGITAL
CAMERA MODULE
DFW-V500
DFW-VL500
ソニー株式会社
コミュニケーションシステムソリューションネットワークカンパニー
イメージアクウィジション事業部イメージアクウィジション企画部販売推進1課
〒243-0014 神奈川県厚木市旭町4-14-1 Tel:(046)230-5594 Fax:(046)230-6780
仕様は、予告なく変更される場合がありますが、ご了承下さい。
Sony on line
01A
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